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ゆるキャン△はツーリング漫画?キャンプと旅を楽しめる。

この記事は約 12 分で読めます。

読むとキャンプに行きたくなります。
管理人のヒキです。 
 
今日は「ゆるキャン△」について 
お話をしたいと思います。 
 
ゆるキャン△ 
 
 
色々と否定的な意見もあるので 
書こうかどうか迷ったのですが。 
 
それも含めて思ったことを書いてみます。 
 
基本的には女子高生が 
キャンプをする漫画。 
 
キャンプ場に行ってキャンプを楽しむ。 
 
誰かに批判されるような 
行為ではないのですが。 
 
現実世界で女子高生のソロキャンプは 
危険を伴うのも事実。 
 
その危険も人間相手なら 
加害者のほうが悪いのですが。 
 
 
損失を被るのは被害者。 
 
 
良い悪いの問題ではありませんよね。 
 
どんなに自分が悪くなくても 
ケガをして痛いのは自分です。 
 
まぁそこはフィクションの世界ですから 
気にしないことにしています。 
 
漫画の世界にあまり現実を持ち込んでも 
制約が増えるだけですからね。 
 
 
主要人物が女子高生。 
 
このことの是非を抜かせば 
普通に面白いマンガです。 
 
名前からしてキャンプ漫画ですし 
実際の中身もそうなのですが。 
 
ツーリング漫画でもあるんです。 
 
キャンプ場まで原付ツーリング。 
 
荷物満載のスクーターで 
楽しんでいる人も出てきます。 
 
 
主要メンバーだけでも 
初期から4~5人いるのですが。 
 
そのうちの一人がソロ好き。 
 
グループキャンプに誘われても 
最初は断るくらいのソロ好き。 
 
連載開始直後は自転車。 
 
のちにスクーターになっていきます。 
 
 
実在の場所が出てくるので 
ツーリングもキャンプも 
臨場感があるのですが。 
 
構図も独特。 
 
魚眼レンズを通したような 
ゆがんだコマが多いです。 
 
作画の手段までは知りませんが 
取材時にアクションカメラで 
録画しているのかもしれません。 
 
 
取材方法はともかく。 
 
作者も実際にキャンプをしていると 
思わせる描写も随所に出てきます。 
 
某煮込み料理で具材に火が通らない。 
 
実際にやっていなければ 
描けないようなエピソードです。 
 
原因があまりに作り話っぽいので。 
 
経験しているからこそ 
堂々と描けるのだろうなと思います。 
 
 
話をスクーターに戻して。 
 
登場人物の一人が 
キャンプ場までの移動手段として 
スクーターを使っているのですが。 
 
やはりメインはキャンプなんだと 
思わせるセリフがあります。 
 
「ツーリングキャンプ」 
 
ツーリングで行くキャンプなのでしょう。 
 
 
ライダーの視点から言うと 
「キャンプツーリング」ですよね。 
 
キャンプをしながらツーリングする。 
 
このあたりが 
「ゆるキャン」なのでしょう。 
 
 
タイトルはゆるいイメージを 
持たせていますが 
やっていることは結構ハードです。 
 
キャンプもツーリングも。 
 
例えばキャンプ。 
 
登場人物は人が少ないシーズンオフに 
好んでキャンプに行っています。 
 
当然寒い時期。 
 
当たり前のように外気温一桁前半で 
キャンプをしています。 
 
2~3度とか。 
 
ストーブでもない限り 
実際にやるとかなり寒いです。 
 
少なくともホームセンターで 
売っているような 
安い寝袋では寒くて眠れませんよ。 
 
漫画を読んでキャンプを始めるとしても 
そこは注意が必要です。 
 
いきなり冬にやらないで 
まずは11月や4月くらいに 
試してみましょう。 
 
 
今でこそGWのキャンプ場も 
混むようになってきましたが 
以前は人が少なかったです。 
 
居てもデイキャンプ。 
 
昼間バーベキューなどをしても 
宿泊する人は少なかったですよ。 
 
その時期でも夜はかなり冷えますからね。 
 
もちろん冬用装備があれば 
問題ない気温ですが。 
 
まずは冬を避けて 
自分の装備の現状を知りましょう。 
 
 
ストーリーの中でも装備不足で 
危険な目にあう状況も描かれています。 
 
正確には危険な目にあうまえに 
助けが入っていますが。 
 
そのまま夜になっていたら 
寒くて一睡もできない状況でしょう。 
 
寝たらそのまま永眠するような。 
 
バイク乗りは防寒着がありますから 
凍死するようなことはないと思いますが。 
 
どうしても寒いときは眠ろうとせず 
朝まで起きている覚悟が必要です。 
 
体を動かせば体温は上がります。 
 
無事に朝を迎えてから 
眠ることを考えましょう。 
 
 
脅すようなことも書きましたが 
冬のキャンプも難しくはありません。 
 
コロナ禍でのキャンプブーム。 
 
そのおかげもあり 
キャンプ用品も充実しました。 
 
防寒対策に使えるものも増えましたが。 
 
便利な物が無い時代にも 
雪山登山をしている人はいました。 
 
基本装備の寝袋とマット。 
 
これがしっかりしていれば 
寒さは問題ありません。 
 
冬もキャンプをしたい人は 
この二つに資金を投資しましょう。 
 
車以外の移動手段だとストーブなどの 
大きな荷物は持てませんからね。 
 
一日の疲れをとるためにも 
快眠は重要ですよ。 
 
 
キャンプ以外のことも 
全然ゆるくないです。 
 
原付スクーターでの走行距離や 
ロードバイクを使う移動も 
初心者が行うにはハードな距離。 
 
作中でも登場人物達は 
くたびれていますが。 
 
全力で楽しんでいるのが伝わってきて 
それが面白さに繋がっていると思います。 
 
普段はエンジン付きの乗り物しか 
乗らない僕でさえ 
ロードバイクに乗りたくなりましたし。 
 
ヒルクライムは遠慮しておきますけどね。 
 
 
初めてのことでも挑戦してみて 
楽しんでいるこの漫画。 
 
ソロとグループの違いも 
それぞれが楽しんでいます。 
 
ツーリングにしろキャンプにしろ 
「ソロ」と言うことに 
ためらう人もいるでしょう。 
 
楽しさが分からないという人も。 
 
そう言う人は「ゆるキャン」を 
読んでみると 
ソロの考え方が分かるかもしれません。 
 
考え方が分かったからと言って 
楽しめるかは別問題ですけどね。 
 
そこは性格の問題ですから。 
 
寂しさも含めて楽しむのがソロ。 
 
受け入れられない人は 
無理にやることでもないですよ。 
 
 
登場人物が女子高生。 
 
ゆるいイメージのタイトル。 
 
これだけ聞くと軽い内容を 
想像してしまいますが。 
 
やっていることは十分本格的。 
 
気軽に読めるけど 
内容もしっかりしていて面白い。 
 
実在の場所が多数登場するので 
聖地巡礼も楽しめる。 
 
「ゆるキャン△」はそんな漫画です。 
 
ゆるキャン△