当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。

スポンサーリンク

バイクでキャンプに行く時の服装は?基本的な選び方

この記事は約 7 分で読めます。

管理人のヒキです。

今日はバイクでキャンプツーリングに
行く時の服装について
お話をしたいと思います。

「バイク用とアウトドア用の
性能は同じゃないの?」

と思う人もいるかもしれません。
それも踏まえてお伝えします。

 

まず結論から言うと
バイク用とアウトドア用は
求められる性能が違います。

 

例えばレインコート。

アウトドア用は山歩きなどを
想定して作られています。

人が屋外で活動できる程度の風雨ですね。

 

バイクは雨の高速道路を
走ることもあります。

時速100kmで雨粒に当たります。
風速でいえば27メートル以上です。

気象庁のホームページを見てみたら
台風の大きさは風速15メートル以上の
範囲で表すそうです。

高速道路をバイクで走るということは
台風の中に立っている状況ですね(笑)

それでも浸水してこない
性能が求められます。

通常のキャンプならそんな状況で
何かすることはないでしょう。

動力を使って動く分
バイク用の方が要求性能が高いのです。

 

ジャケットもやはり違います。

アウトドア用は動力を使わず
人が動くことを前提に作られています。

動きやすいように
余裕をもった作りが多いです。

重さもできるだけ軽い方が
疲れも少ないですよね。

汗もかきますから湿気を逃がす
工夫がされていたりもします。

 

バイク用は乗車中の姿勢に合わせた
デザインが多いです。

腕を前に出しやすいような
工夫がされています。

前傾でも背中が出ないように
後ろが長めだったり。
バイク用ジャケットの裾

アウトドア用のように余裕があると
風でバタつくので
無駄のないシルエットになってます。

真夏以外だと普通は汗もかきませんから
換気性能もそれほど求められません。

それよりも防水、防寒の方が
優先されています。

軽い方が疲労は少ないですが
安全装備のパッドが付けば
それだけ重くなります。

 

体の一番外側に着るもの。

いわゆる「アウター」に関しては
似ているように見えても
要求性能が違うんです。

かと言って二着持っていくのは
現実的ではないですよね。

自分がどちらを重視するか
予算の都合で手持ちのものを使うかなど
人によって違うと思います。

それぞれの服装の特徴を分かったうえで
妥協点を探してみてくださいね。

スポンサーリンク

アウターに比べて中間着の「インナー」や
直接肌に触れる「アンダー」は
共用してもあまり問題はないです。

特にインナーは重ね着で調整できるので
それほど気にしなくても大丈夫です。

もちろん厳冬期の服装では
重要になってきます。

軽く温かいものが良いですが
着ぶくれ覚悟で着こむ
ということだってできます。

温度や予算に合わせて一番融通が利く
変えられるところだと思ってます。

 

アンダーは冬場に着てみると
重要性が分かります。

防寒対策としては重要なところです。

防寒に関しては
また別の記事で書きますから
詳しくはそちらの記事で。

冬だと重要ですがそれ以外の季節なら
Tシャツなどでも十分です。

もちろん夏用でも速乾素材などの
快適な下着は売っています。

予算があればそういうものを
使ってみればより快適です。

 

今まで書いてきたように服装は
大きく分けて3層に分けられます。

一番外側に着るアウター。
間に着るインナー。
肌に直接触れるアンダー。

バイク用とアウトドア用だと
アウターが一番変わってくるところです。

キャンプの時の防寒着として使うだけなら
バイク用で十分です。

十分というか、バイク用の方が
防寒性能自体はあります。

体を動かさずに
風が当たる環境ですからね。

ジャケットの重さが気になる人は
取り外し可能な安全装備を
外す方法もあります。

 

キャンプだけなら良いですけど
「キャンプ場をベースに山歩きもしたい」
となると悩ましいところですね。

ライダーとしては安全性もありますから
バイク用ジャケットを
推したいところです。

でも、ライディングジャケットは
歩き回るのには向かないんですよね(^^;

重いし暑いし。

 

本格的に歩くのなら
ウインドブレーカーなどの
薄手で防風素材のものを
用意すると良いかもしれません。

ジャケットは脱いで置いていき
ウインドブレーカーで代用する。
そんな方法もあります。

 

ジャケットも問題ですが
靴の方も問題かもしれません。

ライディングブーツは
歩くことに向かないものも多いです。

そのあたりも気を付けてみてくださいね。

 

インナー、アンダーについては
共用できると思っても問題ないです。

細かな違いはもちろんあります。

でもそのために
別々に用意するほどでもないですし。

季節に応じて選んでみてください。

 

アウトドア全般での
基本的なことを書いてきましたが
キャンプ限定で最後にもう一点。

キャンプ用の服装で
気を付けることがあります。

 

火に弱いです。

 

たき火などの火遊びをしたい人は
気を付けてください。

多くの素材が化学繊維なので
火の粉で穴が開きます。

バーベキューで炭火の火おこしを
やったことがある人なら
経験があるかもしれません。

小さな穴が開くんですよね(^^;

はねて火の粉が飛ぶので
腕だけとは限りませんから要注意です。

穴が開いてもよい服を一枚
上から着ておくとだいぶ軽減されます。

一番良いのは革ジャンですけどね。

ライディングジャケットとして
兼用できます。

キャンプツーリングには
便利だったりしますよ。

 

すべてをこなせる万能な服はありません。

長所、短所を理解して
自分に合った服装を見つけましょう。