当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。

スポンサーリンク

スクーターのドライブベルト交換は難しい?工具があれば簡単

この記事は約 12 分で読めます。

ドライブベルトは消耗品ですよ!
管理人のヒキです。 
 
今日はスクーターのドライブベルトの 
交換手順について 
お話をしたいと思います。 
 
チェーンと違って 
普段はメンテナンスフリー。 
 
そのかわり突然切れるのが 
スクーターのドライブベルト。 
 
交換時期が正確に分かればよいですが 
前兆はあまり分かりません。 
 
走行中に切れると大変ですから 
走行距離で管理して 
定期交換するのが安心な方法です。 
 
 
乗り方にもよりますが 
1~2万kmごとが交換時期の目安。
 
 
かなり幅があると思いますが 
ベルトの個体差や乗り方で変わります。 
 
急加速をくり返していれば 
寿命は短くなります。 
 
迷ったら早めの交換が無難ですよ。 
 
 
部品と工具さえそろえれば 
作業自体は簡単です。 
 
それでは実際に作業をしてみましょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

スクーターのドライブベルト交換

作業手順

まずはカバーをはずします。
カバーを外せばドライブベルトがあります。
 
ボルトの数は多いですが 
緩めるだけなので難しくありません。
交換するドライブベルトが見えました。
 
 
注意点は他の部品。 
 
今回の車両はブレーキホースを 
一緒に固定しています。
ブレーキホースも固定しています。
 
組み付けるときにこういうところを 
忘れないようにしましょう。 
 
一般的な車両なら 
これで問題ないのですが。
一般的なスクーター
 
今回作業している車両は 
ちょっと変わっています。 
 
普通はカバーの中にあるナット。 
 
外からカバーごと固定しています。
カバーも一緒にナットで固定しています。
 
このナットは普通に緩めようとしても 
回ってしまって緩みません。 
 
インパクトレンチでもあれば 
緩められるのでしょうが。 
 
 
インパクトレンチがないので 
中のクラッチカバーを 
固定する必要があります。 
 
本来はメーカー純正の 
専用工具でもあるのでしょう。 
 
持っていなくても 
こんな物で代用できます。
ホームセンターで買ったUボルト
 
ホームセンターに行けば 
適当な物があるでしょう。 
 
工具を買うよりは安いですよ。 
 
 
自分で整備をしていると 
こんなことも時々あります。 
 
できないとあきらめるのは簡単ですが 
色々試すのも面白いですよ。 
 
 
クラッチカバーを固定したら 
ナットを緩められます。
ナットを緩めます。
 
外からだと分かりづらいですが 
こうなっています。
Uボルトでクラッチカバーを固定
一般的なスクーターなら 
クラッチカバーを 
ナットでとめています。 
 
ユニバーサルホルダーを使えば 
簡単に外せますよ。 
 
ユニバーサルホルダー 
 
 
プーリー側もこれで外せます。
ユニバーサルホルダーで固定
 
前後ともナットさえ外せれば 
後は手前に引きぬくだけです。
ナットを外します。
 
手前に引きぬくだけですが 
部品が意外に多い所。
ワッシャーを外します。
 
順番を間違えないようにしましょう。
ドライブベルトが外せます。
 
一つ外すごとに写真でもとっておくと 
組み付けるときに間違えませんよ。
ここも手前に引き抜くと・・・
 
この奥にウエイトローラーと 
スライドピースが入っています。
ウエイトローラーも消耗品です。
 
この二つもドライブベルトと同様に 
消耗品です。 
 
 
今回はベルト交換の説明だけですが 
一緒に交換すれば手間が省けますよ。 
 
 
ベルト交換自体は力技です。 
 
と言ってもそんなに力は 
必要ありませんが。 
 
クラッチ側を押し込めば 
入りやすくなります。 
 
回しながらうまく入れましょう。 
 
 
後は逆の手順で組み付けるだけ。 
 
ワッシャーなどの順番を 
よく確認しながら組みつけてくださいね。 
 
お疲れさまでした。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
スクーターのドライブベルト交換手順を 
お話ししてきました。 
 
 
ベルト交換自体は簡単な作業です。 
 
いつ切れてもいいようにベルトと工具を 
車載していると言う人もいるくらいです。 
 
もちろん切れる前の交換が理想ですが。 
 
とは言えベルト自体が不良品だったら 
耐久性が低い可能性も。 
 
スクーターに乗るなら 
自分で交換できれば安心ですよ。

ウェイトローラーについて

今回の記事では 
ウェイトローラーの交換を省略しました。 
 
ベルトは切れたら動けません。 
 
でも、ウェイトローラーのせいで 
走行不能。 
 
そんな事態にはならないと思います。 
 
 
ここまで減っていても動きますから。
摩耗したウェイトローラー
 
中古で買ったスクーター。 
 
各部の様子を確認しながら乗っていたら 
走行中にベルト切れ。 
 
その時の状態がこれでした。 
 
 
オークションの現状渡しで買ったので 
文句はありませんが。 
 
前オーナーは点検整備を 
していなかったのでしょうね。 
 
あそこまで減っても走行可能。 
 
それが分かった貴重な体験です。 
 
 
新品に交換して二万キロ弱走行。 
 
それでもこれだけの摩耗でした。
2万キロ使ったウェイトローラー
 
 
ベルトの寿命は乗り方によっても 
大きく変わってきます。 
 
信号ダッシュを繰り返すような 
乗り方だと寿命は短くなるでしょう。 
 
1~2万キロくらいが 
ドライブベルトの寿命と言われています。 
 
自分の乗り方を考えて 
適切な時期に交換しましょう。 
 
出先で切れると厄介ですよ。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
スクーターのドライブベルトは 
二回切れた経験があります。 
 
初めて切れたのは 
中古で買ってしばらく乗ってから。 
 
ベルト交換後の走行距離が 
分かりませんでしたから 
ここから管理開始です。 
 
 
交換後、1万5千キロを越えたので 
バイク屋に部品注文。 
 
届いたら交換しようと思っていました。 
 
 
が、1ヶ月以上すぎても入荷連絡なし。 
 
海外製なので時間がかかるのかな? 
まだ大丈夫だろう。 
 
と思っているころに切れました・・・。 
 
 
切れたのでバイク屋に連絡すると 
ちょうど入荷したとのこと。 
 
・・・そう言うことにしておきましょう。 
 
 
その後は通販で買うようにしました。 
 
1万5千キロを超えない程度で 
交換しています。 
 
 
走行中にベルトが切れると 
事故になる可能性もあります。 
 
一度目の時は惰性で動いていたので 
路肩によれました。 
 
 
二度目の時は後輪がロック。 
 
道路の真ん中で急停止。 
切れたベルトが引っかかったのでしょう。 
 
後ろの車が止まってくれたので 
ケガもなく助かりました。 
 
追突されてもおかしくない 
止まりかたでした。 
 
 
法律的には追突するほうが 
悪いことになるのでしょう。 
 
でも、事故になったら 
さすがに申し訳ないです。 
 
ケガをするのはスクーターのほうですし。 
 
 
そもそも切れるのは整備不良。 
 
それで事故にならないためにも 
定期的に交換しておきましょう。