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バイクの指先防寒対策。寒すぎて痛くなるのを防ぐ方法は?

この記事は約 11 分で読めます。

指先が痛いときの対処法は?
管理人のヒキです。

今日はバイクでの指先防寒対策について
お話をしたいと思います。

「冬用のグローブで対策しても 
指先が痛い」 
 
「厚手のグローブは操作性が 
悪くなるから嫌だ」 
 
そんな人も多いのではないでしょうか? 
 
それも踏まえてお伝えしていきます。 

まず結論から言うと加温をすれば大丈夫です。
保温だけだとキツイです。

 
加温と保温についてはこの後書きますが
違いを考えた対策が効果的です。

もちろん車種による違いもありますが。

それでは順番に考えていきましょう。 

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指先の防寒対策

指先の保温

ウインターグローブが暖かいのは
体温を逃がさないからです。

熱源は自分の体。

外部からの熱ではなく
体温で暖めるのが保温です。

暖めると言うより
熱を逃がさないイメージです。

服の重ね着と原理は一緒。

着れば着るほど暖かくなるのは
体温が逃げなくなるからですよね。

 

せっかく体温で温まっても
風は熱を奪っていきます。

バイクは風を受けて走りますから
指先が冷える原因ですね。

原因が分かればそれを取り除くだけ。

それで改善します。

 

同じグローブをしていても
風が手に直接当たるかどうかで
体感温度はかなり変わります。

カウルやナックルガードなどで
風を防げれば
指先の寒さもかなり緩和されます。

そう言った理由から
最強の防寒方法として
昔からあるのがハンドルカバー。

手から離れた場所で冷たい風を
止められるので
体感温度が下がらないわけです。

バイクから降りている時に
冬用のグローブをすれば
指先も温かくなりますよね。

風が当たらないと言うことは
バイクに乗っていない時と同じ状況です。

 

そんな最強の防寒対策ですが
そんなに普及していません。

最大の原因は見た目でしょうね。

僕もハンドルカバーをつけたバイクに
乗ったことはありますが
自分のバイクにつけたことはないです。

ハンドルカバーをつけたカブが
新聞配達などの仕事で使われています。

実用重視の仕事で使われるのですから
効果があるのは間違いないですよ。 
 
 
風以外にも熱を奪うものがあります。
ブレーキやクラッチのレバーです。

金属製ですから
握ると冷たいですよね。

握った時だけだとは言え
信号待ちだと意外に長くなったりします。

対処法としてはレバーグリップを
どちらのレバーにもつけてみましょう。

レバーグリップ

レバーグリップ
 
 
劇的な効果はありませんが
やはり違います。

何より安いですから
気休め程度でも文句はありません。

僕は夏でもつけたままですが
毎日通勤に使うスクーターでも
2~3年は使えます。

「きつくて取り付けが出来ない」
というレビューも見かけますが
なにかで濡らせば簡単ですよ。

取り付けを動画に撮ってみました。

 

指先の加温

体温を逃がさない防寒対策が保温なら
グリップヒーターや電熱グローブなどで
指先を温めるのが加温です。

文字通り外部から熱を加えるわけです。

体温より暖かい物があるわけですから
保温だけより暖かいですよ。

寒い時に温かい缶コーヒーを
握っていると手が温まりますよね。

イメージはそんな感じです。

 

最近は電熱装備も普及してきて
加温も一般的になってきました。

冬場に少しでも快適に
バイクに乗りたければ
指先の加温は必須ですよ。

それぞれの特徴や選び方などは
こちらの記事に書いてあります。

バイクのグリップヒーターの効果は?電熱グローブとの違い

 

僕個人のおすすめは
グリップヒーターです。

指先の防寒だけなら
電熱グローブのほうが暖かいですけどね。

 

「暖かくない方を 
何でおすすめするの?」

 

と思われるでしょう。

理由は汎用性です。

 

