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バイクの電源取り出しは簡単?初心者でもすぐできる方法

この記事は約 11 分で読めます。

電装品をつないで快適なツーリング
管理人のヒキです。

今日はバイクから
電源を取りだす方法について
お話をしたいと思います。

電気が苦手な人だと
自分ではできないと思っていませんか?
 

まず結論から言うと電源取り出しは
初心者でも簡単にできます。

 

詳しくは下で改めて説明しますが
一分ほどでできますよ。

最近はスマホをナビとして使うことも
当たり前になってきました。

長時間使おうと思ったらUSBで
充電も必要ですよね。

電熱ウェアもバイクのバッテリーから
電源をとると長時間暖かくできます。

グリップヒーターも電源が必要です。

ETCも本来セットアップと取り付けは
セットで行いますが
乗り換えがあると・・・。

他にも補助メーターやデイライトなど
電気を必要とするバイク用品は
たくさんあります。

 

僕は文系の学校にいっていたので
電気や機械に詳しくないです。

それでも基本的なバイク用品なら
自分で取り付けを
できるようになりました。

そんな経験も踏まえて
分かりやすく書いていこうと思います。

 

この後は実践編と理論編に
分けて書きます。 
 
最初に実際のバイクを使った説明。
次に乾電池を使った説明。 
 

とりあえず電源の取りだし方法が
分かればよい人は途中まで。

考え方から覚えたい人は最後まで。

都合に合わせて読んでみて下さい。

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バイクの電源取り出し方法

電源取り出しのやり方

「簡単といっても実際にどうやるの?」

と言う人のために
シガーソケットをつないでみます。

使うのはカー用品店に売っている
コード付きの製品です。

シガーソケット

 

この配線を切って、加工して使います。

ヒューズ電源につなげる線はオス型。
ボディアースにつなげる線はクワガタ。

切った配線をよく見てもらうと
白い線が入っています。

白と黒の二色の線と
黒だけの線があります。

白と黒がプラスの線なのでオス型。

黒だけの線がマイナスの線なので
クワガタの端子です

シガーソケットの配線加工

 

シガーソケットなら簡単に
USB電源にもできます。

バイクのUSB電源

 

専用部品を差し込むだけです。

シガーソケット用のUSB電源

今は100円ショップでも売っていますが
使える電流の大きさには注意して下さい。

最初からUSBも売っていますから
そこは用途に合わせて。

つなぎ方は一緒です。

 

ではここから実践編です。

説明は下にありますが
動画も撮ってみました。

下準備はしてありますが
一分で電源を取りだせますよ。

動画について説明していきますね。

ヒューズボックスを探して
ヒューズ電源に差し替えます。

ヒューズ電源

ヒューズ電源取りだし

 

これで電源が取り出せました。

ここにプラスの配線をつなぎます。

ヒューズ電源のプラス配線

 

マイナスは車体の金属部分に。

ヒューズ電源のマイナス配線

 

通電確認ランプが点けば完成です。
画像中央の緑のランプです。

シガーソケットの増設

たったこれだけ。 
簡単そうではないですか? 
 
通電していない場合は
マイナスの配線を疑って下さい。

金属部分につないだつもりでも
塗装があると通電しません。

塗装のない場所を選びましょう。
これも動画で撮ってみました。

電源取り出しの理論

バイクから電源をとりだすと聞くと
難しそうに思えます。

でも、基本は小学生で
習ったことなんです。
 
 
乾電池に豆電球をつないで
点灯させませんでしたか? 
 
僕が小学生の頃は
そんな事をやっていました。

基本的にはそれと同じ事なんです。

豆電球は持っていないので
LEDを使って写真を撮ってみました。

説明は豆電球と言うことでしますね。

乾電池に豆電球ををつなぐと光ります。

乾電池と電球

 

小学生の頃と同じですね。

バイクはこれにヒューズが入ります。

ヒューズの役目

 

ヒューズの中にシャクトリ虫のような
線が見えますよね。

あの線は大きな電流が流れると
溶けて切れるようにできています。

切れると豆電球は消えます。

豆電球の前で切れるということは
クリップを外した状態と同じです。

ヒューズ切れの状態

 

安全装置なんです。

そのヒューズにコードをつないだ物が
市販されています。

ヒューズ電源

 

シャクトリ虫の上から
コードが出ています。

このコードが電源取り出しの配線です。

ヒューズ電源をつないだところ

 

