ツーリングのトラブル対処法は?よくある事例を知っておく

ツーリング中のトラブルは
誰だって嫌ですよね。

せっかく立てたプランも
台無しになってしまいますし
余計なお金もかかったりします。

どんなトラブルが多いかを
事前に知っておけば
予防法や対処法も分かります。

タイヤのトラブルを例にとってみると

予防として

・空気圧の点検
・パンク修理剤を入れておく

対処法として

・工具(車載も含む)を充実させる
・パンク修理キットを持つ
・ロードサービスを調べておく
・他の交通手段を調べておく

などがあります。

順番に考えていきましょう。

ツーリング中にトラブルが起きないことが
最も良いですよね。

そのためには予防が大切です。

日常点検をしておくだけで
バイクの調子は違ってきますよ。

特に高速道路を走る前は
最低限タイヤの空気圧だけでも
しっかり調整しておきましょう。

タイヤの空気圧は高すぎても低すぎても
トラブルの元です。

一般道だと問題なかったとしても
高速道路だと負荷がかかります。

速度が全然違いますからね。

バイクでタイヤのトラブルは
そのまま転倒に直結します。

高速道路で転倒すれば
命を落とす事態になりかねません。

ここが車と違うところです。

車だったらタイヤがバーストしても
転倒はないですからね。

いくつか統計を見たことがありますが
バイクの事故率自体は
車と比べても極端に高くはないです。

が、事故の時の死亡率は高いです。

むき出しの体で乗っていますから
当然ですけどね。

パンクは防げなくても
バーストは防げます。

死亡事故を起こさないためにも
ツーリングの前は
日常点検をしておきましょう。

とはいえ先ほど書いたパンクのように
点検で防げないトラブルもあります。

そんな時にどうするのかも
事前に考えておきましょう。

自分である程度のことが出来るなら
車載工具を充実させておく。

車載ではなくて荷物として
使い慣れたものを持っていく。

自分ではやらないと割り切って
ロードサービスのことを調べておく。

その人知識や経験、考え方によって
対処法は変ってきます。

どの手段をとるかくらいは
決めておきましょう。

どうしたら良いか分からない人のために
具体的に考えてみます。

先ほど例であげたパンク。

ツーリング先で起きても
おかしくないトラブルです。

あなただったらどうしますか?

まず自分のバイクが
チューブタイヤかチューブレスなのか。

どちらかご存じですか?

知らない場合はまずそこから調べましょう。

それによって修理の手間や
持ち物もかわってきます。

チューブレスタイヤだったら
修理も簡単です。

パンク修理キットを買えば
普通のパンクなら直せます。

修理に自信がなければ
ガソリンスタンドでも
修理してくれるところが多いです。

すぐ走行不能にはなりませんから
ガソリンスタンドを目指すのも
良い方法かもしれません。

それでも不安ならロードサービスのことを
調べておきましょう。

連絡先や、修理してくれるのか
レッカー移動は何キロまで無料かなど
会社ごとに違いがあります。

チューブタイヤだと
修理の難易度が上がります。

未経験の場合は
あまりおすすめできません。

僕もオフ車はチューブタイヤですが
出先でパンク修理はやりたくないです。

家でならタイヤ交換もやるのですが。

出先だと工具も少ないですし
手が汚れても洗えないです。

それでもやってみようと思う人は
ツーリングに行く前に
家で試してみて下さい。

実際にタイヤからチューブを
取りだしてみましょう。

それを元に戻す作業が
どの程度で出来るか。

そうすれば必要な工具も分かりますし。

修理にはパッチとゴム糊も必要です。
紙ヤスリも一緒になった
セットとして売っています。

先ほども書いたように
手も洗えません。

汚れる作業ですから軍手と
ウェットティッシュもあると良いですね。

空気入れも忘れずに。

僕は出先で修理したくないので
工具以外の準備もしています。

パンク修理剤を
チューブの中に入れています。

パンクした時に
穴を塞いでくれるというものです。

ネットで調べてみると
効果がないという記事も見かけます。

僕自身はお世話になったことがないので
効果については何とも言えません。

どんな状況でパンクしたかで
違いもあるのでしょうね。

だから気休め程度に考えています。

効果があればラッキーくらいに。

チューブレスタイヤにも使えるのですが
やめた方が良いと思います。

長期間経つと
ホイールが錆びる場合があります。

中古で買ったスクーターが
そんな状況でした。

個別記事で画像を載せますが
タイヤが付いていると見えない部分が
ボロボロになっていました。

修理剤自体もガチガチでしたし。

何年経ったらそうなるのかは分かりません。

ですから長く乗りたいバイクなら
やめた方が良いです。

チューブタイヤならパンク修理剤が
ホイールには触れませんからね。

チューブ交換だけで済みます。

もしパンクをしたら
ホイールにも付着します。

帰宅後にパッチで修理をするついでに
ホイールも洗浄して
パンク修理剤を洗い流しましょう。

一例としてパンクの場合にどうするかを
考えてみました。

どうするのが最も良いかを決める
参考になりましたでしょうか?

自宅なら対処できることでも
ツーリング先のトラブルで
同じようにできるとは限りません。

例として書いたチューブタイヤは
オフ車に多いです。

ダートでパンクしたら
足場すら平らでないかもしれません。

色々なことを想定して
対処法も考えておきましょう。

かと言って臆病になりすぎる
必要もありません。

最悪バイクを現地に置いて
他の交通手段で帰ってこられます。

備えは必要ですが
何事も起きない方が多いです。

心配しすぎないで
楽しんで出かけましょう。

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