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管理人のヒキです。
今日はバイクを売ることについて
お話をしたいと思います。
バイクを売る。
乗り換えか降りるかの違いはあっても
多くのライダーが経験することです。
売るからには高く売りたいと思うのが
当然のことだと思います。
よく言われるのがバイクを売る時期。
暖かくなる春先から売れだすので
冬よりも春に売るほうが良い。
納得できる理由ですが
本当なのでしょうか?
業者による違いのほうが大きいです。
ごく一部のプレミアムバイクを除いて
年式が古くなれば価値は下がります。
それ以外にも税金や保険の関係で
売るのが1日遅いだけで
費用が変わる場合も。
売りたいと思ったときが売り時です。
売る時期で価格が変動することの真偽や
高く売る方法などを
順番にお伝えしていきますね。
バイクを売る時期はいつがよい?
時期による違いはある?
売る時期の違いで
買取り価格に差がでるかを
バイク屋に聞いたことがあります。
「ほとんど影響ない」と言う答えでした。
厳密に言えば
ゼロではないのかもしれませんが。
極端に変わることはないのが
現実なのでしょう。
逆の視点で見てみれば分かります。
お店で売っているバイクの値段は
季節で変わらないですよね。
売るときの値段が変わらないのですから
買うときの値段も変わらない。
そう考えて良いのでしょう。
バイクは生鮮食料品のように
短時間で腐りません。
同じ状態のバイクを
冬に買い取っても春先に買い取っても
店頭価格は同じでしょう。
もちろん保管にも場所をとりますから
早く売れるほうが良いですが。
買取りを安くして客に逃げられれば
中古車販売の機会自体を
逃してしまいます。
売るほうは高く売りたいですからね。
バイクを売ればその後の整備などで
何かと店の利益に繋がります。
冬だからと買値を安くすることは
お店にとってもリスクのある行為。
だから季節は関係ないのでしょう。
春にかかる費用
春にかかる費用もあります。
軽自動車税は
4月1日時点の所有者にかかります。
4月2日に手放したとしても
1年分払わなければなりません。
大型バイクで6千円。
大きな金額ではないかもしれませんが。
3月31日に名義が変わっていれば
払わなくて良いお金です。
無駄な税金を払うくらいなら
おいしいご飯でも食べたいですよね。
自賠責
自賠責保険の保険料は
解約すれば戻ってきます。
払い戻しは月割り。
一ヶ月毎に返ってくる金額が減ります。
乗らないのに放置をしていると
保険料が無駄になっていきますよ。
バイクを売る決断をしたら
早めに動きましょう。
任意保険は?
任意保険の加入時期は
人によって違いますが。
春にバイクを買って加入した人は
保険期間も春に切れます。
任意保険の更新時期も考えましょう。
自宅まで買取り業者に来てもらえば
関係ないですが。
店舗まで乗っていく必要があるなら
任意保険は加入しておきたいです。
事故はいつ起こるか分かりません。
短距離だとしても
任意保険未加入はやめましょう。
もし人を轢いたら
保険料程度の金額では済みませんから。
春にバイクを買った人は
そんなことも考えてみてください。
高く売る方法
高く売る方法と言っても
特別な方法ではありません。
・オークションを使う。
・複数業者から選ぶ。
ごく普通の方法です。
金額だけで考えれば
オークションを使った個人売買が
一番高く売れるでしょう。
かかる費用はオークション代金だけ。
その代わり手間がかかります。
出品から引き渡しまで
色々とやることは多いです。
場合によっては
トラブルが起きることも考えられます。
手間やリスクを自分で負うから
高く売ることができるわけです。
メンドウなことが嫌なら業者に売ります。
業者に売るときは必ず
複数社に査定を依頼しましょう。
思っている以上に差が出ます。
インターネットを使えば
簡単に申し込めます。
⇒バイクを売るなら『バイク王』
⇒バイク買取査定『バイクランド』出張査定見積り
⇒【グッドスピード】
⇒KATIX(カチエックス)
各社の価格を比べて
一番高いところに売りましょう。
この方法が一番現実的に
高く売れる方法だと思います。
まとめ
ここまで長文にお付き合い
ありがとうございます。
バイクを売ることについて
