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バイクのオイル交換のやり方。自分でやれば工賃の節約

この記事は約 14 分で読めます。

オイル交換をすれば愛車も元気!!
管理人のヒキです。 
 
今日はオイル交換のやり方について 
お話をしたいと思います。 
 
・自分でやってみたいけど簡単なの? 
 
・オイル交換の手順が分からない 
 
 
初めてやろうとすると 
こんな心配はないですか? 
 
 
まず結論から言うとオイル交換は 
下から抜いて上から入れるだけです。
 
 
 
こう聞くと簡単そうではないですか? 
 
初めてだと不安もあると思いますが 
やる気がある人は挑戦してみましょう。 
 
作業としては簡単です。 
 
簡単ですが注意点もあります。 
 
これから作業手順も含めて 
順番にお伝えしていきますね。

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バイクのオイル交換方法

用意する物

まずは用意する物から。 
 
・新しく入れたいエンジンオイル。 
 
・アルミや銅などのワッシャー。 
 
・廃油受け。 
 
 
整備ですから工具やウエスも 
必要になります。

最初にやるべき作業

道具をそろえたら 
古いオイルを抜きたいところです。 
 
抜きたいところですがその前に 
必ずやってほしいことがあります。 
 
 
オイルを入れるところを 
開けてみてください。
 
 
 
