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管理人のヒキです。
今日はテントのペグについて
お話をしたいと思います。
テントをペグなしで設営できれば
時間の短縮になりますよね。
持たなければ荷物の軽量化にもなります。
バイクだったらハンマーを入れても
気にならない重さですけど・・・。
ペグが無い状態でも
テントは大丈夫なのでしょうか?
よほどの強風でない限り
ペグなしでも大丈夫です。
バイクや車で行けるキャンプ場に
限定した話ですが。
僕はキャンプツーリングで
全国を周りました。
テント泊の回数なら
100回以上しています。
ファミリーキャンプも含めれば
倍くらいになるでしょう。
ツーリング用の小型テントも
ファミリー用の大型も
何度も使っています。
でも登山などの激しい気候条件は
経験したことがありません。
だからバイクや車で行けるキャンプ場。
これを前提にお伝えしていきますね。
テントにペグは必要ない?
ペグなしのデメリット
ペグなしのデメリットは
大きく分けて二つあります。
・風に弱い。
・結露する。
まずは風について。
テントを張るときに風が吹いていると
飛ばされてしまいますよね。
二人以上なら押さえてもらいながら
張ることもできますが。
ソロツーリングなら
先に荷物を入れましょう。
荷物の量にもよりますが
自炊をするキャンプツーリングなら
それなりの重さがあると思います。
その状態でポールを立てて
フライシートをかぶせましょう。
風の影響は設営時はもちろんですが
設営後も受けやすくなります。
出入り口は風下に。
テントの中に強風が入ると
浮き上がるかもしれません。
それさえ防げば
通常の気候なら動かないでしょう。
テントの中に荷物や自分がいて
入口も閉めてある。
その状態でテントが
持ち上がるような強風。
そんな天候だったら
テント自体も壊れてしまうでしょう。
台風でも来たら
そうなるかもしれませんね。
僕はそこまで無理をしません。
天気が荒れるようなときは
キャンプは諦めます。
だから経験はありません。
あくまでテントが壊れないような天候。
それならペグなしでも大丈夫でした。
結露にも注意
もう一つのデメリットは結露。
これはテント本体とフライシートに
空間がないと起こりやすいです。
フライシートが垂れて本体と接触。
こんなところは本体に
結露がしみる可能性も。
そこまでいかなくても
フライシートの裏が結露しやすいです。
ペグと紐を使ってしっかり張っていれば
本体とフライシートに空間ができます。
そうすると風が通るので
結露しにくいのですが。
スキマがせまいと結露しやすくなります。
このあたりはテントの設計にも
影響を受けるところですが。
対策としては朝一でフライシートを外す。
結露くらいなら干しておけば
すぐに乾きます。
朝食を食べたり撤収準備をしたり。
そんなことをしていれば
問題なく乾きますよ。
まとめ
ここまで長文にお付き合い
ありがとうございます。
ペグなしで張ることについて
お話ししてきました。
簡単にまとめると
・風下に出入り口を持ってくる。
・朝一でフライシートを外す。
今回の記事については
「危ない」と思う人もいると思います。
キャンプは自然が相手。
天候が急変するかもしれません。
テントを張るときは大丈夫でも
夜に風が強くなるかもしれない。
そう言う人もいるでしょう。
そう思う人はペグを使えば良いだけです。
安全意識は時代とともに変わります。
バイクだって昔はノーヘルで乗れました。
その時代に免許を取った人は今でも
「ノーヘルで乗りたい」
と言う人もいます。
僕はヘルメットが義務化されてから
免許を取得しました。
だからノーヘルは怖いです。
でもプロテクターはあまり気にしません。
今は教習所でも
プロテクターをつける時代。
若い人ほどプロテクターを重視してます。
どこまで安全を考えるかは
本人が決めればよいこと。
行動の結果は自分に返ってきます。
もちろん風の威力はバカにできません。
ツイッターなどを見ていると
台風の時はバイク自体が倒れています。
バイクは中型にもなれば
200kg以上ある鉄の塊。
サイドスタンドで傾いているのに
それが反対側に倒されています。
そんな状況ならペグなしは危険でしょう。
でもそんな強風なら
テント自体が壊れる可能性もあります。
そんな時でもキャンプをするか。
それを決めるのも本人次第。
僕はやりませんけどね。
そもそもペグを打てない。
そんな場所だってあります。
コンクリートの上にテントを張れば
ペグは打てませんよね。
経験を積んでいけば必要かどうかの
判断もつくようになります。
状況に応じて使うかどうかを決める。
それだけのことです。
今回の記事を実行するかどうかは
お約束ですが自己責任でお願いします。
管理人の体験談
最後に僕の経験をお話ししますね。
僕はペグだけでなく
張り綱もほとんど使いません。
洗濯干し用のロープとして
兼用するくらいです。
だから地面ではなくテントから
近くの木に結びます。
タオルを干したりするのに
ちょうど良いですよ。
先ほどまとめの最後でも触れましたが
コンクリートの上に
テントを張ることもありました。
最近はコロナ禍のせいで
ソロキャンプの人気も出ています。
でも一昔前ならそんなことは
ありませんでした。
冬のキャンプ場なんてガラガラ。
誰も居ないことも
珍しくありませんでした。
そんな時は屋根下を
占拠したりしていましたよ。
この画像はよく見ると分かりますが
雪がうっすら積もっています。
朝起きたらビックリでしたよ。
こんなこともあるから誰も居なければ
屋根下を使っていました。
下はコンクリートですから
当然ペグなし。
ペグを打つことにこだわっていたら
こんなことはできませんよね。
もちろん他にキャンパーが居れば
こんなことはしませんでしたよ。
そう言う周りの状況も含めて
自分の行動を決める。
それがキャンプツーリングの
良いところではないでしょうか?
人に迷惑をかけない範囲で
自由に行動する。
そんなツーリングを楽しみたいですね。