当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。

スポンサーリンク

バイクでポジションが楽なのは?姿勢以外の問題も考える

この記事は約 12 分で読めます。

大きさでも乗車姿勢は変わります。
管理人のヒキです。 
 
今日はバイクのポジションについて 
お話をしたいと思います。 
 
乗っていて楽な姿勢のバイクが欲しい。 
 
こう考えたときに 
スーパースポーツ、レプリカ系は 
選択肢から外れると思います。 
 
前傾姿勢がきつくて 
見るからに疲れそうですよね。 
 
でも前傾姿勢だと疲れるのでしょうか? 

まず結論から言うと 
ポジションが楽かどうかは 
他の要素も影響してきます。

 
アップハンドルなら 
必ず楽かと言えば 
そんなこともありません。 
 
どういったことが疲れに影響するか。 
 
順番にお伝えしていきますね。 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

楽なポジションのバイクに乗りたい

風の影響

まずは風。 
 
バイクに乗れば 
必ず風が当たります。 
 
これが疲れる原因の一つ。 
 
風での疲れを軽減してくれるのがカウル。 
 
カウルと組み合わせると 
かなり効果的なのが前傾姿勢。 
 
前傾姿勢が疲れるかと言えば 
そうでもありません。 
 
もちろん極端な前傾は疲れます。 
 
軽い前傾姿勢。 
 
このポジションはツアラー系だと 
珍しくありません。 
 
カウルとの相乗効果で 
風が当たる面積を小さくしてくれます。 
 
フルカウルのツアラーだと 
風が当たるのは肩から上くらい。 
 
風圧でヘルメットは後ろに押されます。 
 
それも考えると軽い前傾は楽です。 
 
特に高速道路。 
 
時速100キロで長時間走り続ける。 
 
こんな時は風が当たる面積も少なく 
ヘルメットの重みも風が支えてくれる 
フルカウルの前傾姿勢は楽です。

乗っている時間は?

次は時間。 
 
バイクに乗っている時間の長さも 
疲れに影響してきます。 
 
ネイキッドやオフ車は 
アップハンドルで楽そうですよね? 
 
確かに楽です。 
 
 
短時間ならば。 
 
 
ツーリングなどで長時間になってくると 
話は変わってきます。 
 
姿勢が起きているので 
体重が全てお尻にかかります。 
 
当然お尻が痛くなりますよね。。 
 
 
特にオフ車。 
 
 
オフ車のシートは横幅が狭く 
細長いシートになってます。
細いシートはお尻が痛くなります。
 
圧力が集中しますから 
お尻が痛くなりやすいです。 
 
 
ここでも前傾姿勢は効果を発揮。 
 
乗り方としては正しくないですが 
腕で体重を支えられるのも 
長時間走るならメリットです。 
 
上体を起こしぎみにして腹筋で支える。 
 
この正しい乗り方だと 
お尻のほうに体重がかかります。 
 
でも腕を使っていると 
股間のほうが痛くなってきます。 
 
前に体重がかかり 
ガソリンタンクで圧迫されますから。 
 
お尻だけでなく腕や股間に体重を分散。 
 
結果として痛みが出るのも遅くなります。 
 
 
バイクに乗っている時間の長さ。 
 
これによっても楽なポジションは 
変わってきますよ。

変える方法はある?

ポジションは変えることもできます。 
 
純正で調整できる範囲もありますし 
社外品に変えることもできます。 
 
ハンドルを換えたりステップを換えたり。 
 
アンコ抜きなどでシートの高さを 
変えるのも有効な方法です。 
 
ただしデメリットもよく考えましょう。 
 
例えば前傾がキツイので 
ハンドルを交換するとします。 
 
・スペーサーを入れて高くする。 
 
・高さは変えず手前に持ってくる。 
 
どちらの方法でも上体はおきあがります。 
 
でも上に上がるのと手前に来るのでは 
操作性は変わりますよね。 
 
 
さらに下半身との関係もあります。 
 
スーパースポーツなどで 
極端に考えると分かりやすいです。 
 
シートとステップの位置は純正のまま。 
 
ハンドルは思い切り上げて 
肩より上に行くくらい。 
 
アメリカンのチョッパースタイル。 
 
上体が起きていると言うより 
反るようになりますよね。 
 
そこまでするなら 
ステップも前に出さないと不自然です。 
 
だからアメリカンだと 
ステップは前になるのでしょう。 
 
ハンドル、シート、ステップ。 
 
この三つの位置はバランスが重要です。 
 
一ヶ所だけを極端にいじっても 
楽なポジションにはならないですよ。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
バイクのポジションについて 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・前傾が必ず疲れるわけではない。 
 
・風や時間の影響を考える。 
 
・部品交換をするなら変わることによる 
デメリットも考える。

 
スポーツ系のバイクでも 
サーキットを走るなら 
あのポジションが良いわけです。 
 
逆にアメリカンでサーキットを 
速く走ろうと思ったら 
変な気を使って疲れるでしょう。 
 
バンクさせすぎれば 
ステップやマフラーを擦りますし。 
 
コーナーリングの限界が低いので 
転倒の危険も高まります。 
 
そう考えれば楽ではないですよね。 
 
ポジションだけで言うなら 
バイクの目的にあった使い方をすれば 
楽にできているはず。 
 
それ以外の使い方をしようとすれば 
疲れるのも当然でしょう。 
 
 
楽かどうかはともかくとして 
ツーリングに使うことを考えるなら 
どんな車種だって問題ありません。 
 
YZF-R1。 
 
ヤマハが誇るスーパースポーツ。 
 
これで世界一周をした人だっています。 
 
砂漠や泥道を走っている動画は 
驚愕の一言ですが。 
 
もちろん腕があってのことですけど 
国内ツーリングなら 
普通の人でも問題ないでしょう。 
 
楽かどうかは選択肢の一つ。 
 
ポジションも含めてですが 
好きなバイクに乗るのが一番ですよ。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
複数台持ちですが 
メインのバイクはフルカウル。 
 
ZZ-R400から隼へと乗り継いでいます。
最初で最後の2台の写真
 
どちらも前傾姿勢。 
 
ツーリングで長時間乗るときは 
腕で体を支えています。 
 
間違った乗り方なのは承知の上。 
 
腹筋、背筋の体幹だけで支え続けるのは 
さすがに無理がありますから。 
 
 
腕に体重をかけていると翌日は 
二の腕が筋肉痛になります。 
 
オフ車などのアップハンドルだと 
こんなところは痛くならないのですが。 
 
 
ポジションは慣れもあります。 
 
僕は前傾姿勢になれていますが 
それでもバックステップのレーサーは 
乗り続けられる気がしません。 
 
サーキットを走る友人がいます。 
 
普段は保安部品をつけて 
ツーリングに行くことも。 
 
一緒に出かけて休憩時に 
またがらせてもらったことがあります。 
 
感覚的には寝そべっていましたよ。 
 
僕には乗れないと思いましたが 
友人は普通にツーリングしていました。 
 
慣れていればキツイ前傾でも 
1日乗っていられるようです。 
 
 
欲しいと思ったバイクがあるなら 
乗車姿勢は気にしなくても大丈夫。 
 
最初は楽ではなくても 
慣れてしまえば乗っていられますよ。