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バイクのETCに軽自動車用は使える?自主運用の問題点は?

この記事は約 12 分で読めます。

車のETCはバイクに使えるのでしょうか?
管理人のヒキです。 
 
今日は軽自動車用にセットアップした 
ETCについてお話をしたいと思います。 
 
高速道路で通行料金が同一の 
バイクと軽自動車。 
 
車載器はバイク用より 
車用のほうが安いですから 
共用できるか気になりますよね。 

まず結論から言うと 
使えないところが増えると予想されます。 

バイクで車用のETCを使う 
「自主運用」と言われる方法。 
 
以前だと機械的には問題なく使えました。 
 
 
でも、新規にできたインターだと 
「4輪用」と表示されて 
入り口のバーがあがらないところも。 
 
新規がそうなっているのなら 
既存の料金所も少しずつ 
改修されていくのではないでしょうか? 
 
「それでも使えるうちは共用したい」 
と言う人のために 
 
 
・法律的な問題 
 
・使えないところはどうなるか 
 
・軽自動車との共用する方法 
 
 
この順番にお伝えしていきます。

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バイクに軽自動車用のETCは使える?

法律の問題

法律的な問題があるかどうかは 
裁判の判例がないので分かりません。 
 
仮に違法だとしても 
現時点で法律的な罰則はないです。 
 
 
では何も問題ないかと言うと 
ETCの利用規約には違反しています。 
 
 
・正規の料金は払っている。 
 
・利用規約には違反している。 
 
・裁判の判例はないので 
違法かどうかは分からない。 
 
 
これが現時点での事実です。 
 
これをふまえて軽自動車用を使うか 
自己責任で決めてください。

使えない場合もある?

次は使えないインターを利用した場合。 
 
実例をご紹介します。 
 
北関東自動車道の桜川筑西インターは 
使えないインターの一つです。 
 
ここを使うと乗るときも降りるときも 
バーが開きません。 
 
乗るときにバーが開かなくても 
そのまま通過できます。 
 
違法ではないですよ。 
 
これはネクスコが推奨している 
ETCの正しい利用方法です。 
 
入り口でバーが開かなかった場合 
出口は人がいるところを使って下さい。 
 
「一般」か「ETC/一般」のレーンです。 
 
 
推奨方法ではないですが 
「ETC」レーンに行っても大丈夫です。 
 
「経路不明」でバーが開きませんから 
通過して安全な場所に停車して下さい。 
 
すぐに係員がきますから 
乗ったインターを自己申告。 
 
ETCカードを渡せば 
それで精算してきてくれます。 
 
ここで逃げたりウソを言ったりすれば 
不正な料金ですからもちろん違法です。 
 
念のためナンバーを記録されますから 
正直に申告しましょう。 
 
 
軽自動車用ETCが使えるインターも 
まだまだ多数あります。 
 
乗るときは使えても 
降りるときに使えないインターだと 
やはりバーは開きません。 
 
この場合も通過してから 
安全な場所に停車して下さい。 
 
係員がきますから 
ETCカードで精算できます。 
 
 
乗るときにしろ、降りるときにしろ 
車載器を識別するインターを使うと 
バーが開きません。 
 
止まらずに通過できると言う 
ETCの利点が無くなります。 
 
カードで精算できる利点はありますが 
車載器がシート下だと 
手間がかかりますよね。 
 
キャンプツーリングで 
シートの上に荷物満載。 
 
そんな状況だと降ろして積み直しです。 
 
 
軽自動車用を使うなら 
そんなことも覚悟しておきましょう。

車載器の共用方法

車載器を共用するなら 
電源の加工をすると簡単です。 
 
車載器は基本的に12ボルトで動くので 
加工と言っても難しくありません。 
 
シガーソケットを使えば 
車と共用できますよ。 
 
バイクにシガーソケットが無くても 
簡単につくれます。 
 
詳しいやり方はこちらの記事に 
書いてあります。 

バイクにシガーソケットを取り付けたい。誰でも簡単な方法
バイクにシガーソケットを取り付ける。規格品ですから汎用の電装品を繋ぐのに便利ですよね。カー用品の流用ができるのも魅力です。バッ直なら簡単ですが、バッテリーがあがる心配もあります。トラブル防止に安全も考えて、バイクにシガーソケットを増設しましょう。

興味のある人は見てみて下さい。 
 
 
アンテナ別体式の場合は 
取り付け場所に注意です。 
 
ハンドルまわりなどの 
遮蔽物がなければ問題ありません。 
 
 
バイク用ETC取り付けの時に 
お店で聞いた話では 
カウルやスクリーンの下でも 
純正ならほぼ平気とのこと。 
 
コーティングしてあるスクリーンなどは 
電波を通さない場合があるそうです。 
 
 
雨に濡れないようにして 
ハンドルまわりにつけるのが 
無難なところだと思います。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
軽自動車用のETCを 
バイクで使う場合について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・使えるところと使えないところがある。 
 
・使えない場合はバイクを止めて精算。 
 
・電源をつなぐだけでバイクにも使える。 

ETCが始まったころから 
一部で行われている「自主運用」。 
 
以前は問題なく使えていました。 
 
 
新規のインターが使えない以上 
今後は使いづらくなるでしょう。 
 
 
ETCに何を求めるか。 
 
 
それによって使うかどうかは 
変ってくるのではないでしょうか? 
 
止まる手間を省きたいなら 
二輪用をつけるべきです。 
 
 
手間はかかっても 
料金が安くなれば良い。 
 
そう言う人なら軽自動車用を使うのも 
選択肢の一つです。 
 
 
罰則がないとは言え 
利用規約に違反しているのは確かです。 
 
今まで裁判になっていないだけで 
今後もないとは言い切れません。 
 
自主運用する場合も 
そのことだけは忘れないで下さい。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
僕は助成金があるときに 
バイク用のETCを買いました。 
 
それでも車用に比べれば 
はるかに高いですけどね。 
 
 
だから自主運用をする人が 
後を絶たないのでしょう。 
 
 
バイク用は防水、振動、ホコリなど 
対策が必要と言います。 
 
でも、クッションになる物をしいて 
シート下に設置すれば問題なく使えます。 
 
・・・と友人が言っていました。 
 
 
本当に自主運用が危険で 
やめさせようと思うなら 
方法は簡単です。 
 
バイクの通行料金を下げれば良いんです。 
 
軽自動車と同じ通行料金だから 
車用を流用しようと考えるわけです。 
 
バイクの方が安ければ 
そんなことしないですよね。 
 
 
道路に与えるダメージは 
重さに関係するはず。 
 
軽自動車と同じなんて 
あきらかに料金が高すぎです。 
 
通行料金や車載器が安くなれば 
バイク用を買いますよね。 
 
 
助成金は毎年あるわけではないですが 
利用頻度が低いなら待つのありでしょう。 
 
今後もETC2.0を普及させるために 
助成金が出るでしょうから。 
 
自分の利用頻度も考えて 
どうするかを決めましょう。