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タコメーターを後付けしたい。電気式なら自分でも簡単

この記事は約 13 分で読めます。

デジタルメーターは時計機能付きが多いです。
管理人のヒキです。 
 
今日はタコメーターの後付けについて 
お話をしたいと思います。 
 
エンジンの回転数を知るタコメーター。 
 
無くても走れる装備ですから 
付いていない車種もあります。 
 
車両価格を下げるために 
余分な装備は削られるのでしょう。 
 
 
そんな装備ですが 
あったら便利なこともあります。 
 
社外品のタコメーターを 
後付けはできるのでしょうか? 

まず結論から言うと電気式なら 
簡単に取り付けできます。

 
汎用品は大きく分けて2種類。 
 
電気式と機械式があります。 
 
タコメーターがない車両に 
後付けをするなら電気式が簡単。 
 
一般的な電気式の取り付け方法を 
お伝えしますね。

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タコメーターを後付けしたい

電気式なら取り付け簡単

電気式のタコメーターなら 
取り付けは簡単です。 
 
基本的な配線は3本。 
 
電源のプラスとマイナス。 
 
回転数を拾う配線。 
 
この3本です。

電源の配線

電源はヒューズ電源などを使い 
キースイッチ連動にしておきましょう。 

ヒューズ電源
 
ヒューズを差し替えるだけで使えます。 
 
電源関係はこちらの記事も 
参考にしてみてください。

バイクのアクセサリー電源はヒューズからとりだすと簡単
バイクのアクセサリー電源はヒューズからとるのが楽な方法です。電気の知識がなくてもキースイッチに連動した仕組みを作れます。バッテリーから直接だとスイッチの切り忘れが怖いです。電装品取付になれるまでバイクのアクセサリー電源はヒューズからとりましょう。

マイナスはバッテリーでも 
ボディアースでも大丈夫です。 
 
繋ぎやすいほうを利用しましょう。 
 
ボディアースについては 
こちらの記事も参考にしてみてください。

ボディアースの取り方は?使える場所を見つける方法
ボディアースの取り方は難しいのでしょうか?電装品を自分で取り付けようと思ったら、マイナスをどこにつなぐか考える必要があります。バッテリーまで伸ばしても動作しますが、配線の取り回しは大変になります。ボディアースの取り方を覚えて作業を楽にしましょう。

回転数の検出

回転数の検出は電源より簡単。 
 
プラグコードに巻き付けたり 
イグニションコイルに 
割り込ませたりします。 
 
エンジンから伸びるプラグコード。 
プラグに差してあるコードです。
 
ここに配線を巻き付ける方法が一つ。 
 
タコメーターに巻き付けるための配線が 
付属していれば簡単にできる方法です。 
 
 
もう一つはイグニションコイルに 
割り込ませる方法。 
 
プラグコードをたどっていくと 
箱状の部品があります。 
赤丸が繋がっています。
 
ここには電気の配線があるのですが。 
前画像左上の赤丸部分です。
 
ここにタコメーターの配線を 
割り込ませる方法もあります。 
配線が外せます。
 
端子に取り付けられる配線が 
付属していれば差し込むだけです。 
 
 
両方の配線が付属しているなら 
端子に差し込むほうが 
誤作動は少ないと思います。 
 
プラグコードに巻き付ける方法は 
別の場所に触れたりすると 
誤作動する場合も。 
 
誤作動したところで 
走りに影響はないですけどね。 
 
どちらの方法も簡単ですから 
作業のしやすい方法を選びましょう。

設定

配線が完了したら設定も必要です。 
 
2ストか4ストの選択。 
 
・・・今は2ストなんて設定が 
無いかもしれませんが。 
 
あとは気筒数の選択をすれば 
設定終了です。 
 
 
要は点火のために 
プラグに通電した回数から 
エンジン回転数を数える仕組み。 
 
この設定を間違うと回転数が 
実際と合わなくなります。 
 
回転数は表示されるけど 
過大や過小だと思ったら 
設定を確認してみましょう。 
 
あとは見やすい位置に 
メーターを固定すれば作業終了です。 
 
お疲れさまでした。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
タコメーターの後付けについて 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・基本的な配線は3本 
 
