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バイクは夏でも寒い?近所は平気でも遠出をするときは要注意

この記事は約 15 分で読めます。

真夏でも山の上は涼しいです。
管理人のヒキです。 
 
今日は夏の服装について 
お話をしたいと思います。 
 
真夏のバイク。 
 
乗ったことがない人が見たら 
風があったって気持ちよさそうと 
思うかもしれません。 
 
でも、ライダーならご存じのとおり 
暑くて大変です。 
 
安全面を無視すれば 
薄着で大丈夫なのでしょうか? 

まず結論から言うと遠出をするなら 
防寒着も1枚持っていきましょう。

 
防寒着と言うほど大げさでなくても 
着る物を一枚余分に持つ。 
 
これは重要なことです。 
 
おすすめはレインコートなので 
常備している人は大丈夫ですが。 
 
夏の服装の基本。 
 
寒いのはどんな場合か。 
 
これらについて順番に 
お伝えしていきますね。

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バイクは夏でも寒い?

夏の服装の基本

夏は暑いですから 
バイクも薄着で乗りたくなります。 
 
事故の時の危険を承知なら 
Tシャツ一枚で乗るのもありです。 
 
でも半袖はやめましょう。 
 
半袖がダメな理由は二つ。 
 
・暑い 
 
・日焼けする 
 
順番に説明しますね。 

半袖は涼しい?

「暑いから半袖にするんでしょう?」 
と思われるかもしれません。 
 
でも晴れた日なら 
長袖のほうが涼しいです。
 
 
長袖を着ると服の内側は 
体温で温められます。 
 
普通なら37度弱ですよね。 
 
 
でも直射日光が当たる場所は
もっと熱くなります。
 
 
 
バイクの車体やアスファルト。 
 
正確な温度は分かりませんが 
真夏の炎天下に手で触れば 
熱いですよね? 
 
熱く感じるのは体温より高い証拠。 
 
直射日光が当たれば 
体温より熱くなります。 
 
だから晴れた日なら 
長袖のほうが涼しいです。

日焼けだけならまだマシ

半袖だと日焼けするのは 
説明するまでもなく分かりますよね。 
 
通勤、通学などの短時間なら 
問題ないでしょう。 
 
でもツーリングだと心配です。 
 
 
日焼けを通りこして 
ヤケド状態になるかもしれません。 
 
 
バイクに乗っているときは 
風に当たっています。 
 
表面的には冷やされますから 
熱くなっていることに 
気づきづらくなります。 
 
 
プールや海も水で冷やされるから 
気づきづらいのは同じ。 
 
だから日焼け対策もなく 
1日遊んでしまって 
翌日以降ヒドイ目にあったりします。 
 
ヒリヒリ痛んで皮がむけてくる。 
 
経験ありませんか? 
 
 
同じことがバイクでも起こります。 
 
夏の紫外線は曇っていても強烈。 
 
肌を露出するのは極力控えましょう。

夏ツーリングの理想の服装は?

夏にツーリングに行くときの服装は 
結局何を選べばよいのでしょうか? 
 
安全面も考えれば 
 
半袖Tシャツの上に 
バイク用のメッシュジャケット。
 
 
これが一番です。 
 
バイクに乗っているときは 
ジャケットを着る。 
 
バイクを降りて建物に入るなら 
ジャケットを脱いでTシャツ一枚。 
 
メッシュジャケットの性能によりますが 
腕の日焼けが気になるなら 
日焼け止めを塗っておきましょう。 
 
よほどメッシュが大きくない限り 
大丈夫ですけどね。 
 
これはあくまで基本。 
 
暑いときの服装です。 
 
でも夏だからと言って 
暑いだけとは限りません。

寒いのはどんな時?

夏なのに寒い。 
 
近年は猛暑続きなので 
あまり考えられないことでしょう。 
 
 
でもそれは本州以南の平地の話。 
 
 
同じ日本でも気温差はあります。 
 
例えば北海道の稚内。 
 
日本最北の市です。 
 
気象庁のホームページに 
色々な月の平均値が出ています。 
 
例えば2020年度の最高気温。 
 
 
・7月の平均値が20.6度。 
 
・8月の平均値が22.4度。 
 
 
あなたがお住まいの地域と比べて 
どうでしょうか? 
 
