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グリップヒーターと電熱グローブ。どっちが暖かく使いやすい?

この記事は約 17 分で読めます。

指先の防寒対策はどうしますか?
管理人のヒキです。 
 
今日はグリップヒーターと 
電熱グローブについて 
お話をしたいと思います。 
 
バイクで一番冷えるのが指先。 
 
痛いほどの寒さになると 
操作にも影響してきます。 
 
対策としてあるのが 
グリップヒーターと電熱グローブ。 
 
どちらが快適なのでしょうか? 

まず結論から言うと 
おすすめはグリップヒーターですが 
暖かいのは電熱グローブです。

 
「暖かくないほうがおすすめなの?」 
 
と思いますよね。 
 
それぞれ長所も短所もありますから 
こんな結論になっています。 
 
それぞれどんな特徴があるのか。 
 
順番にお伝えしていきますね。

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グリップヒーターと電熱グローブ

グリップヒーターの特徴

まずはおすすめの 
グリップヒーターから。 
 
グリップヒーターは 
効果がないという人もいます。 
 
「指の外側に風が当たるので 
指先が暖かくならない。」 
 
 
この意見は間違いではありません。 
 
確かに風が当たれば、指先は冷えます。 
 
 
冷える原因が分かっているのですから 
対策をすれば良いだけです。 
 
ハンドルカバーやナックルガード。 
 
これらと併用すれば効果はあります。 
 
 
実際に僕はマイナス5度くらいまで 
グリップヒーターで問題ないことを 
体験しています。 
 
通勤にスクーターを使っていますから 
冬の寒い日はそれくらいになります。 
 
 
スクリーンがあるので 
指に直接の風は当たりません。 
 
その状態ならグリップヒーターで 
暖かくなりますよ。 
 
 
僕は使っていませんが 
 
「ハンドルカバーとの併用は最強!」 
 
「こたつ状態なので軍手でも大丈夫」 
 
 
こんな意見も聞きます。 
 
 
風さえ当たらなければ 
十分に効果を発揮する。 
 
これがグリップヒーターの 
実力だと思います。

グリップヒーターの選び方

あとは製品選びも重要です。 
 
各社の製品を使ってきましたが 
暖かさに差がありました。 
 
違うバイクにつけていますから 
同じ条件ではありませんが。 
 
 
選ぶ基準は消費電力と温度切替。 
 
 
これが重要です。 
 
 
グリップヒーターの仕組みは単純で 
電気を熱に変えるだけ。 
 
基本的に消費電力が大きいほうが 
暖かくなります。 
 
真冬の寒さ対策なら 
暖かくしたいですよね。 
 
実際に試して買えませんから 
選ぶ目安にしてみてください。 
 
 
もう一つの温度切替も 
消費電力と関係しています。 
 
 
消費電力が大きいと言うことは 
それだけバッテリーに 
負荷をかけています。 
 
温度を最強にすると 
大型バイクでも電圧が下がります。 
 
 
原付でアイドリング状態。 
 
こんな状態だと電圧が 
10ボルト台にまで下がることも。 
 
 
信号待ちなどの短時間だけなら 
バッテリーがあがることはないでしょう。 
 
でも短時間の走行をくり返すと 
バッテリーがあがるかもしれません。 
 
セルを回すとかなりの電気を使います。 
 
グリップヒーターでも電気を使うと 
セルの分の充電ができないまま。 
 
 
走行中でも11ボルト台。 
 
そんな経験もしたことがあります。 
 
そんなときは最強をあきらめて 
温度を下げます。 
 
 
電圧が下がると自動で温度が下がる。 
 
 
最近はそんな製品も発売されています。 
 
 
どの程度まで大丈夫か。 
 
それを知るためにも 
電圧計は役に立ちます。 
 
安い製品もありますから 
取り付けておくと安心ですよ。 
 
 
取り付け方法は配線2本なので簡単です。 
 
こちらの記事も参考にしてみてください。 
 
バイクの電圧計の取り付けは難しい?配線は二本なので簡単 
 
 
温度を選べる利点はもう一つ。 
 
使える期間が長くなります。 
 
 
操作性を考えると 
グローブは薄いほうが良いです。 
 
グリップヒーターを使えば 
ウインターグローブを使う期間を 
短くできますよ。

グリップヒーターは効果がない?

