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管理人のヒキです。
今日はレザーグローブの手入れについて
お話をしたいと思います。
夏に使って汗を吸ったグローブ。
冬用に替える時期には
キレイにしてしまいたいですよね。
まず結論から言うと
レザーでも洗濯して大丈夫です。
もちろん手洗いですが。
洗濯機でジャブジャブ洗ったら
さすがに革を痛めてしまいます。
革は濡らさないほうが良いと言います。
でも、汚れたままより
水洗いしたほうが良い。
グローブメーカーのHPなどでも
そのように書いてあります。
実際の洗濯画像も使って
手順を説明していきますね。
今回は洗濯用のセットを
使ってみます。
洗剤と柔軟剤のセットです。
⇒レザーウォッシュ
バイクをおりた友人から
茶色のグローブをもらっていたんです。
そのことを忘れて数年たち
カチカチの状態で発見。
復活も願って
洗濯セットを買ってみました。
さっそく洗ってみます。
まずは洗剤の計量。
説明書もついていますから
指示に従って洗剤を投入。
グローブを洗うくらいなら
洗面器で大丈夫。
洗剤も少量ですから
100均で買った注射器で計量しています。
規定量の洗剤を注入して
よく混ぜたらいよいよグローブ投入。
押し洗いをくり返していたら
水が茶色くなってきました。
多少の色落ちはするようです。
黒い汚れのような物も
水の底に沈んでいます。
汚れなのか劣化した革なのか。
数年放置していたグローブなので
判断はできかねます。
せっかくなので黒も投入。
薄い色だと色移りするかもしれません。
いくつか洗いたいときは
色の順番に注意して下さい。
洗った後は柔軟剤。
計量の手順は洗剤のときと同じです。
洗った後は乾燥。
タオルや新聞紙などで
よく水を吸わせます。
その後は陰干し。
洗濯ばさみを使うと
跡が残ってしまいます。
針金ハンガーをつかうと
型くずれもなく干せますよ。
二つとも無事に洗濯終了。
放置していたグローブも
使える状態になりました。
さすがに劣化していたロゴの部分は
洗ったら取れてしまいましたが。
柔軟剤のおかげで
硬くなってはいません。
硬くなってはいませんが
オイルはつけたほうが良さそうです。
今回は柔軟剤の効果を試したかったので
完全に乾かせました。
水洗いだけだったら
乾燥して硬くなる前に
オイルをつけたほうが良いですよ。
ここまで長文にお付き合い
ありがとうございます。
レザーグローブの手入れについて
お話ししてきました。
簡単にまとめると
・汚れたままより洗濯。
・水だけよりも専用洗剤を使うと
硬くならない。
肌に直接ふれるグローブは
外側だけでなく内側も
汗や皮脂でも汚れます。
季節の変わり目には手入れをしたほうが
気持ちよく使えませんか?。
夏場も使っているのなら
汗もかなりかいているでしょう。
そのまま手入れもしないで
次のシーズンまでしまったら
素材自体の寿命も短くなりそうです。
レザーは濡らさないほうが良い。
これは確かにそうです。
でもバイクに乗っていれば
雨にふられることだってあります。
濡れたからと言って
すぐにダメにはなりませんよね。
乾かしてからオイルをつける。
そんな基本的なことをしっかりやれば
雨に濡れても使えます。
それでも心配な人は今回のように
専用の洗剤キットもあります。
使用量をきちんと守れば
失敗することもないでしょう。
レザー製品は使っていると
体になじんできます。
手入れをしながら
大事に使っていきましょう。
最後に僕の経験をお話ししますね。
初めてレザーグローブを洗ったのは
雨に降られたときでした。
雨でびっしょりになったのだから
洗っても一緒。
そう思って水洗いしました。
なんの知識もなく洗って乾かしたので
カチカチになっていましたっけ。
あわててオイルをつけて
なじませていきました。
一晩置いておいたらなんとか復活。
学生時代の懐かしい思い出です。
その後に手入れの方法を調べて
洗ってからしまうようになりました。
革製品の手入れは
それだけで趣味の世界。
本や道具も多数発売されています。
興味のある人は色々調べてみると
面白いかもしれませんよ。
今回の記事のように
専用のレザーソープなどを使うと
失敗することもないでしょう。
僕は洗ったことがありませんが
革ジャンだって洗えるようです。
今回使った洗濯キットは
ウェア用ですし。
もちろんブーツも。
普通に使っていても汚れるのに
バイクに乗ればなおさらです。
レザー用品でも一年に一度くらいは
洗って清潔にしたいですね。