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バイクの金属部分を磨きたい。注意することはある?

この記事は約 13 分で読めます。

輝きが復活です。
管理人のヒキです。 
 
今日はバイクの金属部分を 
磨くことについて 
お話をしたいと思います。 
 
大切に乗って洗車をしていても 
年数が経過していくと 
新車の輝きはなくなっていきます。 
 
原因は汚れや細かい傷。 
 
綺麗にする方法はあるのでしょうか? 

まず結論から言うと 
コンパウンドを使って磨いてみましょう。

 
バイクには様々な素材がありますが 
今回は金属部品に限定します。 
 
樹脂は白化など別の問題もあるので。 
 
黒い樹脂の白化対策については 
こちらの記事も参考にしてみてください。

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金属と言っても塗装のあるなしで 
注意事項は変わります。 
 
塗装がある場合と無い場合。 
 
それぞれについて 
順番にお伝えしていきますね。

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金属部品を磨きたい

未塗装部品を磨く

まずは未塗装部品。 
 
素材の金属がそのまま 
露出している部分です。 
 
と言ってもそんな場所は 
かなり限られますけどね。 
 
バイクの車体だとアルミや 
ステンレスの部分くらい。 
 
これは磨くのに一番簡単な場所。 
 
コンパウンドなどの磨き材をつけて 
こすればきれいになります。 
 
金属磨きと言えばピカールが定番ですね。

ピカール液
 
 
ウエスにコンパウンドを着けて磨いて 
別のウエスで乾拭きするだけ。
汚れてくすんでいたアルミ部分
 
それだけでピカピカになります。
輝きが復活です。
 
ピカピカになりますが 
しばらくすると曇ってきますけどね。 
 
 
そうなったらまた磨きましょう。 
 
色がくすんでくる原因は金属の酸化。 
 
分かりやすく言えばサビです。 
 
 
アルミやステンレスはサビない。 
 
そう思われていますが 
そんなことはありません。 
 
赤くないのでサビだと思われないだけで 
酸化して輝きが失われます。 
 
 
アルミやステンレス以外の 
未塗装金属部品がない理由も酸化です。 
 
例えば鉄。 
 
何の処理もしていない鉄は 
すぐに錆びてしまいます。 
 
油を塗ったり塗装したりして空気に 
触れないようにする必要があります。 
 
 
錆びやすい金属は 
酸化対策が取られています。 
 
一番簡単な酸化対策である塗装。 
 
塗料で空気を遮断して 
酸化を防いでいます。 
 
 
ステンレスやアルミだと 
未塗装の部品がほとんど。 
 
アルミだとアルマイト処理で 
酸化を防いでいることもありますが。 
 
どちらかと言えばデザインのために 
色をつけている気もします。 
 
ステンレスの塗装はほぼ無いですよね。 
 
 
だから磨いても又曇ってきます。 
 
 
磨いた状態を維持したいなら 
クリアー塗装するという方法もあります。 
 
 
でも、素人がやっても 
輝きは落ちるでしょう。 
 
 
業者に依頼する方法もありますが 
費用がかかります。 
 
費用対効果を考えたら 
磨き直すのが一番ですよ。

塗装した金属

塗装した金属部品を磨くときは 
注意が必要です。 
 
磨くということは削っています。 
 
塗装面をあまり磨きすぎると 
塗装自体を削ってしまいます。 
 
もちろんヤスリではないですから 
そんな簡単には削れませんが。 
 
コンパウンドにも荒さの違いがあります。
コンパウンドにも荒さの違いがあります。
 
番号が表示されているなら 
大きい番号ほど目が細かいです。 
 
洗車傷を消す程度なら 
なるべく細かいコンパウンドのほうが 
安全、安心ですよ。

液体コンパウンドトライアルセット
 
 
磨くというと電動ポリッシャーなどを 
使うイメージがあるかもしれません。 
 
でも初めてやるなら自分の手を使って 
