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ホイールベアリングの交換作業。必要な工具や方法は?

この記事は約 16 分で読めます。

ベアリングは寿命が長くても消耗品です。
管理人のヒキです。 
 
今日はホイールベアリング交換について 
お話をしたいと思います。 
 
消耗品の中では寿命が長いベアリング。 
 
数万キロ単位で使えるのが普通です。 
 
頻繁にバイクを乗り換えるなら 
交換したことがない人もいるでしょう。 
 
それくらい長寿命ですが 
走るためには重要な部品。 
 
走行中に破損したら 
危険な状況になるでしょう。 
 
点検方法は簡単。 
 
センタースタンドなどで車輪を浮かして 
タイヤを動かしてみれば分かります。 
 
特に左右。 
 
車輪は本来左右には動きません。 
 
それが動くと言うことは 
ベアリングが摩耗や破損している証拠。 
 
すぐに交換したほうが良い状況です。 
 
お店に依頼するのが確実ですが 
当然費用がかかります。 
 
部品代だけなら安いベアリング。 
 
自分で交換することは 
できるのでしょうか? 

まず結論から言うと一般的な仕組みなら 
ホイールベアリングの交換方法は 
難しくありません。

 
古い部品を外して 
新しい部品を入れるだけ。 
 
専用工具がないと 
苦労するかもしれませんが。 
 
 
なんて書くと難易度の低い 
整備のように思えますが。 
 
突き詰めると相当深い作業です。 
 
ホイールの回転抵抗などに 
直結する整備ですから。 
 
 
最初に断っておきますが今回の記事は 
街乗り、ツーリングなどの 
素人が遊びで使う前提です。 
 
レースで使いたいような人は 
信頼できるショップに 
作業を依頼してください。 
 
それを踏まえて必要な工具や作業方法を 
順番にお伝えしていきますね。

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ホイールベアリングの交換をしたい

必要な工具

必要な工具はベアリングプーラー。 

ベアリングプーラー 
 
 
個人が趣味で使う頻度を考えれば 
安くて多少精度が悪くても 
問題ないでしょう。 
 
内掛け可能な製品を選んでくださいね。 
 
 
使わないで外すことも 
できないわけでは無いですが。 
 
そのための道具を探したり 
苦労する時間の方が高くつくと思います。 
 
安い製品なら3千円程度。 
 
お店に交換作業を 
依頼することを考えれば 
十分安い価格です。 
 
交換作業を自分でやるなら 
ベアリングプーラーだけは 
買っておきましょう。 
 
 
ベアリングの圧入にも 
便利な工具はありますが。 
 

ベアリングレースシールドライバー 
 
こちらは無くてもなんとかなります。 
 
あれば便利なのは確かですから 
今後の作業回数や予算を考えて 
購入するかどうか決めましょう。

交換作業方法

 
作業方法ですが 
プーラーを使えば簡単に外せます。 
プーラーを使えば抜き取りは簡単
 
ベアリングの中で工具を広げて 
動かないようにして引き上げる。 
少しずつ浮き上がってきて・・・
 
仕組みは単純ですが効果は絶大。 
無事に取れました。
 
CRC5-56などの浸透潤滑剤を 
外周に吹いておけば 
簡単にベアリングが外せます。 
 
 
反対側も同様に外しても良いのですが。 
 
 
適当な太さ、長さの物があれば 
上から叩くとさらに素早く 
簡単に外せます。 
適当な長さ、太さがあれば・・・
 
ホイールの中にディスタンスカラーが 
入っています。 
 
外してから作業しましょう。 
下に叩けば抜けます。
 
 
取り付けも簡単です。 
 
ホイールベアリングは 
本来圧入するのですが。 
 
現実的には叩く場合が多いでしょう。 
 
プレス機があるなら 
圧入すれば良いですが。 
 
無い場合は叩いて入れることになります。 
 
 
ホイールと接する外周部分に 
力を加えるのが基本です。 
 
よくある方法の一つが 
同じサイズのソケットを使う方法。 
ベアリングの外周と同じ大きさのソケットがあれば・・・
 
ソケットをかぶせて 
上からゴムハンマーなどで叩きます。 
かぶせて叩けば入ります。
 
水平に入るように軽く叩いて 
少しずつ入れるのがコツです。 
 
斜めに入ると最悪の場合 
アクスルシャフトが通らなくなります。 
 
ホイールにストッパーがあれば 
そこまでベアリングを挿入しましょう。 
 
 
ベアリングレースシールドライバーは 
ここで使います。 
専用工具を使えばより確実。
 
面で押すので均一に力がかけやすいです。 
軽く叩いて圧入します。
 
 
大きなソケットは安物でも 
数百円はします。 
 
複数買いそろえるくらいなら 
ベアリングレースシールドライバーを 
買うほうが安上がりだと思いますよ。 
 