グリップヒーターは冬場だけ使う物だと
思われるかもしれません。

もちろん基本はそうなんですけど
春や秋にも出番があったりします。

例えば革一枚の夏用のグローブで
ツーリングに出発。

そのまま山に行った時などです。
 
 
外気温が10度くらいまで下がると
夏用グローブだと
指先が冷たくなってきます。

冷たくなってきますが
真冬の寒さのように
我慢できないわけではないです。

でもそんな時に
グリップヒーターを付けていれば
迷わずスイッチオン。

快適にツーリングを続けられますよ。

 

バイクの車体に付いているのが
グリップヒーターの利点なんです。

車体に付けない電熱グローブは
持っていなければ使えません。

わざわざ真冬以外のツーリングに
持っていきたくはないですよね。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
指先の防寒対策について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・保温だけだと無理がある。 
 
・加温すれば温かい。

 
手足の指先はもともと冷えやすい場所。 
 
そこにバイクで風が当たるのですから 
冷たくなって当然です。 
 
対策をしなければ 
冷たいどころか痛いですよね。 
 
 
保温と加温を紹介してきましたが 
最強の防寒対策は合わせ技です。
 
 
グリップヒーターを付けて 
ハンドルカバーも使う。 
 
使っている人が言うには 
手のこたつなんだそうですよ。 
 
 
風をさえぎって熱源も使う。 
 
これを実行すれば 
寒さ対策は大丈夫です。 
 
後は見た目とのバランス。 
 
快適さを取るか。 
 
見た目を優先するか。 
 
ここは価値観の問題ですね。 
 
自分にあった方法で 
防寒対策をしましょう。

管理人の経験談

最後に僕の経験をお話ししますね。

僕はハンドルカバーはしませんが
ナックルガードやカウルの内側でも
かなりの効果があります。

通勤に使っているスクーターには
暖かさを5段階に変えられる
グリップヒーターを付けています。

グリップヒーターのスイッチと外気温
 
画像の真ん中にうっすら見えている
-1.2の数字は外気温です。

スクリーンの内側になるので
直接風は当たりません。

走り出してすぐは最強の設定。

5分後くらいが一番寒いんです。
指先が痛くなってくる頃です。

そこを我慢していると
段々暖かくなってきます。

グローブ自体が温まってくるんですよ。

10分後くらいになれば
もう指先は大丈夫です。

20分後くらいになれば完全に温まって
設定を弱くしても平気になります。

外気温が氷点下の時でこんな感じです。

氷点下と言っても
せいぜい-5度くらいまでですが。

それより寒い場合は分かりません。

が、そうなってくると路面凍結など
バイクに乗ること自体が
難しくなりそうです。

 

この事例からも分かるように
電気を使えば暖かくなります。

「グリップヒーターは暖かくない」
という人もいますが
製品の問題も大きいと思います。

後は使用時間。

20分くらい使っていて
やっとグローブが暖まってきます。

それより短時間しか乗らないと
暖まる前にバイクを降りてしまいます。

だから暖かくないと感じるのでしょう。
 
 
書いていて思いだしたのが
グローブの保管場所です。

通勤に使っているとついバイクと一緒に
置きっぱなしにしてしまいます。

でも、冬場は室内に
持ち込んだ方が良いです。

外に置いてあるとグローブ自体が
外気温に合わせて冷え切っています。

そこに手を入れるだけで
かなり体温が奪われます。

室内に持ち込んでおくと
最初は冷たくありません。

指が冷えてくる頃には
グリップヒーターが
暖かくなってきますよ。

 

バイク乗りにとって一番やっかいな
指先の防寒対策。

操作の問題もありますから
体のように重ね着をして
解決はできません。

保温と加温を考えて
自分にあった方法を見つけましょう。

見た目を気にしないならハンドルカバー。

いつでも使えるグリップヒーター。

より暖かい電熱グローブ。

バイクに取り付けられるなら
ナックルガードやスクリーンも有効です。

車種や乗り方にあわせて
どれを使うか決めましょう。

二つの物を併用すれば
指先が痛いなんて事はなくなりますよ。

冬でも楽しく乗りましょう。