やってみましょう。 
 
そのほうが削りすぎることを 
避けられますからね。 
 
未塗装部分と同じように 
ウエスにコンパウンドをつけて磨く。 
 
磨き終わったら別のウエスで 
やさしく乾拭き。 
 
これでだけでも 
かなりピカピカになります。 
 
 
このままだとワックスもとれて 
表面が保護されていません。 
 
ワックスやコーティング剤を使えば 
細かい傷も埋まってさらに輝きますよ。 
 
 
どちらも傷消し効果のがある製品が 
発売されています。

カーワックス 光鏡面
 
 
表面についた傷を埋めて 
目立たなくしてくれます。 
 
コンパウンドを使った後に 
こう言う製品を使えば 
かなりの光沢が復活しますよ。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
バイクの金属部分を磨くことについて 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・未塗装部分を磨くのは簡単。 
ただし又曇ってくる。 
 
・塗装面は磨きすぎに注意。

 
輝きが無くなる原因は傷。 
 
ピカピカだった新車も 
乗っていれば傷ついていきます。 
 
ツーリングでリアシートに 
荷物を積んだりすれば 
車体に擦れることもあるでしょう。 
 
車からの飛び石だってありますよね。 
 
 
傷と言っても大きな物でなく 
洗車で着くようなスレも原因です。 
 
そもそもバイクはニーグリップします。 
 
タンクはどうしても擦れますよね。 
 
 
そう言った細かい傷がついて 
光が乱反射するようになります。 
 
 
光に当てると見える丸い輪。 
 
あれが傷がついている証拠です。 
 
どんなに気をつけて乗っていても 
必ず傷はついていきます。 
 
どうしても傷が嫌なら 
室内に飾っておくしかないでしょう。 
 
 
傷はバイクに乗ったしるし。 
 
そう思って時々は磨いてあげましょう。 
 
傷は必ずつきますが 
綺麗なほうが気持ちイイですよ。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
金属磨きは一度手をだすと 
なかなかやめられなくなります。 
 
磨けば磨くほど輝いていくので。 
 
独身のころは走行距離も多かったので 
自然に傷も増えていきました。 
 
だからこそ磨きに手をだしたのですが。 
 
 
失敗もしてきました。 
 
 
特に素材の違い。 
 
今回は金属に限定したのも 
そんな理由からです。 
 
 
磨くことを覚えたころ。 
 
手だと疲れるので 
電動工具に手をだしてみました。 
 
ポリッシャーのような専用工具ではなく 
持っていたグラインダー。 
 
砥石と交換してフェルトを装着。 
 
これだけなら安いですからね。 
 
 
電源を入れてカウルに当てたら 
摩擦熱で溶けました・・・。 
 
 
慌ててやめましたが当然手遅れ。 
 
えぐれてしまいましたよ。 
 
 
回転数の違いなんて 
考えもしませんでした。 
 
ポリッシャーならもっと低回転。 
 
摩擦熱で樹脂を溶かすようなことは 
ありません。 
 
そんな経験があるので 
今回は手で磨くことを勧めました。 
 
手で磨く程度なら 
失敗はほとんどありません。 
 
メッキ部分に注意するくらいでしょう。 
 
メッキは意外に弱いですから 
なるべく優しく磨いて下さい。 
 
特に錆があるときは要注意。 
 
錆がウエスについて 
それで傷つけてしまいます。 
 
先にメッキ用の錆落としを使って 
なるべく錆びを落としましょう。 
 
 
メッキについては 
こちらの記事も参考にしてみてください。 

メッキを磨きたい時の注意点。サビ取り時の傷に気をつける
メッキを磨きたいと思ったことはありませんか?ピカピカに光っていた部品。バイクに乗っているうちに汚れてきて、いつのまにか失われる輝き。洗車をしただけでは綺麗になりません。原因であるサビを落としてから、傷つけないように注意してメッキを磨きましょう。

磨くと光る金属部品。 
 
一度体験すると 
洗車のたびに綺麗にしたくなりますよ。