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バイクの二人乗りは重いから難しい?人と荷物は違いがある

この記事は約 13 分で読めます。

荷物満載でもタンデムより気を遣いません。
管理人のヒキです。 
 
今日は二人乗りの重さについて 
お話をしたいと思います。 
 
二人乗りは重くなるので難しい。 
 
そう思っている人も 
多いのではないでしょうか? 
 
もちろんそれもありますが 
別の理由もあります。 

まず結論から言うと人間は動くからです。

 
単純な重さだけなら二人乗りより 
重いバイクもありますよね。 
 
平均的な大人一人60kg。 
 
小型や中型で100kg台前半の車重なら 
250kgを超えるような大型バイクより 
二人乗りをしても軽いです。 
 
キャンプツーリングなどで 
荷物を満載。 
 
この場合も車重の軽い二人乗りより 
重くなることもあるでしょう。 
 
車重が重いバイクより軽くても 
二人乗りのほうが気を使います。 
 
この違いはどこから来るのでしょうか? 
 
二人乗りが難しく感じる原因を 
順番にお伝えしていきますね。

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二人乗りは重い?

重量車との違い

重いバイクと二人乗りの違いは 
重心の違いが大きいです。 
 
バイク単体なら重いエンジンは 
ライダーより下にあります。 
 
二人乗りの場合はリアシートの人が 
ライダーより高くなる車種が多いです。 
 
重量物が上にあれば 
それだけ不安定になりますよね。 
 
リアシートが高い位置にある。 
 
そのことが二人乗りの 
不安定原因の一つです。

荷物と人の違い

荷物と人の違いもあります。 
 
リアシートに荷物を満載の場合 
重心が高くなるのは二人乗りと一緒です。 
 
それでも乗ってみると 
荷物のほうが乗りやすいと思います。 
 
 
物と違って人は勝手に動きますから。 
 
 
これが予期せぬ動きとなるので 
不安定になります。 
 
特に一時停止の時。 
 
左足をついて止まろうと思ったら 
右に傾いて慌てる。 
 
こんなことが起きます。 
 
 
後ろの人にとってみれば 
左に傾くので右に戻そうとする。 
 
当たり前の体重移動です。 
 
 
でもライダーにとっては予期せぬ動き。 
 
リアブレーキをかけているから 
右足は使っています。 
 
当然左足をつきたいですから 
左に重心が傾きます。 
 
そのつもりでいるのに 
逆の動きをする同乗者。 
 
これを不安定な動きに感じて 
運転が難しく感じます。 
 
タンデムしている人もバイク乗りなら 
こんなことは起きないのでしょうが。 
 
同乗者も無意識で動きますから 
言ってもなかなか改善しないと思います。 
 
 
動かない荷物だけなら 
とんでもない過積載もできています。 

それ行け!! 珍バイク mini
 
 
この写真集は僕も持っています。
古本で見つけて買いました。
 
今の日本ではいろいろな意味で 
絶対できない量の過積載。 
 
車の代わりとして使われる 
東南アジアならではのパワーです。

対策はある?

対策は止まる直前に両足を出すことです。 
 
教習所では片足で止まるように 
教わりますが。 
 
実際片足で止まるほうが 
最後までリアブレーキは使えるので 
安定して止まれます。 
 
一人乗りなら。 
 
二人乗りの場合は予期せぬ動きを 
されるかもしれません。 
 
停止ギリギリまでリアブレーキを使い 
最後は両足を出す。 
 
これが転倒しないための 
確実な方法です。 
 
同乗者が逆に動いても良いように 
心の準備をしておきましょう。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
二人乗りでの重さについて 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・重さだけならもっと重いバイクもある。 
 
・荷物満載でも二人乗りよりは簡単。 
 
・対策は両足を使う。

 
重いから不安定になると 
思われている二人乗り。 
 
もちろんそれもありますが。 
 
重心の高い位置で動かれる。 
 
これが二人乗りが不安定になる原因です。 
 
 
車重が重いだけのバイクなら 
ライダーは片足で止まれるでしょう。 
 
足つきの悪いバイクに片足だけついて 
乗っている人だっていますよね。 
 
それができるのはバイクが 
勝手な動きをしないからです。 
 
停止直前にときどき勝手に右に傾く。 
 
そんなバイクだったら 
足つきの悪い人は乗れませんよね。 
 
 
二人乗りをする相手は 
ある程度決まっていると思います。 
 
友人、恋人、夫婦、親子。 
 
それなりに親しい間柄の人が 
多いでしょう。 
 
だからこそ乗る前に注意事項を 
伝えることもできるはず。 
 
なるべく勝手に動かないように。 
 
理想はニーグリップもして 
車体と一体化してくれることですが。 
 
バイク乗りでないなら 
そこまでは無理でしょう。 
 
 
荷物と違って重いだけではない 
人を乗せる難しさ。 
 
だから二人乗りの解禁までに 
免許取得後一年かかるのだと思います。 
 
不安定になる原因を理解して 
二人で楽しくバイクに乗りましょう。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
パニアケースをつけた大型バイクも 
中型バイクに荷物満載でのツーリングも 
それなりの期間乗っています。 
 
それでも二人乗りは気を使います。 
 
僕が一番乗せるのは子供。 
 
親として自分のせいで子供に 
ケガをさせるわけにはいきません。 
 
もちろん安全運転に徹していますが 
特に一時停止には気を使います。 
 
 
止まるときは両足をついて 
確実に停止。 
 
 
一人だったらリアブレーキを 
途中で離すことはないのですが。 
 
タンデムするときは両足をついています。 
 
 
どんなに動くなと言っても 
微動だにしないなんて不可能ですよね。 
 
それなら運転手が 
気を付けるしかありません。 
 
止まる直前に両足を出す。 
 
どちらにも重心を傾けずに 
垂直のまま確実に停止。 
 
それを心がけています。 
 
 
片足で止まるのは一人でも 
転倒のリスクがありますから。 
 
一度だけ経験があります。 
 
赤信号で普通に一時停止。 
 
左足をついたら砂利で滑り 
そのまま立ちゴケ。 
 
左足は外に滑っていきますから 
ケガはなかったですが。 
 
 
タンデムシートの人は 
そうはいきません。 
 
支えもなく転倒しますから 
逃げ出す間もないでしょう。 
 
足が車体の下敷きになれば 
骨折くらいしてもおかしくありません。 
 
不可抗力とはいえ同乗者に 
ケガなんてさせたくないですよね。 
 
 
安全のためには乗せないのが一番。 
 
 
そんな意見も分かりますが。 
子供は納得しないでしょう。 
 
親が乗っているのに 
自分は乗せてくれない。 
 
バイクが転倒したら危ないのは 
一人だって同じですからね。 
 
 
お酒やたばこなどのように 
法律で禁止されているなら 
ダメとも言えますが。 
 
二輪免許を取得してから 
一年以上経過しています。 
 
乗せていけない理由がないので 
子供が乗りたいなら連れて行ってます。 
 
ツーリングではなく 
近場に買い出し程度ですけどね。 
 
 
最初は怖かったようです。 
 
グラブバー代わりのキャリアを 
掴むようになってから 
怖くなくなったと言っています。 
 
同乗者もバイクと一体のほうが 
怖くないのかもしれません。 
 
 
二人乗りはバイクと一体になる。 
 
 
これが運転手も同乗者も 
楽しく乗れる方法のようですよ。