・数値がおかしいと思ったら設定を確認

 
タコメーターは 
必須の装備ではありません。 
 
絶対に必要なら 
標準装備されていますからね。 
 
でもあれば活用できるのも確かです。 
 
 
特に小排気量車。 
 
パワーがないから 
エンジンを回すことも多くなります。 
 
そんな時こそ 
タコメーターが欲しいのですが。 
 
 
車両価格が安いのも 
小排気量車の魅力の一つ。 
 
価格を抑えるためなのか 
省かれている装備だったりします。 
 
 
原一だと普通に走っているだけでも 
高回転になります。 
 
法定速度なら問題ありませんが 
きれいごとを言うつもりはありません。 
 
それが何回転くらいなのか。 
 
自分が常用する回転域を知っていれば 
メンテナンスの参考にもなります。 
 
同じ走行距離だとしても 
常用する回転数が違えば 
部品の劣化具合も変わりますよね。 
 
 
高回転だとオイルはもちろん 
ベアリングなどの劣化も早いでしょう。 
 
あまりに高い回転数なら 
ギア比を変えるなどの選択肢も有ります。 
 
自分の現状を知るためにも 
タコメーターは活用できます。 
 
 
無くても走れるのがタコメーター。 
 
でも後付け用の製品が作られるほど 
需要があるのも事実。 
 
活用方法は人それぞれですが 
取り付けは簡単。 
 
気になるなら 
試してみる価値はありますよ。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
オフ車を新車で買ったときに 
タコメーターを後付けしました。 
 
一番の理由は 
慣らし運転に使いたかったから。 
 
もちろんその後も活用できますが。 
 
取り付けるまでは回転数を 
上げないように乗っていました。 
 
でもタコメーターがないと 
実際の回転数は分かりませんからね。 
 
取り付け後に分かったことですが 
かなりの低回転で乗っていました。 
 
 
ネット通販が一般的ではなかった時代。 
 
用品店に注文して 
取り寄せた事を覚えています。 
 
 
慣らし運転自体が 
必要ないなんて意見もありますが。 
 
どちらが正しいか僕には分かりません。 
 
少なくとも慣らしをして 
機械的悪いことは無いでしょう。 
 
そう思ってやりました。 
 
 
でも慣らし運転をするのは 
中間排気量だけです。 
 
原一だと遅すぎて 
低回転で走っていられません。 
 
モンキーは中古で購入ですが 
走行距離は100km台。 
 
距離的には慣らしが必要な距離ですが 
気にしないことにしました。 
 
 
逆に大型だと 
回す必要がありません。 
 
一速でも高回転まで回せば 
法定速度を簡単に超えますから。 
 
大型バイクならタコメーターは 
標準装備だと思いますが 
慣らしには必要ありませんでした。 
 
 
慣らし以降は 
ギアの確認にも使えています。 
 
オフ車にシフトインジケーターなんて 
ついていませんから 
ギアポジションは目で確認できません。 
 
2ストなので一般道だと3速か4速。 
 
どっちだったか分からなくなったら 
速度と回転数を見ます。 
 
 
LANZAの場合は3速が 
速度×100の回転数とほぼ一緒。 
 
時速50kmなら5000回転。 
 
時速35kmなら3500回転。 
 
デジタルメーターなので 
下二桁は細かく気にしません。 
 
 
ぱっと見て数字がそろっていれば3速。 
 
速度の方が大きければ4速。 
 
そんな判断ができます。 
 
ギアポジションが分からないバイクなら 
速度と回転数の関係を一つ覚えておくと 
走りやすくなりますよ。 
 
 
無くても走れるタコメーター。 
 
必要だと思ったら後付けも簡単ですから 
試してみませんか?