開けられるようなら 
交換作業を始めましょう。 
 
 
オイルを抜いたけど入れられない。 
 
この状態が一番問題です。 
 
エンジンをかけることも 
できなくなりますから。 
 
 
エンジンオイルに限らず 
液体系の交換作業をするときに 
共通の注意事項です。
 
 
ブレーキフルードや冷却水など。 
 
必ず注入口が開くかを確認してから 
作業を開始してくださいね。 
 
 
抜いて入れられなかったら 
動かせなくなってしまいます。

オイル交換の手順

それでは改めて交換作業です。 
 
まずは暖機運転をして 
エンジンを暖めてください。 
 
オイルの粘度が下がり 
抜けやすくなります。 
 
 
と言うのが一般的な方法です。 
 
 
でも、僕は夏なら暖機運転をしません。 
 
外気温でもエンジンオイルが 
十分やわらかくなっていますから。 
 
 
暖機運転をする目的は 
オイルの温度を上げて 
やわらかくすること。
 
 
その結果としてエンジンから 
抜き取りやすくなります。 
 
 
でもエンジンをかければ 
オイルも内部で循環。 
 
せっかく下に落ちていたオイルが 
循環したらまた上についてしまいます。 
 
そんな考えから夏はしていません。 
 
これはあくまで僕の考えですから 
正しいかどうかは分かりません。 
 
一般的には暖機運転してからですよ。 
 
 
暖機運転後にドレンボルトを外して 
オイルを抜き取ります。 
 
熱くなっている可能性もありますから 
やけどには注意してください。 
 
オイルが流れ出てきますから 
用意しておいた廃油受けで 
受けてくださいね。 
 
 
この時に注入口も開けたほうが 
空気の抵抗が減って抜けやすくなります。 
 
空気穴をあける代わりに 
注入口を開けるわけです。 
 
 
フィルター交換もするなら 
オイルを抜いた状態で 
交換しておきましょう。 
 
オイルフィルターを取り付けるときは 
ゴムのパッキンに 
エンジンオイルを塗っておきます。 
 
すべりをよくして密着させますから 
忘れずに塗ってくださいね。 
 
締めるときは手で大丈夫です。 
 
その程度の力でも 
抜けないのですから安心してください。 
 
 
抜き取り終わったら 
ドレンボルトを締めます。 
 
このときにアルミや銅などの 
やわらかい金属のワッシャーを使います。 
 
ドレンボルトを締めこむと 
ワッシャーが潰れて 
オイルが漏れるのを防いでくれます。
 
 
パッキンと同じ役目ですね。 
 
だから毎回交換が基本です。 
 
 
基本ですがあると思っていたら 
手持ちがないなんて時も。 
 
そんなときは自己責任で 
再利用することだってあります。 
 
あくまで僕の経験ですが 
2~3回程度の再利用なら 
漏れたことはないです。 
 
 
ドレンボルトを締める場合は 
強く締めすぎないように 
気をつけてください。 
 
トルクレンチがあれば 
一番良いのですが。 
 
オイル漏れが怖くて強く締めがちですが 
メーカー指定の値はかなり弱いです。
 
 
初めてトルクレンチを使うと 
弱すぎて不安になると思いますよ。 
 
でも、それでも緩んでこないのですから 
メーカー指定のトルクは適切です。 
 
 
ドレンボルトが締まったら 
新しいエンジンオイルを注入します。 
 
下限と上限の印がありますから 
真ん中あたりを狙って 
入れておきましょう。 
 
そうすれば多少入れすぎても 
上限まで余裕がありますし 
少ないなら足せばすみます。 
 
 
規定量を入れて 
どこからも漏れがないかを確認したら 
一度エンジンをかけてみましょう。 
 
内部で循環させたらエンジンを切って 
オイルが落ちつくのを待ちます。 
 
量を再度点検して問題なければ 
作業終了です。 
 
お疲れ様でした。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
エンジンオイルの交換方法について 
お話ししてきました。 
 
 
簡単にまとめると 
 
 

・暖機運転をする。 
 
・古いオイルを抜く。 
 
・ドレンボルトのワッシャーを 
新品にしてから締める。 
 
・規定量のオイルを注入

 
 
 
最初にもお伝えしたとおり 
下から抜いて上から入れるだけです。 
 
水に比べて粘度が高くても液体。 
高いところから低いところへ流れます。 
 
注意点はドレンボルトのワッシャー。 
再利用すると漏れてくるかもしれません。 
 
新品を使っているなら 
漏れることもまずありませんけどね。 
 
心配して強く締めすぎないでください。 
 
エンジン本体のネジ山が壊れたりすると 
大変なことになりますよ。 
 
 
予算が許すなら 
どんどん交換しても問題ないのがオイル。 
 
工賃の節約のためにも 
挑戦してみてください。

管理人の経験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
最初にお話しした注意点。 
 
まずオイルの注入口が 
開けられるかを確認する。 
 
一般的なメンテナンスの本には 
あまり載っていないと思います。 
 
 
僕が実際にやりそうになった 
失敗から学んだことなんです。 
 
 
車ですがデフオイルの交換をしていて 
やらかすところでした。 
 
車は曲がるときに 
内輪差が発生しますよね。 
 
それをうまく調整する部分の 
オイル交換をしていたんです。 
 
 
使うオイルも一リットル程度の 
小さな場所なんですが。 
 
下にオイルを抜く穴。 
上に注入口。 
 
わりと近くにあるので 
あまり考えずにオイルを抜き始めました。 
 
 
だいたい抜き終わったので 
注入口のほうも開けようとしたんです。 
 
 
2万キロに一回程度の交換サイクル。 
車の下周りで数年間放置。 
 
がっちり固着していました。 
 
 
と言うほどでもなかったのですが 
ジャッキアップした車の下での作業。 
 
力がうまく入れられませんでした。 
 
工具の持ち手を延長して 
なんとか回りましたが 
かなり焦りました。 
 
 
車を庭でゆっくり前後させる程度なら 
デフオイルが無くても 
大丈夫かもしれません。 
 
でも、エンジンオイルだったら 
そんなわけにもいきません。 
 
エンジンはアイドリングでも 
一分間に何百回転もします。 
 
オイルがなければ 
あっという間に傷だらけですよ。 
 
必ず入れられることを確認してから 
オイルは抜きましょう。 
 
 
作業内容としては簡単なオイル交換。 
 
自分でできるようになっておけば 
ツーリングの前後に 
いつでも交換できます。 
 
トラブル防止のためにも 
走行距離で管理して 
適切に交換していきましょう。