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バイクのブレーキフルード交換。車検がないなら時期を決める

この記事は約 14 分で読めます。

ブレーキは小さくても重要な部品です。
管理人のヒキです。 
 
今日はブレーキフルード交換について 
お話をしたいと思います。 
 
よくある疑問点として 
 
・交換時期 
 
・作業方法 
 
この二つがあります。 
 
 
車検があると毎回勧められる 
ブレーキフルード交換。 
 
もちろん断ることもできますが 
やっている人も多いでしょう。 
 
逆に車検のないバイクの人は 
しっかり交換していますか? 
 
 
部品代も工賃も 
わりと安いブレーキフルード交換。 
 
工賃は基本的に作業時間。 
 
安いと言うことは 
簡単とも言えるでしょう。 
 
それなら自分でもできそうですよね。 

まず結論から言うと交換作業は 
DIYで簡単にできるので 
定期的にやりましょう。

 
交換時期と交換手順。 
 
この二つについて 
お伝えしていきますね。

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ブレーキフルード交換の疑問点

交換時期はいつ?

交換時期のについては 
模範解答があります。 
 
メーカー推奨の時期。 
 
 
これは1年です。
メーカー指定は1年です。
 
恐らく国内4メーカーとも 
同じだと思います。 
 
手持ちのサービスマニュアルを見ると 
カワサキ、スズキ、ヤマハは 
1年になっています。 
 
車種が違っても純正フルードは 
同じ物のはず。 
 
フルードのグレードがDOT4なら 
同じ推奨時期でしょう。 
 
 
ホンダだけはワイヤー式のバイクしか 
持っていないので確認できませんでした。 

メーカー推奨時期で交換している?

メーカー推奨時期は1年。 
 
でもこれで交換している人は 
少数だと思います。 
 
車検のあるバイクなら 
交換時期の基本は2年でしょう。 
 
バイクでも車でも車検をお店に頼むと 
ブレーキフルード交換を勧められます。 
 
工賃を含めてもそれほど高くない作業。 
 
頼む人も多いのではないでしょうか? 
 
現実的な交換サイクルは 
このあたりだと思います。 
 
 
基本は2年ですがそれを過ぎても 
使えなくなるわけではありません。 
 
そもそも新車で買えば 
最初の車検は3年目。 
 
250ccのバイクに乗っていて 
10年以上換えていない友人もいます。 
 
 
一般道を法律を守って運転する。 
 
 
これに近い状態なら10年放置でも 
ブレーキは効くでしょう。

劣化したらどうなる?