熱くなる製品を取付けて防風対策もした。 
 
 
それでも効果がないという人も 
いるかもしれません。 
 
その原因は「使用時間」だと思います。 
 
 
グリップヒーターは効果が出るまでに 
時間がかかります。 
 
走り始めて5分後くらいまでは 
効果を全く実感できません。 
 
指先も冷えて痛くなってきます。 
 
 
そこから少しずつ 
熱を感じられるようになります。 
 
 
10分くらい経つと 
痛みは無くなってきます。 
 
これくらいの短時間で 
バイクを降りるような乗り方だと 
効果がないと感じるでしょう。 
 
 
さらに乗り続けて20分くらい経つと 
グローブが暖まって 
寒さを感じなくなります。 
 
このあたりで温度設定を下げられます。 
 
 
僕の通勤用スクーターを例に出すと。 
 
外気温が氷点下。 
 
5段階ある強さを下から2段階目まで 
下げても大丈夫です。 
 
スクリーンで風が遮られているので 
グローブが暖まれば 
最強だと熱くなってきます。 
 
 
短時間の街乗りでは 
暖まる前にバイクを降りてしまう。 
 
だから効果がないと感じるのでしょう。 
 
暖まるまで時間がかかるのは 
グリップヒーターの弱点ですね。

電熱グローブの特徴

電熱グローブも効果はあります。 
 
暖かさだけなら 
グリップヒーターより暖かいです。 
 
 
電熱グローブは手の甲側を 
暖める製品が多いです。 
 
風が当たるところですよね。 
 
指先まで電熱線が入っていれば 
寒さに負けません。
電熱グローブは指先まで暖かいですよ。
 
 
電熱グローブの欠点は 
手間がかかること。 
 
配線を毎回つなぐ必要があります。 
 
乗り降りするたびに 
配線の抜き差し。 
 
これはかなり手間がかかります。 
 
短時間の乗車には向きません。 
 
 
専用バッテリー式なら手軽に使えます。 
 
街乗りならこれがベストでしょう。 
 
持続時間を考えると 
ツーリングには向きませんけどね。 
 
 
有線、無線共通でもう一つの 
手間があります。 
 
常に持っていなければ使えません。 
 
 
「グローブを持っているなんて 
当たり前のことでしょ?」 
 
 
と思いますよね。 
 
冬なら問題ありません。 
 
 
平地だとウインターグローブを 
まだ使わない季節。 
 
こういうときが問題です。 
 
 
例えば10月後半~11月上旬ごろ。 
 
朝晩の温度が下がってきて 
バイクだと寒さを感じるようになる季節。 
 
山のほうは紅葉も始まってきます。 
 
 
混雑を避けて早朝から 
紅葉を目指してツーリングに出発。 
 
 
平地では寒くなくても 
山に行けば気温が下がります。 
 
我慢できるけど指先は冷たい。 
 
 
グリップヒーターならこんな時でも 
スイッチを入れれば使えます。 
 
でも、電熱グローブは 
持っていなければ使えません。 
 
たとえ持っていったとしても 
いったん停車して配線を接続。 
 
そういう手間がかかります。 
 
 
暖かいけど持っていなければ使えない。 
 
これが電熱グローブの最大の欠点です。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
グリップヒーターと電熱グローブ。 
 
それぞれの特徴について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・グリップヒーターはいつでも使える。 
 
・電熱グローブのほうが暖かいが 
持っていなければ使えない。

 
暖かさと手間。 
 
どっちをとるかで 
決まるのだと思います。 
 
いつでも使えて便利な 
グリップヒーター。 
 
使いづらいけど暖かいのが 
電熱グローブ。 
 
どっちを使っても 
暖かくすることはできます。 
 
ハンドルカバーやナックルガードと 
併用するなら 
どっちも十分に暖かいですし。 
 
バイクの乗り方は人それぞれ。 
 
自分にあった方を選びましょう。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
1年を通して一番乗るのは 
通勤用のスクーター。 
 
雨が降らない平日は 
基本的にいつも乗っています。 
 
そういう使い方だと 
バッテリー式の電熱グローブは 
充電がめんどうです。 
 
 
有線タイプにしても 
毎回つなぐのはひと手間かかります。 
 
だから使っているのはグリップヒーター。 
 
 
毎日乗っているからこそ 
いつでも使えるのがありがたいんです。 
 
日によって気温差が大きい春や秋。 
 
1日の気温差だけでなく 
天気などでの差も大きいです。 
 
晴れた日は暑いくらいだったのに 
曇りの日は寒い。 
 
通勤前の忙しいときに 
装備を気にしていられません。 
 
 
指先だけでなく 
体が寒いようなときでも使います。 
 
体の一部でも暖められると 
寒さが違います。 
 
血液が暖められれば 
体の中を循環しますからね。 
 
 
それでも電熱グローブも持っています。 
 
冬に高速道路を走るなら 
欲しい装備です。 
 
 
外気温がマイナス。 
 
そんな状況で高速道路を 
走ったこともあります。 
 
それでも電熱グローブなら 
問題なく走れました。 
 
 
ツーリングに使うのか。 
 
街乗りに使うのか。 
 
 
乗っている時間や 
乗り降りする頻度。 
 
そういうことも考慮して 
どっちが良いかを選びましょう。 
 
どっちも持っておくのが 
理想ですけどね。

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