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管理人のヒキです。
今日はキャンプツーリングの
費用についてお話をしたいと思います。
新型コロナが流行してから
キャンプ人気が高まりました。
密にならずに楽しめるソロキャンプは
バイクツーリングとも
相性が良いですよね。
趣味として始めるには悪くありません。
宿代も節約できて
安く楽しめそうですよね。
でも、どんな趣味でもそうですが
最初は初期投資として費用がかかります。
キャンプツーリングは安く始められる
趣味なのでしょうか？
好きでないなら高くつきます。
もちろん長く続けられれば
１回あたりの金額は下がります。
具体的な金額や安くない理由などを
順番にお伝えしますね。
キャンプツーリングの費用は安い？
費用はいくらかかる？
キャンプを始めるのに
いくらかかるのでしょうか？
2021年8月11日の読売新聞に
載っていた記事があります。
キャンプの初期投資額の
アンケート調査結果。
キャンプを始めるのにかかった費用の
平均額は78,362円だそうです。
調査対象は20～60代の
キャンプ経験者100人。
これを見て安いと思うか高いと思うかは
人それぞれですが。
宿代の節約と考えた場合は
安くないですよね。
例えば安いビジネスホテルで1泊5千円。
これで考えれば初期投資だけで
15泊できます。
実際は少額とは言え消耗品などの
維持費もかかるでしょう。
コンロを使うならガスやガソリン。
ランタンなら電池も選択肢に入ります。
ガス、ガソリン、電池。
どれを使うにしても
タダではないですよね。
そもそもキャンプ場自体
無料のところは少なくなっています。
車でのオートキャンプと違って
バイクならまだ安いですが。
1泊500円だとしても
10回で5,000円。
初期投資を回収するだけでも
20泊くらいはかかりそうです。
20回泊まりでツーリングに行くのに
どれくらいの期間がかかりますか？
毎週1泊で行く人なら20週。
半年もかかりませんよね。
そういう人なら初期投資をしても
メリットがあるでしょう。
社会人でなかなか時間が取れない。
泊りでツーリングに行くのは
長期休みだけ。
年2回二泊三日で行く程度。
これだと初期投資の回収だけで
5年かかりますよね。
長く楽しむつもりなら良いですが。
社会人になると5年もあれば
生活環境が変わる人も多いでしょう。
・独身だったのが結婚した。
・子供が生まれた、成長した。
・家を買って引っ越した。
買いそろえた道具は
使わない期間でも場所を取ります。
それでも大丈夫ですか？
デメリットの解消法
流行りだからやってみたい。
その気持ちは分かります。
それならまずレンタルで
試してみるという方法もあります。
アウトドアは好き嫌いがあります。
一回やってみたら大変で
続けようと思わなかった。
そんな場合でもレンタルなら
金銭的ダメージはありません。
近年は手ぶらで行けるキャンプ場も
登場してきています。
まずは面倒な準備がない状態で
体験してみるのも良いかもしれません。
イメージだけで初めて見ると
楽しくないかもしれませんよ。
まとめ
ここまで長文にお付き合い
ありがとうございます。
キャンプツーリングでの費用について
お話ししてきました。
簡単にまとめると
・楽しめないなら高くつくかもしれない。
・不安ならレンタルから始めてみる。
どんな趣味でも続かなければ
初期投資が無駄になるのは一緒。
バイクだって買うときは
お金がかかりますよね。
キャンプの初期費用は
バイクに比べたら安いですが。
それでも数万単位でかかります。
今はネット通販で格安品もありますから
昔よりは低予算でも始められますが。
もちろん品質は値段相応ですけどね。
それでも試しに始めてみるつもりなら
悪くないかもしれません。
それで気に入ったら
もっとまともなものを買う。
そんな方法もありますよ。
最初に書いた読売新聞の記事。
それには累計投資額も
載っていました。
平均で251,014円。
これだけ見ても
なかなかの金額ですが。
細かく見ると両極端に分かれます。
キャンプに行った回数が3回以下。
この場合の平均額は94,837円。
31回以上の平均になると
500,510円。
用品、消耗品代だけなのか
食費、キャンプ場代も含むのか。
詳しい内訳は分かりませんが
50回で50万なら一泊一万。
宿代と比べても安くはないです。
食事付きで泊まれますよね。
結局はキャンプ自体を楽しめるか。
そこにかかっていると思います。
キャンプが楽しいから
お金がかかってもやる。
道具も新しい物が欲しくなる。
それなら何も問題ありません。
趣味にお金がかかるのは
当然のことですよね。
宿代の節約になるから。
そう思って始めると思わぬ出費が
待っているかもしれませんよ。
管理人の体験談
最後に僕の経験をお話ししますね。
長年キャンプはやってきて
ツーリングだけでも
100泊以上はしています。
家族と出かけることも含めれば
倍くらいにはなるでしょう。
キャンプを始めた動機は
宿代の節約でした。
道具は一度買ったら
消耗品を買い足すくらい。
さすがに元は取れました。
でも長年続いたのは
楽しいからだと思います。
ただの節約目的なら
途中でやめていたでしょう。
キャンプは快適ではありません。
夏は暑いし冬は寒い。
虫もいれば汚れもする。
それでも続けるのはキャンプ自体が
楽しいと思えるからでしょう。
独身時代は毎年行っていた
年末年始のキャンプツーリング。
南紀、四国、九州などの
暖かい地方を目指しました。
それでも日が沈んだら寒いのは当然。
テントの外で食事をするときは
バイクに乗るときと同じ格好でした。
当時は今のように
キャンプに人気なんて全くない時代。
冬は誰もいないキャンプ場。
寒いなぁと思いながら
冷たいビールを飲む。
はたから見たら変人ですよね。
たまにライダーがいると
どちらからともなく話しかけて
一緒に食事をしたりしました。
一人で自分に向き合う時間。
そんな時間を楽しいと思える人には
ソロキャンプ、ソロツーリングは
おすすめの趣味です。
費用はかかっても楽しめますよ。
