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バイクにグリップヒーターは必要か?冬以外にも使う時はある

この記事は約 15 分で読めます。

管理人のヒキです。 
 
今日はグリップヒーターの 
必要性についてお話をしたいと思います。
アクセル全閉時のグリップヒーター
 
指先の防寒対策で悩んでいる人も 
多いと思いますので 
それも踏まえてお伝えしていきます。 
 
 
まず結論から言うと 
バイクにグリップヒーターは必需品です。 
 
 
「使っているけど指先が冷えるよ?」 
 
「電熱グローブのほうが効果がある」 
 
そんな意見の人もいるでしょう。 
使う状況は人それぞれですからね。 
 
それに対する回答も含めて 
 
・グリップヒーターの必要性。 
・効果的な使い方。 
・電熱グローブとの比較。 
 
この順番でお話ししていきます。

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まずは必要性から。 
 
グリップヒーターは防寒用品ですから 
冬に使うのは当然。 
 
でも、春や秋でも 
あると助かるときがあります。 
 
山を含むツーリングに行くと 
気温差がかなりあります。 
 
市街地では普通のグローブで大丈夫でも 
山に行ったら寒くなった。 
 
こんな経験はありませんか? 
 
そんなときに役に立つのが 
グリップヒーターです。 
 
バイクにつけていれば 
電源を入れるだけで暖かくなります。 
 
 
そんなことめったにないと 
思うかもしれません。 
 
僕の経験ですが 
具体的にお話ししますね。 
 
春から秋にかけては 
レザーグローブを使っています。 
 
保温材はない、いたって普通の 
革だけのグローブ。 
 
このグローブで寒さを感じるのは 
だいたい10度前後。 
 
それ以下になると指先が冷えてきます。 
 
春や秋のツーリングシーズンは 
意外にこの条件に当てはまります。 
 
 
一般的に言われているのが 
「標高が100m高くなると気温が0.6度下がる」 
と言うこと。 
 
標高1000mで6度ですね。 
 
これくらいだと 
極端に高い山ではないです。 
 
山頂まで行こうとすれば 
もっと標高が高い道なんて 
たくさんあります。 
 
それでも6度違います。 
 
市街地が16度なら 
10度まで下がる計算ですね。 
 
僕の場合なら 
グリップヒーターが欲しくなります。 
 
 
気温20度前後はバイクに乗っていて 
一番気持ちがよい温度です。 
 
市街地がそれくらいだと 
山の上はグリップヒーターが必要な 
気温になってきます。 
 
 
通過するだけなら 
時間としては短時間ですから 
我慢できないこともないでしょう。 
 
ウインターグローブを持っていけば 
途中で替えることもできます。 
 
グリップヒーターがなくても大丈夫です。 
 
でも、付けていれば 
荷物にもならずに我慢もしない。 
 
スイッチを入れるだけで 
快適になります。 
 
常時バイクについていることが 
便利なんです。 
 
車と違って快適装備がないですから 
これくらいは欲しいです。 
 
 
次は効果的な使い方です。 
 
グリップヒーターは付けていても 
効果がないという人もいます。 
 
対策もありますが 
そのまえに。 
 
 
そういう場合は性能的に 
暖かくならない商品かもしれません。 
 
 
グリップヒーターは性能の差が 
かなり大きい商品です。 
 
同じメーカーでも 
温度に差があります。 
 
僕は今までに 
何社かの製品を使いました。 
 
その中で一番暖かくなったのが 
キジマの製品でした。
キジマのグリップヒーター
 
通勤用のスクーターに付けて 
氷点下の気温でも暖かく使っています。 
 
価格も許容範囲なので 
別のバイク用に買い足しました。
温度調整式グリップヒーター
 
全ての商品は使っていませんし 
毎年新しい製品も出ます。 
 
だからもっと暖かい製品もあるでしょう。 
 
買い足したのも型落ちになったセール品。
冬物セールの特売品
 
モデルチェンジ後のほうが 
暖かいかもしれません。 
 
でも、氷点下でも使える性能です。 
不満はありません。 
 
 
このあと効果的な使い方をお話しします。 
 
それでもダメなら 
買い替えも考えてみて下さい。 
 
 
効果的な使い方ですが二つあります。 
 
一つ目は風が直接 
手に当たらないようにすること。 
 
これはバイク乗りなら分かりますよね。 
 
手の防寒にはハンドルカバーが最強と 
言われるくらいですから。 
 
見た目を気にしなければ 
一番の防寒対策です。 
 
 
ハンドルカバーに抵抗があるなら 
ナックルガードならどうでしょうか? 
 
