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クラッチレバーは調整できる?遊びと位置のどちらも重要

この記事は約 11 分で読めます。

このクラッチは二ヶ所の調整ができます。
管理人のヒキです。 
 
今日はクラッチレバーについて 
お話をしたいと思います。 
 
マニュアルのバイクに乗れば 
何度も握ることになるクラッチ。 
 
操作に重要なのはもちろん 
疲れにも影響してきます。 
 
自分に合うように調整していますか? 
 
もちろん現状に不満がないなら 
問題ありません。 
 
新車で買えば平均的な位置に 
調整されているでしょう。 
 
でも中古車だったら前オーナーが 
調整しているかもしれません。 
 
クラッチの調整でできることは二つ。 
 
・遊びの調整 
 
・握る位置の調整 
 
それぞれについて 
順番にお伝えしていきますね。

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クラッチレバーの調整方法

遊びの量を変えたい

まずは遊びの調整。 
 
クラッチレバーを握って 
実際にクラッチが動きだすまでの 
位置を調整します。 
 
言葉にすると分かりづらいですが 
握って軽い力で動く距離です。 
 
 
この遊びが少ないと 
すぐにクラッチが切れます。 
 
遊びが多いとクラッチが切れるまでに 
時間がかかります。 
 
 
こう書くと遊びは少ないほうが 
良く思えるかもしれませんね。 
 
でも実際は少なすぎても 
扱いづらいです。 
 
もちろん慣れもありますが。 
 
 
ワイヤー式のクラッチは 
遊びを調整するために 
アジャスターがあります。 
 
アジャスター締めたり緩めたりすれば 
遊びの量が変わります。 
 
それでは実際にやってみましょう。 
 
まずはロックナットを緩めます。
これがロックナットです。
 
その後アジャスターを動かして調整。 
 
締めこむと遊びが多くなり 
緩めると遊びが少なくなります。
ここを締めたり緩めたりで調整します。
 
位置を決めたらロックナットを締めこむ。 
 
手順はこれだけです。 
 
 
調整は簡単。 
 
固着していなければ 
工具が無くても調整できます。 
 
調整してみたけど扱いづらかった。 
 
そんなときは信号待ちの間でも 
調整できますよ。 
 
 
ロックナットが固い場合はプライヤーや 
ペンチを使って緩めましょう。 
 
位置が決まるまでは手締めで。 
 
決まったら工具を使って締めれば 
簡単には緩みませんよ。 
 
そのかわり調整にも 
工具が必用になりますが。

遊び調整の注意点

注意点は遊びを少なくしすぎないこと。 
 
遊びが少ない=ワイヤーが張っている。 
 
張りすぎれば引っぱられて 
しっかりクラッチが繋がっていない。 
 
そんな状態になるかもしれません。 
 
調整後に加速感がおかしいと感じたら 
そんなことも疑ってみて下さい。

レバーの位置を変えたい

次はレバー位置の調整。 
 
クラッチやブレーキレバーは 
位置の調整ができる車種もあります。 
 
多いのはダイヤル式。
ダイヤルの数値を変えるだけで調整できます。
 
数字を変えるだけで 
レバーの位置が変わります。 
 
画像の車輌だと 
 
1だとグリップから遠くなり
1だとレバーは赤い線より上です。
 
5だと近くなります。
5だとレバーは赤い線より下にいっています。
 
ダイヤル式以外でも 
調整できる車種もあります。 
 
この車輌はボルトの位置で調整。
このボルトで調整できます。
 
画像はブレーキレバーですが 
一番遠い状態。 
 
ボルトを緩めれば 
レバーは近くなります。 
 
ダイヤルがついていない車種でも 
調整できないかよく見てみましょう。 
 
 
調整機構がついていない場合は 
汎用品に換える方法もあります。 
 
クラッチレバー アジャスト 汎用 
 
機能だけでなく価格もデザインも様々。 
 
お気に入りが見つかるかもしれませんよ。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
クラッチの調整について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・ワイヤー式は遊びの調整ができる。 
 
・位置が調整できるレバーもある。 
 
・純正がダメなら社外品も選択肢。

 
クラッチもブレーキも 
バイクに乗れば何度も握ります。 
 
操作しやすいほうが安全ですし 
疲れも少なくなります。 
 
調整機能がついているなら 
自分にあった状態にしてみましょう。 
 
もちろん車種によっては 
できない場合もあります。 
 
そんなときこそカスタム。 
 
部品交換するだけで 
乗りやすくなるかもしれませんよ。 
 
 
機能だけで選べば 
安価な商品も多いです。 
 
デザインも気にしていくと 
どんどん高価になりますが。 
 
調整ができて純正品より安い。 
 
そんな部品もあります。 
 
千円台の投資で乗りやすくなるなら 
悪くないと思いますよ。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
クラッチの繋がる位置は 
人によって好みが違います。 
 
純正状態だと 
あまり意識しないのですが。 
 
仕事で乗るフォークリフト。 
 
ものすごくクセの強い車輌が 
一台があります。 
 
クラッチペダルの遊びがほとんど無く 
繋がる位置も近い。 
 
ほとんどオンオフスイッチ。 
 
半クラッチが使えないくらいです。 
 
エンジンの特性上 
簡単にエンストはしませんから 
それでも乗れるのですが。 
 
ちょっとだけ前進したいときとか 
ゆっくり動かしたいときは怖いです。 
 
僕はブレーキを踏みながら 
クラッチをつないでいます。 
 
普通だったらエンストするような操作。 
 
ものすごく乗りづらいのですが 
人によっては良いという人もいます。 
 
好みが分かれるから 
勝手に調整もできないですし。 
 
そのフォークリフトには 
なるべく乗らないようにしています。 
 
 
自分のバイクなら誰にも遠慮せず 
自由に調整できます。 
 
わりと標準体型なので今のところ 
純正で困ったことはないですが。 
 
合わないと思ったら 
部品交換すると思います。 
 
 
バイクをカスタムするときは 
見た目重視の人も多いです。 
 
でも僕は機能重視。 
 
見た目は悪くても 
快適になる方を選びます。 
 
ましてやレバーは操作に関係する部品。 
 
安全にもかかわってきます。 
 
調整できなくて合わないまま乗るより 
自分に合せたバイクのほうが 
安全、快適に乗れますよ。