お話ししてきました。
簡単にまとめると
・春にかかる費用に注意する。
・金額だけならオークション。
・業者は必ず複数社に査定してもらう。
バイクを売る。
個人的には少しだけ
寂しいイメージがあります。
買い換えにしろ降りるにしろ
好きで買った物を手放すのですから。
個人的な感情なので
気にしない人もいるでしょうけど。
感傷的な思いは別にして
現実問題として高く売りたい。
この思いは共通でしょう。
だからこそ高く売れる方法を
調べているのだと思います。
でも裏技はありません。
物の値段は基本的に需要と供給。
確かに冬はバイクに乗る人が
少なくなるかもしれませんが。
春になれば又増えます。
それが分かっているから季節による
価格変動も少ないのでしょう。
影響があるとすればオークション。
相場が低めになる可能性はあります。
でもネットオークションは
通年で見ながら欲しいものを
狙っている人もいます。
そう言う人が二人いれば
競い合って値段が上がる。
これがオークションで売る利点です。
全国、場合によっては海外からも
見ている人はいます。
マイナー車種だとしても
欲しい人はいますよ。
バイクは乗らなくても
税金などの維持費がかかります。
季節による変動は
気にするほどではありません。
売りたいと思ったときが売り時ですよ。
管理人の体験談
最後に僕の経験をお話ししますね。
バイクを業者に売った経験は
一回しかありません。
無料で引き取ってもらったり
友人に譲ったことはありますが。
こんなことをやっているから
台数が増えていくんですけどね。
バイクに限らず欲しくて買った物を
手放すのが苦手なんです。
売ったバイクも
物理的に置いておけるなら
残しておきたかったくらい。
さすがにそんな場所はなかったので
諦めましたけど。
雨ざらしで置いておいたら
あっという間に劣化しますからね。
朽ち果てるくらいなら
誰かの役に立ってもらうほうが良いです。
部品取りになったはずなので。
売ったのは某赤い大手バイク屋。
絶版車の中古部品も
修理には必要とのことでした。
このあたりは大手チェーンだから
できることですね。
絶版車なんて書くと高価なバイクを
思い浮かべるかもしれませんが。
走行距離10万弱のZZ-R400です。
今となっては不人気の400。
年式も古くて走行距離も多い。
市場価値なんて
ほとんどありませんでした。
個人がやっているようなバイク屋では
邪魔なだけでしょう。
何社かに見積もりを聞いてから
価格交渉をしました。
前年モデルの新車を
買う予定だったのですが。
下取りを高くしてもらったので
最新の年式に変えました。
高く売れたけど支払総額は増える。
交渉の落とし所としては
妥当なところでしょう。
店は価格の高いバイクが売れる。
僕は年式の新しいモデルが安く買える。
どちらにもメリットがありますからね。
最初の予定通り前年モデルを買えば
一番お得だったのですけど。
そこは物欲に負けました。
値段のつくバイクはまだマシです。
一括見積もりを申し込んでも
一社も来なかった経験があります。
古い不人気の原付スクーター。
オドメーターは9999までしかないので
走行距離も不明。
友人が入手して放置していた不動車を
5千円で譲ってもらいました。
その後直して乗っていたのですが。
モンキー50を買うときに
手放すことを決意。
単純に置き場所の問題でした。
またしても某赤い大手。
やはり値段はつけられないとのことで
無料で引き取ってもらいました。
モンキーの納車や
要らない部品の引き取りも含めて。
家から店までは
そこそこの距離があります。
バイクで30分弱くらい。
下取り車で走って行って
買ったバイクで帰ってこられれば
良いのですが。
下取り車は税金がかかる前に登録抹消。
公道は走れない状況でした。
さらに要らない部品も多数ある状況。
古いスクーターですから
修理は中古部品がほとんど。
ヤフオクで外装セットなんかも
落札していました。
割れていたので交換したカウルなどの
大型部品は捨てるのも手間。
中古部品もすべて引き取る条件で
無料にしてもらいました。
想定以上に部品の量があったのでしょう。
家に来た人が店に確認の電話を
していましたよ。
バイクを買う店だと手放す車両も含めた
条件交渉ができます。
現金になる以外の部分も含めて
トータルで高く売りたいですね。