当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。

スポンサーリンク

バイクの樹脂パーツを復活させたい。白化したときの対策は?

この記事は約 11 分で読めます。

白化した黒樹脂部品
管理人のヒキです。 
 
今日は樹脂パーツについて 
お話をしたいと思います。 
 
新車の時は黒々としていた 
未塗装の樹脂パーツ。 
 
いつのまにか白化して 
ぼやけた色になってきます。 
 
黒くする方法はあるのでしょうか? 

まず結論から言うとコスパを考えると 
シリコンスプレーが最強です。

 
白くなった樹脂を復活させる 
専用のケミカルもあります。 
 
ですが結局また白化してしまいます。 
 
もちろん白化までの期間は 
シリコンスプレーとは違いますが。 
 
金額の差を考えると 
シリコンスプレーが経済的です。 
 
どの程度の効果があるのか 
実際の作業でお伝えしますね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

樹脂パーツを復活させたい

白化対策

劣化した黒樹脂パーツ。
白化した黒樹脂部品
 
1998年製の部品です。 
 
これにシリコンスプレーを使ってみます。 
 
途中まで吹いてたところです。
右側にシリコンスプレーを塗布。
 
色の違いがよく分かりますね。 
 
そのまま全面に吹き付けてみました。
全面に塗布完了。
 
好みにもよりますが 
ちょっと艶が出すぎている気がします。 
 
気になるなら乾拭き。 
 
もう少し落ちついた艶になります。 
 
塗りすぎたと思ったら 
好みに応じて拭き取ってみて下さい。 
 
使ったのはごく普通の 
シリコンスプレー。
1本あればかなりの面積に塗布できます。
 
シリコンスプレー 
 
 
樹脂パーツの色が復活しました。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
黒樹脂パーツの白化対策について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・コスパを考えるとシリコンスプレー。 
 
・艶が出すぎたと思ったら拭き取れる。

 
今回は金額をメインに考えて 
シリコンスプレーをお勧めしました。 
 
でも専用のケミカルを使えば 
長持ちはします。 
 
お金よりも時間を優先したい人は 
使ってみる価値は十分ありますよ。 
 
ただしケミカルでは 
根本的な解決にはなりません。 
 
長持ちさせたいなら 
塗装が最善の方法でしょう。 
 
専用の塗料もあります。

バイク用 樹脂コーティング
 
実際に使った人の車輌を見ましたが 
綺麗に仕上がっていました。 
 
でも塗装になるとより手間がかかります。 
 
まずは洗浄、脱脂作業。 
 
しっかりやっておかないと 
塗料をはじく原因になります。 
 
目的の場所以外に色がつかないように 
マスキングも必須。 
 
できることなら塗る部品だけ 
車体から外したいところです。 
 
 
そこまでやっても薄い塗膜。 
 
こすったりしたらはがれてしまいます。 
 
例えばスクーターのステップなどは 
塗装しても無駄でしょう。 
 
結局どこにでも使えて放置できる方法は 
現在のところありません。 
 
素材に浸透して黒さを保つ製品が 
開発されない限り今後も無理でしょう。 
 
 
後は保管方法。 
 
黒樹脂に限りませんが 
紫外線は素材を痛めます。 
 
シリコンスプレーやほかのケミカルも 
雨に当たれば劣化は早くなります。 
 
屋根下保管ができればベストですが。 
 
屋根下保管ができなくても 
カバーをかけるだけでかなり違います。 
 
新車で買ったのなら 
最初からカバーをしておけば 
樹脂の黒さも長持ちします。 
 
樹脂以外に関しても 
雨ざらしは良くありません。 
 
防犯のこともありますから 
カバーはかけておきたいです。 
 
せっかく買ったバイク。 
 
綺麗な状態を維持しましょう。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
所有しているのは古いバイクばかり。 
 
新車で買った車両もありますし 
中古で買ったポンコツもあります。 
 
20世紀に製造された車両は 
すでに20年以上経過。 
 
どうしても経年劣化してきます。 
 
だから対策もいろいろ試してきましたが。 
 
 
昔から使っているのは 
アーマーオールのプロテクタント。

アーマオール プロテクタント 
 
 
樹脂やゴムなど幅広く使えて 
素材を保護してくれるケミカル。 
 
白化対策にも効果がありました。 
 
・・・以前は。 
 
 
大きなボトルなので使い切るまで数年がかり。 
 
買い換えたらいつの間にか 
中身が変わっていました。 
 
以前は白色の液体。 
 
今持っているのは 
もっと粘度が高くなっています。 
 
これ自体買ってから何年もたつので 
また変わっているかもしれませんが。 
 
 
白色の液体だったころは 
黒樹脂の復活にも効果がありました。 
 
ツヤが出すぎるくらいでしたから 
薄めに塗り伸ばす感じ。 
 
乾拭きもするとツヤもいい感じに落ち着いて 
気に入っていたのですが。 
 
 
今持っているの製品だと 
白化対策としては弱いです。 
 
塗った直後は濡れているので 
黒く見えるのですが。 
 
乾くとダメです。 
 
多少は黒くなりますが 
新品同様にはならなくなりました。 
 
 
それでも使っていますけどね。 
 
 
UVカット成分が入っているので 
紫外線による劣化対策。 
 
そんな目的で使っています。 
 
 
ゴム部品や樹脂に使えるので 
外装だけでなく 
配線の掃除などにも使っています。 
 
配線の外側の絶縁皮膜も 
カプラー部もまとめて使用可能。 
 
素材のメンテナンスと考えて 
使っています。 
 
 
もともと黒樹脂復活用の 
ケミカルではありません。 
 
素材の保護が目的。 
 
そちらの効果を追求して 
成分が変わったのだと思いますが。 
 
一本で保護と復活まで 
終わらなくなったのは残念です。 
 
 
長く乗り続けることを考えると 
復活よりも保護が重要です。 
 
白化していても見た目の問題だけですが 
劣化して割れたりしたら 
部品を換える必要がでてきます。 
 
換えの部品があるのなら 
まだよいのですが。 
 
古くなると部品の供給自体が 
されなくなってきます。 
 
お気に入りのバイクに 
いつまでも乗り続けたい。 
 
そう思う人は樹脂パーツの復活よりも 
保護を優先していきましょう。