ベアリングレースシールドライバー 
 
 
片側が入ったら反対側も同様に。 
無事に取り付けできました。
 
ディスタンスカラーを 
入れ忘れないようにしましょう。 
 
 
ホイールの両側に 
ストッパーがあれば簡単なのですが。 
 
片側にしか無い場合もあります。 
 
この場合はディスタンスカラーで 
調整することになります。 
 
 
ストッパーがある方のベアリングを 
先に取り付けます。 
 
左側の場合が多いですが 
しっかり確認しましょう。 
 
 
反対側はディスタンスカラーで 
調整します。 
 
ディスタンスカラーを 
ベアリングで挟むことになるのですが。 
 
ホイールを直立させても 
ディスタンスカラーが落ちない。 
 
だけど手で触れば動かせる。 
 
これくらい微妙な位置に 
取り付けることになります。 
 
 
ベアリングの取り付け時は 
ホイールを横にして作業しますよね。 
 
車体に取り付けるときは直立状態。 
 
ベアリングで挟まないと 
ディスタンスカラーがホイール内で 
下に落ちてしまいます。 
 
 
だからと言って落ちないように 
しっかりベアリングで挟むのも問題です。 
 
 
アクスルシャフトは 
ベアリングとディスタンスカラーを 
貫くことになります。 
 
それぞれの穴の位置がズレると 
シャフトを貫通できません。 
 
だからカラーは動かせないと 
ホイールを車体に取り付けるときに 
穴位置が合わないかもしれません。 
 
 
こんな微調整の時も 
ベアリングプーラーは活躍します。 
 
本来は打ち込むときに 
入れすぎないようにするのですが。 
 
入れすぎた場合でも 
プーラーで微調整ができます。 
 
 
プーラーはナットを締め込んで 
ベアリングを抜き取ります。 
 
ナットの締め具合を1/8回転くらいで 
様子を見ると調整しやすいですよ。 
 
 
ボルト、ナットのネジ山の幅は 
ピッチと言って規格があります。 
 
バイクに使われる太さのボルトなら 
ピッチが1~1.5あたりが一般的。 
 
仮にピッチが1.5なら 
一回転で1.5ミリ動きます。 
 
1/8回転なら0.2ミリ弱。 
 
経験的に多すぎず、少なすぎずない 
数値かなと思っています。 
 
 
ピッチは一般的なボルトの話で 
多条ねじと呼ばれる例外もあります。 
 
バイクに使われるようなことは 
無いと思いますが。 
 
その場合でも自分で回転数を決めれば 
微調整がやりやすいですよ。 
 
ベアリング交換自体はこれで作業終了。 
 
後はホイールを車体に取り付ければ 
無事に完成です。 
 
お疲れさまでした。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
ホイールベアリングの交換について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・ベアリングプーラーがあると簡単 
 
・ベアリングレースシールドライバーも 
資金に余裕があるならおすすめ

 
最初にお伝えしましたが 
あくまで街乗り、ツーリングなどで 
普通に乗ることを想定した作業方法です。 
 
ベアリングの交換自体は簡単ですが。 
 
調整は気をつかう作業です。 
 
レーサーだったら回転抵抗は 
タイムに直接影響する部品。 
 
突き詰めればアクスルシャフトの 
締め付けトルクなども関係してきます。 
 
アクスルシャフトを締め付ければ 
ベアリングも押されて 
ディスタンスカラーも押されます。 
 
ベアリングの内周と外周がズレて 
回転抵抗になる。 
 
そんなことも計算に入れて 
組み付けることになります。 
 
 
でも街乗りなら 
そこまで気を遣わなくても 
普通に乗ることはできます。 
 
実際僕は自分で交換して 
通勤用スクーターを維持しています。 
 
 
プロの作業に比べれば 
精度は当然悪いでしょう。 
 
そのせいでベアリングの寿命も 
短くなっているかもしれません。 
 
でもベアリング単体は 
数百円で買える部品。 
 
仮に寿命が半分になったとしても 
工賃でおつりが来ます。 
 
さすがにそこまで寿命の差は 
でないと思いたいですが。 
 
 
プーラーと打ち込み用工具を買っても 
数千円の単位。 
 
試しに一回やってみるだけでも 
工賃で元は取れる金額です。 
 
やってみてダメなら 
次からはプロに任せる。 
 
それでも惜しくないくらいの 
出費だと思います。 
 
 
自分でやるなら徹底的に 
こだわることだってできます。 
 
車体に取り付けて 
気に入らなければやり直し。 
 
そんなことだって 
工具さえあればできます。 
 
簡単に交換できるけれど 
走るには重要な部品。 
 
そんなホイールベアリングを 
自分で整備してみませんか?

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