これに豆電球をつないで
電池のマイナスにつなげば光ります。

ヒューズ電源を使ったところ

 

このヒューズ電源を使うと
純正配線がトラブルを起こしても
別系統なので大丈夫です。

黒いコードの電球が消えても

ヒューズ切れの状態

 

取りだした方は点いています。

ヒューズ切れの回路

 

新しく取りだしたコードは
ヒューズがないのかといえば
ここに入っています。

ガラス管ヒューズ

 

このヒューズが切れれば
こちらは消えますが
純正配線に影響はありません。

ヒューズが切れたのと同じ
外した状態です

ガラス管ヒューズが切れた状態

 

これが基本的な考え方です。
実車はここからもう一工夫あります。

上の画像だと電球からそれぞれ
電池のマイナスに繋がっています。

黒と白の線です。

他にも足していったとすると
電池のマイナスは
どんどん増えてしまいます

マイナス側の配線

 

そうならないように実車は
ボディアースという考え方をしています。

車体をマイナスの線代わりにするんです。
クリップが車体だと思って下さい。

ボディアースの考え方

 

クリップでまとめると
電池につなぐ線は一本ですみます。

ボディアースで減らした配線

 

車体の金属部分が
マイナス線のかわりになるんです。

僕は初めて電装品を
自分で付けようと思った時に
ボディアースを知りませんでした。

サービスマニュアルを見て
一生懸命探した記憶があります・・・。

今と違ってネットなんか
一般的にはなかった時代です。

 

ここまでが理論編です。

豆電球を二つ光らせると思えば
簡単そうではないですか? 
 
 
追記 
 
ヒューズ電源を逆につなぐ場合のことを
こちらの記事にまとめてみました。

ヒューズ電源に向きはある?正しく取り付けるための考え方 
 
 
プラス側とマイナス側。 
 
どちらの向きにするか 
考えてみて下さい。 

まとめ

いかがだったでしょうか?
簡単でしたよね。
 
最後にまとめると

・ヒューズから電源を取りだす。

・その線に電装品のプラスをつなぐ。

・マイナスは車体の金属部分か
バッテリーのマイナスへつなぐ。

 

これで完成です。

 
注意点が一つだけあります。
いつ電気が流れるかです。

バイクの場合はほとんどが
キースイッチに連動した
アクセサリー電源です。

バイクのキーを抜けば
電源が切れます。

ですが、時計があるバイクは要注意です。

キーを抜いても
時計が狂わないですよね?

と言うことは電気が流れています。

そこから電源をとってしまうと
常に電気が流れてしまいます。

スマホの充電用ならバイクから降りれば
外すから問題ないでしょう。

でも、グリップヒーターをつないでいたら
スイッチを切り忘れて時間が経てば
バイクのバッテリーが上がってしまいます。

ここだけは注意しましょう。

 

バイクから電源を取りだす時に
ホーンやテールランプを
勧めているやり方もあります。

簡単だし、普通なら問題もありませんが
僕はおすすめしません。

理由は純正配線に直接つなぐからです。
こう言う部品を使います。

コネクタを使った結線

 

白い線の二箇所に赤い部品で
黄色い線をつないであります。

僕は最初のバイクでこれをやって
失敗した経験があります。

調子が悪くなった時に
原因が分かりづらくなるんです。

直接つなぐので外したくなった時も
結線部分が残ってしまいます。

ヒューズ電源を使うと
ヒューズを差し替えるだけで
純正状態に戻せます。

乗り換えなどで車両を売却する時にも
純正状態に戻せる方が良いですよね。

ヒューズ電源は数百円です。

高い物ではありませんし
簡単に使えますからおすすめですよ。

ヒューズ電源

 

バイクの電源取り出しは
覚えておくと便利です。

バイク屋や用品店でも
やってもらえると思いますが
当然工賃がかかります。

自分でやれば費用は部品代だけ。

今回はシガーソケットでしたが
他の電装品でも基本は同じです。

冬場に必需品のグリップヒーターも
自分で簡単につけられますよ。

こちらの記事を参考にしてみてください。

グリップヒーターの取り付け方。自分でやれば工賃の節約 
 
 
節約したぶんはツーリング先で
おいしい物でも食べましょう。

 

電装品は快適装備が多いです。

電源取り出しを覚えれば
快適で楽しいツーリングに行けますよ。