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管理人のヒキです。
今日はペーパードライバーの女性二人が
原付で東日本縦断したマンガについて
お話をしたいと思います。
タイトル詐欺に近くて申し訳ないです。
ご紹介する本のタイトルが長すぎて
内容を要約しました。
今回ご紹介する本はこちら。
女ふたり原付で東日本縦断して水曜どうでしょう祭に行って来た!
近年この手の長いタイトルも
増えてきていますよね。
内容が分かるという意味では
良いのだと思いますが。
実際に僕もタイトルに釣られて
買いましたから。
でもこの漫画の本来のターゲットからは
外れていると思います。
僕は「水曜どうでしょう」を
見たことがありません。
もちろん名前くらいは知っていますが。
なのでマンガを読んでいても
そちらのネタについては
全く分かっていません。
後半の3分の1くらいは
「水曜どうでしょう祭り」の話。
全く知らなくても
それなりに楽しく読めますが。
知っていたらもっと面白いと思います。
僕は単純にペーパードライバーの
原付ツーリングとして楽しんでいました。
それでも楽しめるところは
作者の描き方が上手なのでしょう。
勢いで決まった旅立ち。
そこからのバタバタ。
ペーパードライバーの女性二人が
いきなりスーパーカブで東日本縦断。
そして北海道上陸。
普通に考えたらやろうと思いませんよね。
だからこそこの本は
参考になる人もいると思います。
まずは教習所で講習。
もちろん免許を持っていますから
必須ではありません。
でも長年のペーパードライバーが
運転しようと思ったら
受けるほうが安心、安全でしょう。
ヘルメットや荷物固定用ネットなど
必要な装備を調達。
バイクはレンタルなのでその手配。
ここまではまだどうにかなるでしょう。
問題は実際の走行。
出発すれば運転経験なんて
周りの人には分かりません。
二輪車は初心者マークもありませんしね。
そもそもペーパードライバーなら
免許取得から年数は経っているでしょう。
運転初心者だからと言って
周りは容赦ありません。
原付一種の30km制限や二段階右折。
これらはバイクに慣れていても
やっかいですからね。
片側二車線ある国道での右折なんて
後続車が途切れる運がなければ
初心者には怖すぎるでしょう。
左にある店にしか入れないなんて
あるあるですよね。
非力な原付での山道やトンネル。
これも慣れなければ怖いです。
法律的にも車体的にも遠出をするなんて
考えられていないでしょうから。
雨がふればカッパを着ても
どこか濡れたりします。
電子機器は水に弱いです。
そんなトラブルを経験すると
日程に余裕があれば雨の日は連泊。
信号がなければ快適。
でも物事には限度があります。
信号がなければ走り続けますから
同じ姿勢で固定。
足腰が痛くなってきますよね。
どれもこれもツーリングあるある。
経験者はニヤニヤと笑えますし
未経験の人だと参考になります。
何でもない当たり前のことでも
面白おかしく描ける。
このあたりは著者の実力なのでしょう。
同じ出来事でも人によって
伝え方は違いますからね。
話の中には水曜どうでしょうネタも
ちりばめられています。
知っている人にとっては
僕が読んだ以上に面白いと思いますよ。
ペーパードライバーの女性二人が
旅立った決め手は仕事。
でもそれ以前に好きなことがあったから
スーパーカブでの旅に興味を持った。
無理に思えることでも
好きなことだから挑戦してみる。
こんなことってありますよね。
今回の二人もバイクツーリングに
興味なんてなかったでしょう。
北海道に着いた後、バイクに乗る機会が
あったのかも分かりません。
その程度の興味でも
原付ツーリングはできてしまいます。
この旅で東日本は制覇。
もしこの二人が西を目指せば
全国制覇もできそうです。
バイクで日本一周をしたい。
そう思う人はまず動いてみましょう。
日程的に一回では無理だとしても
複数回に分ければ行けますよ。
そんなことを教えてくれる
一冊だと思います。
バイクに興味がなかったのに
東日本縦断ツーリング。
こんなことをする人は
めったにいないでしょう。
そう言う意味では
貴重な一冊だと思います。
バイクツーリングが好きな人はもちろん
水曜どうでしょうも好きなら
より楽しめると思いますよ。
⇒女ふたり原付で東日本縦断して水曜どうでしょう祭に行って来た!
