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管理人のヒキです。
今日はキャンプツーリングでの
怖いことについてお話したいと思います。
見知らぬ土地で一人きり。
ソロキャンプだとそんなことも
珍しくありません。
他のキャンパーがいたとしても
交流がなければ
一人とかわりありません。
「夜になると怖いかも・・・」と
不安になりませんか?
怖くありません。
・・・と言いたいのですが。
対処法がないこともあります。
いわゆるオバケ。
お化けは怖いですが
そもそも対策はありません。
今回はそれ以外。
対策できる怖いことについて
お伝えしていきますね。
キャンプに潜む怖いできごと
動物に話は通じない
まずは動物。
怖いと言う意味では熊やイノシシなど
大型動物が気になります。
キャンプ場が山間部にある場合は
要注意です。
基本的に動物がよってくるのは
エサを探しているから。
テントの外に食料を置いたまま寝るのは
絶対にやめましょう。
夜眠っているときに動物が食料を
狙ってくるかもしれません。
最低でも前室。
できればテント内に入れておくほうが
動物に狙われる確率は減るでしょう。
でも前室だと被害にあったと言う話も
時々聞きました。
前室は地面との隙間があります。
そこから狙えるのは犬やキツネ、
タヌキなどの小動物だとは思いますが。
危険はないとしても食料を食べられたら
困ってしまいますよね。
本で読んだ知識ですがロープを使って
木に吊っておくと安全だそうです。
少し高めの枝にロープを投げてから
地面まで垂らす。
そこに食料を結びつけて引き上げる。
こうやっておくとクマが来ても
簡単に取れないし
テントが狙われることもないそうです。
僕は北海道に行ったときでも
ここまではやりませんでしたけどね。
確かにエサのにおいがすれば
テント内でも狙ってくるかもしれません。
クマが爪を立てれば
テントなんて簡単に切れてしまいます。
動物で怖い思いをしたくないなら
食料の取り扱いに注意しましょう。
虫は大丈夫?
動物より小さい虫だって
苦手な人は怖いでしょう。
テント内に侵入されないようにするには
人の出入りの時に気を使って下さい。
まずは虫がいないことを確認。
入り口のファスナーを開けたら
素速く入ってしめる。
両側から開け閉めできるファスナーなら
高い位置での出入りをおすすめします。
地面に近いほど
虫も入りやすくなりますからね。
火の用心
次に危険なのが火。
火事や一酸化炭素中毒の
原因になります。
・火を使うときは換気をよくする。
・燃える物を近くに置かない。
当たり前の注意事項ですよね。
でもこれができていないから
事故も起こるわけです。
僕も含めて多くの人がやりがちなのが
テント内での火の使用。
前室だけでなく室内でも使います。
ランタン。
今でこそLEDのランタンも増えましたが
ガスやガソリンランタンも健在。
テント内に吊り下げて使ったりします。
特に寒い時期だと
暖房代わりにもなるので。
キャンプツーリングに使うよな
小さいテントだと意外に暖まるんですよ。
最近はキャンプブームもあり
冬でもキャンプする人が増えています。
バイクではあまりいませんが
薪ストーブ持参の人も。
そういう人はしっかりと対策を
していると思います。
それでもうっかりするのが人間。
テントなんて火が付いたら
あっという間に燃えてしまいます。
内部で火を使わないのが一番です。
それでも火を使う場合は
細心の注意をしておきましょう。
まとめ
ここまで長文にお付き合い
ありがとうございます。
キャンプでの怖いことについて
お話ししてきました。
簡単にまとめると
食料の保管場所に気をつける
・虫嫌いな人はテント内に
入られないように出入りに気を使う。
・火の取り扱いに注意する。
動物と火。
いつでも気をつけないと
怖い思いをします。
とは言え現実としては
季節によっても変わってくるでしょう。
クマなら冬は冬眠します。
虫も冬はほとんどいません。
夏は暑いですからテントの中で
火を使わないでしょう。
夏は動物やムシ。
冬は火。
季節による違いもありそうですね。
季節に関係ない危険な動物もいます。
人間です。
ホラー系の怖い話でよくある落ちですが
一番怖いのは人間。
これもあながち間違いではありません。
日本は治安がいいですから
僕が危険な目にあったことはないです。
たまたま運が良かっただけなのかも
しれませんけどね。
安心、過信はせずに
自分の身は自分で守りましょう。
特に女性ソロキャンパーの人は
十分注意してください。
テントの出入り口のファスナーに
小さい南京錠くらいつけておきましょう。
怖い思いなんてしないで済む
楽しいキャンプが一番ですよ。
管理人の体験談
最後に僕の経験をお話ししますね。
テント内での火災についても
お伝えしましたが
危なかったことがあります。
寝袋が溶けて穴があきました。
冬のキャンプだったので
テント内でランタンを使っていました。
つりさげるタイプではなく
平面に置いて使うランタン。
もちろん起きていましたし
換気もしながらです。
当時はスマホなんてなかった時代。
寝袋に足を入れて地図を見ながら
次の日のルート確認などをしていました。
足を動かした時に飛び散る羽毛。
一瞬だけランタンに触れて
寝袋が溶けて穴があきました。
慌ててランタンをテントの外に出し
寝袋の修理を開始。
とりあえず縫って穴を小さくしながら
飛び散った羽毛を回収。
動かすとまた飛び散るので
穴を押さえながらの作業。
ダウンが減ると防寒性能も下がるので
必死にかき集めましたよ。
その時の修理跡です。
見た目はともかく何度も縫いました。
しっかり縫っておかないと縫い目から
ダウンが飛び出してきますからね。
燃えずに溶けただけで済みましたが
燃えていたら大惨事でしょう。
寝袋も補修ではすまないでしょうし。
ツーリング終了になって
家に帰ることになりますよね。
気をつけていても起きるのが火事。
そんなことを見をもって体験しました。
それ以来置くタイプのランタンは
テント内で使っていません。
吊るタイプのランタンは今でも
使うことがありますけどね。
荷物になるのでツーリングではなく
家族で行くキャンプですけど。
どんなに気をつけていても
火を使えば火事の危険性はあります。
怖い思いをしたくないなら
テント内では使わないのが一番ですよ。