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バイクに電圧計をつける意味はある?電装品を使うなら有効

この記事は約 11 分で読めます。

バイクの電圧計
管理人のヒキです。 
 
今日はバイクの電圧計について 
お話をしたいと思います。 
 
電圧計なんてつける意味があるの? 
そもそも正確なの? 
 
こんな疑問はないでしょうか? 
 
 
まず結論から言うと 
電圧計は正確さよりも 
変動を見るのに役立ちます。
 
 
 
純正でついていない装備ですから 
必需品ではありません。 
 
他のメーターで言えば 
タコメーターもないバイクがあります。 
 
なくても走れますが 
回転数を確認できたほうが 
楽しく走れる人だっていますよね。 
 
目に見えないものを 
数値化してくれるのが各種メーター。
 
 
管理がしやすくなります。 
 
どんな意味や使い方があるのかを 
お話ししていきますね。

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電圧計の使い方

電圧計で何を見る?

電圧計の数値ですが 
それが絶対に正しいかは 
あまり気にしなくても大丈夫です。 
 
例えば本当は12.0ボルトのところを 
12.2ボルトで表示される。 
 
こんな0.1ボルト単位の違いなんて 
普段の管理で気にする必要はありません。
 
 
というか、意味が無いです。 
 
商品開発をしているわけでは 
ありませんからね。 
 
 
それでは何を見るかと言えば 
数値の変動です。
 
 
例えばキースイッチをオンにした時。 
 
新品バッテリーの数値から 
経年劣化で下がっていきます。 
 
劣化しているのが目で見て分かります。 
 
 
何ボルトになったら交換かは 
決まりはないですが。 
 
バイクによっても違いますし 
電圧計の数値の正確さも違いますから。 
 
でも、10ボルト台になると 
なかなか怖いですよ。
劣化したバッテリーの電圧
 
いつバッテリーがダメになっても 
おかしくないですからね。 
 
キックがあればよいですが 
セルだけしかないとエンジンが 
かけられなくなるかもしれません。 
 
正確な寿命は分からなくても 
交換する目安にはなりますよ。 
 
 
走行中などのエンジンが高回転のときに 
電圧が高すぎないかも確認できます。 
 
こちらはめったにないことですが。 
 
15ボルト台以上になるようなら 
レギュレーターの不調かもしれません。 
 
自分で原因を特定できない場合は 
バイク屋に点検をお願いしましょう。

電圧計は必要な物?

純正状態でバイクに乗っているなら 
あまり使いみちがありません。 
 
つける意味があるのは 
後づけで電装品をつけるときです。 
 
特に小排気量のバイクに 
消費電量が大きいものをつける場合です。 
 
グリップヒーターや電熱ウェア。 
 
これらを使っていて 
どの程度バッテリーに余裕があるか。 
 
そんな目安にもなります。 
 
正確に知るにはバイクの発電量と 
電装品の消費電力。 
 
両方が分からないとダメですが。 
 
 
電圧計をつけていても 
正確には分かりませんが 
目安にはなります。 
 
アイドリング状態で 
12ボルト以下になるようなら 
消費電力のほうが大きいかもしれません。 
 
電圧だけでは正確でないですが 
注意したほうが良いのは確かです。 
 
 
家で充電器につなぐ。 
 
電熱装備をツーリングで使うなら 
設定温度を弱めにして使う。 
 
こういうトラブル予防が 
できるようになりますよ。

まとめ

ここまで長文におつきあい 
ありがとうございます。 
 
バイクに電圧計をつける意味について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 
 
 

数値の絶対値より変動を見ることで 
電気系統の異常が分かる。 
 
後づけの電装品で 
電気を使いすぎていないかの目安になる。

 
 
 
必需品ではありませんが 
管理をするのには便利な電圧計。 
 
ツーリング先でバッテリーがあがると 
セルが使えなくなって大変ですよ。 
 
安い商品ならネット通販で探せば 
数百円であります。 
 
電圧計 
 
 
後づけの電装品があるなら 
トラブル防止のためにも 
つけておくことをおすすめします。

管理人の経験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
通勤で使っていたスクーターで 
電気の使いすぎでバッテリーが 
あがりかけたことがあります。 
 
グリップヒーターを取り付けて 
使い始めたころでした。 
 
二段階の温度切替があり 
いつも高い温度で使っていたんです。
デイトナホットグリップ
 
仕事から帰るときに 
エンジンをかけようとしたら 
セルの回りが弱いんです。 
 
やっと回っている程度で 
エンジンはかかりません。 
 
キックもあるスクーターでしたから 
そちらでエンジンをかけて帰宅。 
 
一晩、充電器につないでおきました。 
 
翌朝は問題なくセルが回ったので 
電気の使いすぎということに 
気づきました。 
 
強いほうにしないと暖かくなかったので 
帰宅後に充電器につなぐ。 
 
そんな使い方をするようになりました。 
 
その後に電圧計をつけたのですが 
アイドリング状態だと 
やはり12ボルトを下回っていました。 
 
 
今は別のスクーターを使っていますが 
電圧計をつけています。 
 
ヘッドライトが常時点灯式ではなくて 
つけるだけでアイドリング時の電圧が 
12ボルト近辺まで低下します。 
 
バッテリーが劣化してくると 
12ボルトを下回ることも。 
 
グリップヒーターもつけていますが 
今度は5段階の調整式。
冬物セールの特売品
 
冬の会社帰りは 
ヘッドライトを付けているので 
その分弱くしています。 
 
それでも朝ほど寒くないですし 
何とか充電無しでも使えています。 
 
朝はヘッドライトを消しているので 
その分グリップヒーターは最強です。 
 
会社への往復くらいなら 
夜のうちに充電しておけば 
大丈夫だとは思いますが。 
 
それが面倒なので 
様子を見ながら使っています。 
 
 
こんなふうに電気系統の 
目安になります。 
 
見ているのが電流ではなく電圧ですから 
正確ではないですけどね。 
 
それでもエンジンをかけて 
12ボルトを下回る状況が続くなら 
おかしいと思って間違いないでしょう。 
 
それがどこなのかまでは分かりませんが 
原因特定の参考になります。 
 
ツーリング先でバッテリーがあがった 
なんて自体をさけるためにも 
電圧計をつける意味はありますよ。