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バイクでリレー使ってUSB増設。仕組みと取り付け方法は?

この記事は約 12 分で読めます。

リレーを使えば安全対策にもなりますよ
管理人のヒキです。 
 
今日はリレーを使った 
電源取り出し作業について 
お話をしたいと思います。 
 
USBでつなぐ電装品も増えてきました。 
 
でも、昔ながらのシガーソケットも 
USBより電圧が高いので 
まだまだ使われています。 
 
どちらを使うにしても 
電源の取り出しは必要ですよね。 
 
 
今回はリレーを使った方法で 
電源を取り出してみました。
 
 
 
初めに接続方法。 
後半でリレーの説明。 
 
 
この順番でお伝えしていきます。 
 
 
リレーの仕組みが分かる人は 
前半だけで大丈夫です。 
 
リレーの動きが分からない人は 
後半も読んでみて下さい。

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リレーを使ったUSBの増設

リレーの取り付け作業

まずは実際の作業から。 
 
今回は配線が四本のリレーを使います。 
 
キースイッチに連動させて 
バッテリーから電源を取りだします。 
 
 
詳しい仕組みは後半でお話しするので 
簡単に接続方法だけ。 
 
 
バッテリーからリレーの間に 
ヒューズを入れておきましょう。
ヒューズを忘れずに
 
交換できるタイプが便利です。 
 
ヒューズホルダー 
 
 
バッ直なら30Aでも良いのですが 
手持ちが10Aしかありませんでした。
ヒューズは交換できます
 
ヒューズが簡単に替えられるので 
こんな使い方でも大丈夫です。 
 
 
キースイッチ連動にするために 
ホーンから分岐させます。
ホーンからの電源取り出し
 
リレーを動作させるだけなので 
細い線でも大丈夫。 
 
細い線だとギボシ端子を使わなくても 
コネクタに配線を直接つなげます。
手抜きの配線方法です
 
一番お手軽なつなぎ方ですが 
接触不良を起こす可能性もあります。 
 
このあたりは自己責任で。 
 
 
ボディアースやバッテリーのマイナスに 
リレーを動作させる線をつなぎます。
バッテリーのマイナスかボディアースへ
 
残りの一本は 
メスの端子にしておきましょう。
バッテリーのプラス側はショートしないようにメス端子
 
バッテリーからの電気が来るので 
オス端子だとボディに触れたら 
ショートしてしまいますよ。 
 
分岐をつけておけば電装品の増設も 
簡単にできます。
取り出した電源は分岐できます
 
今回はシガーソケットをつないで 
USBに変換してあります。
リレーを使ったUSB電源の取り出し完了
 
この方法が両方使えるので便利です。 
 
 
お疲れ様でした。 
 
 
最低限の説明だけでリレーを 
取り付けてみました。 
 
リレーの仕組みが分かる人向けです。 
 
 
ここからは詳しく説明していきますね。

リレーの仕組み

今回は配線四本のリレーを使いました。 
4極リレーとも言います。 
 
4極リレー 
 
 
配線の内訳は 
 
 
・リレーを作動させるために2本 
 
・バッテリーから電気を流すために2本 
 
 
こうなっています。 
 
 
実物を見てみますね。 
リレーの上面です。
リレーの説明図
 
ここに番号が書いてあります。 
 
これの85と86に電気が流れれば 
リレーが作動。 
 
87と30に電気が流れるようになります。 
 
 
せっかくなので補足しておきます。 
 
今回のリレーは 
全部で5本の線がありました。
5極リレーの端子
 
使わないので一本外してあります。 
 
本来は87aのところにも 
配線がありました。 
 
リレーが作動していないときに 
87aと30に電気が流れます。 
 
この使い方ができる物を 
5極リレーとも言います。 
 
5極リレー 
 
 
今回の取り付け方法だと 
キースイッチを切ったときに 
電気を流すことができます。 
 
簡単に思い浮かぶ使い方は 
盗難警報機ですね。 
 
他にもヘッドライトの切替などに 
使えます。 
 
通常はロービーム。 
リレーを作動させたらハイビーム。 
 
バッ直電源にすると抵抗が減って 
ライトが少し明るくなりますよ。 
 
興味がある人はこちらの記事も 
参考にしてみてください。 
 
バイクのヘッドライトが暗い。明るくする方法はある?
 
 
話を戻します。 
 
キースイッチを入れたら通電する配線。 
今回で言えばホーンです。 
 
その線に一本つなぎます。 
 
対になるもう一本を 
バッテリーのマイナスへ接続。 
 
今回で言えば 
85と86の配線です。 
 
どちらをつないでも問題ありません。 
 
これでキースイッチを入れると 
リレーに電気が流れます。 
 
 
リレーが作動したら87と30が 
リレー内部でつながります。 
 
バッテリーのプラスからの線に 
ヒューズを入れます。 
 
その線にリレーの線を 
つないでおけば残りは一本。 
 
それが電源取り出し用の線です。 
 
ここに電装品のプラスをつなげば 
キースイッチでオン、オフができます。 
 
今回はシガーソケットをつけて 
USBに変換しました。 
 
分岐もさせてあるので 
他の電装品もつなげます。 
 
あとでグリップヒーターを 
つなぐ予定です。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
リレーを使った電源取り出しについて 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 
 
 

・リレーを動作させる線を 
キースイッチに連動させる。 
 
・5極リレーだったら 
配線を間違えないようにする。 
 
・電源取り出し用の線は 
分岐させると便利。 
 
・シガーソケットを作っておけば 
USBにも変換できる。

 
 
 
キースイッチを入れたら 
リレーが作動して 
バッテリーから電気が流れる。 
 
車で言えばアクセサリー電源。 
 
こういう仕組みにするために配線します。 
 
こうやっておくと 
電源の切り忘れがありません。 
 
 
バッテリーに直接つなぐ 
いわゆるバッ直配線は簡単です。 
 
そのかわり切り忘れたら 
バッテリーがあがる危険もあります。 
 
そうならないためにも 
キースイッチに連動させましょう。 
 
 
リレーを使った方法は 
使用電力が大きい場合の方法です。 
 
純正配線に負荷がかかりすぎると 
発熱、発火しますから。 
 
USBで2.4アンペアなどを使う場合は 
リレーを使った配線にしましょう。 
 
 
使用電力が少なければ 
ヒューズ電源で簡単に取りだせます。 
 
興味がある人は 
こちらの記事も参考にしてみてください。 
 
バイクのアクセサリー電源はヒューズからとりだすと簡単
 
グリップヒーター程度なら 
十分使えますよ。 
 
 
電源取り出しができるようになると 
快適装備が使えます。 
 
USBでもシガーソケットでも 
つなぎ方は一緒ですよ。 
 
使用電力に注意して 
快適なツーリングにしましょう。