 
参考までに東京都。 
 
同じく2020年度の最高気温。 
 
 
・7月の平均値が27.7度。 
 
・8月の平均値が34.1度。 
 
 
8月で比べれば12度近く差があります。 
 
 
測定地点までは分かりませんが 
日当たりなどの条件は 
ある程度そろっているはずです。 
 
平地でもこれだけ気温差があります。

近所なら大丈夫?

遠くまでツーリングに行かなければ 
大丈夫なのでしょうか? 
 
近くても標高が上がれば 
やはり気温差がでます。 
 
山の上にいけば涼しいですよね。 
 
標高にもよりますが 
麓から山頂まで30分程度でも 
かなりの気温差があります。 
 
10度近い差は珍しくありません。 
 
通過するだけですぐに下ってくるなら 
耐えられないことはないでしょう。 
 
でも山でキャンプでもしようと思うなら 
最低気温のことまで考えておきましょう。 
 
昼間の服装だけだと夜は寒くなりますよ。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
夏のツーリングの服装について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・基本は長袖。 
 
・安全も考えるならメッシュジャケット。 
 
・標高や緯度で気温差がある。

 
夏の服装はなかなかやっかいです。 
 
寒いぶんには着れば済みますが 
暑くて脱ぐのは限界があります。 
 
短時間ならTシャツ一枚で良くても 
1日乗るなら長袖は必需品。 
 
日焼けはもちろん、疲労も違います。 
 
肌に風が直接当たり続けると 
疲労が蓄積しますよ。 
 
ジャケットが暑いなら 
カットソーを羽織るだけでも 
日焼け、疲労対策になります。 
 
 
それでは危ないと言う人もいます。 
 
 
安全面を考えればプロテクター入りの 
ライディングジャケットが 
一番良いのは当然です。 
 
でも暑すぎて注意力が散漫になったり 
汗をかきすぎて脱水症状ぎみになったり。 
 
それはそれで危険だと思っています。 
 
事故にあったときは 
プロテクターが役に立ちます。 
 
でもそれ以前に事故を起こさないことが 
より重要なはず。 
 
運転に集中できないほど暑いより 
快適なことは安全に繋がります。 
 
 
メッシュジャケットなら 
暑くないと言う人もいます。 
 
でもプロテクター自体が 
風を通しません。 
 
風を通すプロテクターもありますが 
当然防御力は落ちます。 
 
安全と快適性。 
 
どちらを優先するかは本人の価値観。 
 
ライディングジャケットに 
こだわる必用は無いと思っています。 
 
 
暑くても寒くても 
安全運転に支障がでます。 
 
快適に乗ることができれば 
運転に集中できますよ。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
寒さの話で出した稚内の事例。 
 
極端な例だと思われますよね。 
 
でも初めての北海道ツーリングで 
これをやらかしたんです。 
 
近年の猛暑に比べれば 
まだ涼しかった時代。 
 
とは言え当時では暑い年でした。 
 
1994年。 
 
気象庁のHPで確認すると 
東京の最高気温平均値は 
 
7月が31.8度。 
 
8月が32.9度。 
 
7月は先ほどの2020年度より暑いです。 
 
そんな年でした。 
 
 
今はこうやって簡単に 
現地の気温が調べられます。 
 
でも当時は違いました。 
 
 
そんな状態ですから当然薄着。 
 
まだメッシュジャケットなんて 
売っていなかったような時代です。 
 
北海道に上陸したときは雨。 
 
天気が悪いせいもあり 
寒すぎました。 
 
雨なのでカッパを着ましたが 
その下にも服を増やしました。 
 
翌日は雨がやみましたが 
気温は低いまま。 
 
手持ちの服だと風を通すので 
カッパは着たまま。 
 
晴れた日でもカッパには 
ずいぶんお世話になりました。 
 
 
風を通さない防寒着としても 
有効に使えるのがレインコート。 
 
その時に学びました。 
 
それ以来ツーリングのときは必ず 
持っていくようにしています。 
 
 
たとえ天気予報が晴れだとしても。 
 
 
山間部は天気の急変もありますから 
天気と気温の両対応できる保険です。 
 
自分が住んでいるところが暑いと 
その感覚で考えてしまいます。 
 
でも夏でも薄着だと寒い場所は 
日本の中にだってあります。 
 
10度差くらいは考えて 
服装を準備しておきましょう。