劣化して問題になるのは 
ブレーキを酷使する時。 
 
山道の下りなど。 
 
ブレーキが熱を持って 
それがフルードにも伝わります。 
 
水分が多いと沸騰。 
 
フルード内部に気泡が発生して 
ブレーキが効かなくなる 
ベーパーロック現象がおこります。 
 
気泡は圧力がかかると潰れて 
圧を吸収してしまいます。 
 
イメージとしてはゴム。 
 
そのせいでブレーキパッドに 
圧力が伝わらなくなります。 
 
沸騰する温度にまで酷使しないなら 
そこまで神経質にならなくても 
大丈夫だと思っています。 
 
ブレーキレーバーの圧力を 
パッドまで伝えるのがフルードの役目。 
 
極論ですが水だって 
圧力を伝えることはできますから。 
 
 
とは言え真夏だったら 
危険度は高まります。 
 
外気温が40度。 
 
直射日光が当たっている。 
 
そんな状況でブレーキの熱が伝われば 
沸騰する温度になっても 
不思議ではないですからね。 
 
 
神経質になることもないですが 
放置し過ぎも良くないですよ。 
 
交換作業は簡単なので 
定期的にやってみましょう。

ブレーキフルードの交換方法

ブレーキフルードの交換は簡単。 
 
簡単ですがうっかりすると 
手間がかかる場合もあります。 
 
そうならないように 
注意して作業をしましょう。 
 
 
特別な工具はなくても 
作業はできます。 
 
無くても作業はできますが 
あれば便利な物も。 
 
 
専用の器具も売っていますが 
それよりも安いのがワンウェイバルブ。
 
簡単ブレーキエア抜きツール 
 
 
逆流しなくなるので 
一人でも簡単に交換できます。 
 
使い方は簡単。 
 
キャリパーのニップルに 
ホースをつなぐだけ。 
 
反対側はペットボトルなどで 
古いフルードを受けましょう。
あとはブレーキレバーを握るか踏むだけ。
 
注意点はマスタシリンダを 
空にしないこと。 
 
途中で空にしなければ 
エア抜き作業も要りません。 
 
それだけ注意していれば 
あとはレバーを何度も握って 
減ったら継ぎ足すだけ。 
 
排出されるフルードが 
キレイになれば終了です。 
 
 
エアが入ってしまったら 
しっかり抜きましょう。 
 
途中でハンドルを左右に振ったりすると 
上から出てきたりもします。
上からも気泡は抜けます。
 
排出されるフルードに 
気泡が入らなくなれば作業終了。
気泡が抜けています。
 
お疲れ様でした。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
ブレーキフルード交換について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・交換時期のメーカー推奨は1年。 
 
・実際は車検ごとが多い。 
 
・ブレーキを酷使しないなら 
もっと長くても実害はない。 
 
・交換作業は簡単にできる。

 
ブレーキは最重要部品。 
 
安全第一で考えるならメーカー指定で。 
 
おそらく1年指定だと思いますが 
整備手帳やサービスマニュアルなどで 
確認してみてください。 
 
バイクでも車でも止まれなかったら 
確実に事故を起こします。 
 
予算を削るには 
危険すぎる整備箇所です。 
 
バイク屋に作業を依頼しても 
安い部類の作業ですが。 
 
 
自分でやればフルード代だけ。 
 
純正なら千円前後です。 
 
 
ブレーキフルード ウルトラ BF DOT4 
 
ブレーキは最重要部品です。 
 
定期的なメンテナンスは安全のためにも
しっかりしておきましょう。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
ブレーキフルードの劣化は 
水分を吸うことで 
おこると言われています。 
 
吸湿性。 
 
空気中の水分を吸ってしまうようです。 
 
だから距離だけでなく時間で劣化。 
 
乗っていないバイクでも 
劣化してしまうと言われています。 
 
 
実際はそこまで神経質にならなくても 
問題は起こっていませんけどね。 
 
あくまで僕の経験ですが。 
 
 
ツーリングや街乗り程度なら 
10年使っていても止まれます。 
 
止まれると言うだけで新品と同じ 
制動距離かは分かりませんが。 
 
 
歳を重ねるごとに 
1年が短く感じるようになりました。 
 
 
交換したばかりのような気がしても 
気づいたら10年弱。 
 
7~8年経っていたなんてことを 
何台もやっています。 
 
 
複数台持っているせいで 
最近作業した気になってしまうんです。 
 
1台あたりだと 
走行距離も少ないですし。 
 
それでも事故もなく止まれています。 
 
そんなにスピードは出しませんし。 
 
フルードの性能が落ちていても 
沸騰するほど熱を持たないのでしょう。 
 
 
最初のほうでも書きましたが 
メーカー指定は1年。 
 
いくら部品代は安くても 
手間もかかります。 
 
さすがに毎年は 
交換する気になれません。 
 
サーキットを走る人ならもっとマメに 
交換しているのでしょうけどね。 
 
 
とは言えブレーキが重要な部品に 
変わりはありません。 
 
量の点検くらいは 
しっかりしておきましょう。 
 
フロントのマスタシリンダは 
ハンドルに付いています。
ブレーキは小さくても重要な部品です。
 
いつでも見られますからね。 
 
フロントだけでもブレーキが効けば 
不安定でも止まることはできますよ。 
 
命にかかわる部分ですから 
しっかり点検整備をしておきましょう。

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