効かないという人もいますが 
有ると無いとでは全然違います。 
 
僕はオフ車に後づけで 
ナックルガードを付けました。 
 
それだけでも指先の冷えは 
かなり改善されましたよ。 
 
 
通勤用のスクーターも 
スクリーンのおかげで 
手に直接は風が当たりません。 
 
フルカウルのバイクだと 
何もついていなくても風の流れで 
ネイキッドよりマシだったりします。 
 
バイクのスタイルもありますから 
良い方法を探してみて下さい。 
 
 
二つめは長時間使うことです。 
 
グリップヒーターは 
短時間だと効果がありません。 
 
グリップヒーター自体が 
暖まるまで時間がかかりますからね。 
 
握り続けていると 
グローブが暖まってきます。 
 
そうすると指先全体が 
暖まるようになります。 
 
 
真冬の通勤時の例ですが。 
 
走り出して5分後くらいが 
一番冷えてツライです。 
 
指先が痛くなります。 
 
ここを乗り越えると 
少しずつ良くなってきます。 
 
 
10分くらい立つと 
痛みからは解放されます。 
 
我慢できる程度の寒さです。 
 
 
20分たつころには 
温度設定を下げられます。 
 
スクーターなので 
バッテリーへの負荷も考えて 
このあたりで弱くします。 
 
指先の寒さは全くありません。 
 
 
通勤、通学などで 
15分くらいしか乗らない。 
 
そんな状況だと 
グリップヒーターは暖かくないです。 
 
というか、暖かくなる前に 
到着してしまいます。 
 
 
暖かくなる製品を長時間使う。 
 
これがグリップヒーターの 
効果的な使い方です。 
 
 
最後に電熱グローブとの比較です。 
 
僕はグローブタイプと 
インナータイプを使ったことがあります。
電熱グローブ有線タイプ
電熱グローブ電池式
 
グリップヒーターも含めて 
一番効果があるのは 
インナータイプの製品でした。 
 
風が当たる指の甲側に熱線があって 
直接肌に触れますから。 
 
即効性があるので 
短時間の使用でも効果があります。 
 
効果はあるのですが 
有線タイプは手間がかかります。 
 
短時間のために使うのは 
めんどうでした。 
 
 
バッテリータイプのほうが手軽ですが 
暖かさはイマイチでした。 
 
熱線が肌に直接触れないぶん 
インナータイプより弱いです。 
 
電圧の強さも関係すると思いますが。 
 
 
一番暖かいインナータイプは 
毎回コードをつなぐのがめんどうで 
冬の高速道路の時だけ使っていました。 
 
即効性があるのに 
短時間ではめんどくさい。 
 
手間を惜しまない人なら 
有線のインナーは使えますよ。 
 
手軽に使いたい人は 
スイッチを入れるだけでいつでも使える 
グリップヒーターにしましょう。 
 
 
ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
グリップヒーターの必要性について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 
 
 
・グリップヒーターは冬以外でも使える。 
 
・風よけと併用して長時間使うと暖かい。 
 
・電熱グローブより手間がかからない。 
 
 
これらの理由から 
僕の中では必需品になっています。 
 
バイクは複数台持っていますが 
全部に付けています。 
 
必要かどうか迷っているなら 
付けた方が良いです。 
 
高価なウインターグローブも 
試しましたが 
電気の力にはかないませんよ。 
 
各社の最高のウインターグローブを 
買う予算があるなら 
ワンランク下とグリップヒーター。 
 
こちらのほうが暖かいと思います。 
 
取り付けを自分でやれば 
工賃の節約はできます。 
 
 
グリップヒーターを 
実際に取り付けてみました。 
 
グリップヒーターの取り付け方。自分でやれば工賃の節約 
 
やり方が分からない人は 
こちらの記事を参考にしてみてください。 
 
 
冬でもグリップヒーターを使って 
快適なツーリングを楽しみましょう。