当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。

スポンサーリンク

バイクのチェーンに注油は不要?ノーメンテは素材が劣化する

この記事は約 14 分で読めます。

チェーンもキレイになると嬉しくないですか?
管理人のヒキです。 
 
今日はチェーンの注油について 
お話をしたいと思います。 
 
当たり前に行っている 
チェーンのメンテナンス。 
 
掃除をしてから動きをよくするために 
注油をしますよね。 
 
グリスが封入されている 
シールチェーンでも 
必要なのでしょうか? 

まず結論から言うと注油は必要です。

 
何を当たり前なことを? 
 
と思う人はインターネットを 
あまり見ていない人だと思います。 
 
いつの頃からか分かりませんが 
シールチェーンのメンテナンス不要論を 
見かけるようになりました。 
 
簡単に書くと 
 
・シール内部には注油できない。 
 
・注油は防錆が目的。 
 
・メッキチェーンなら錆びないので 
注油は不要。 
 
言われてみれば 
確かにそんな気もします。 
 
それならチェーンメーカーは 
どう言う意見なのでしょうか? 
 
大手2社のHPを確認すると 
 
大同工業 
 
https://didmc.com/maintenace/ 
 
 
アールケー・ジャパン 
 
https://mc.rk-japan.co.jp/maintenance/ 
 
注油を推奨しています。 
 
 
でも注油不要論の人が言うには 
メーカーがメンテを推奨するのは 
メンテナンス用品を売りたいから。 
 
確かにその考え方だと 
メーカーの推奨はあてになりません。 
 
注油の必要性を別の角度から 
順番に考えてみますね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

チェーンに注油は不要?

金属は摩耗する

シールチェーンには 
グリスが封入されています。 
 
Oリングでグリスが 
漏れないようになっているから 
逆に外からの注油も入らない。 
 
だから注油は不要。 
 
こう聞くと納得できますよね。 
 
でもそれはグリスがある 
ピンの部分だけ。 
 
スプロケットに触れるローラー部分に 
グリスはありません。 
 
ローラーの外側に注油しても 
遠心力で飛ぶから意味がない。 
 
と言うことらしいですが。 
 
 
ローラーの内側にグリスはありません。 
 
 
内側なら遠心力でも飛びませんよね。 
 
それならばローラーの内側は 
チェーンオイルで潤滑されます。 
 
そもそも遠心力だけで 
完全に脱脂されることも無いですし。 
 
手に付いた油なんて 
手を振っただけではもちろん 
洗ってもなかなか落ちませんよね。 
 
ローラーは側面も 
プレートに接触します。 
 
ピンはともかく 
少なくともローラーの潤滑効果は 
あることが分かります。

メッキも錆びる

注油不要論によると 
注油はプレートの防錆のため。 
 
だからメッキチェーンには 
必要ないということですが。 
 
 
メッキはサビます。 
 
 
バイクにはメッキ部品も多いです。 
 
乗っていればメッキの錆を 
体験している人も多いでしょう。 
 
ミラーのステー部分とか。 
 
 
見た目もきれいな 
メッキのゴールドチェーン。 
 
強力なメッキかもしれませんが 
チェーンの環境は過酷です。 
 
オイルがなくなると言うほどの 
回転なのですから 
飛び石などの衝撃もすごいですよね。 
 
当然傷が付くでしょう。 
 
傷が付いたのに 
ノーメンテナンスのままで放置。 
 
そんなことをしていたら 
簡単にサビてしまいますよ。

ゴムも劣化する

シールチェーンの特徴は 
Oリングを使ったグリスの封入。 
 
そもそもOリング自体も 
放置していたら劣化します。 
 
ゴム素材で分かりやすいのがタイヤ。
タイヤがヒビだらけになりました。
 
画像は車のタイヤですが 
経年劣化でひび割れています。 
 
ゴムだって放置すれば油分は抜けますし 
紫外線で劣化します。 
 
仮にチェーンオイルが必要ないとしても 
ゴム用のケミカルは必要です。 

ラバープロテクタント
 
 
チェーンオイルには同じような 
成分が入っているのでしょうね。 
 
封入されたグリスにも劣化を防ぐ成分が 
入っていれば良いですが。 
 
僕にはそこまで分かりません。 
 
 
一つ言えることは 
どんな素材でも経年劣化します。 
 
特にチェーンは過酷な環境。 
 
雨、風、紫外線だけでなく 
強力な力や摩擦熱にもさらされます。 
 
 
メンテ不要論には 
 
「強い力で押さえられるから 
チェーンとスプロケは擦れない」 
 
なんて意見もあるようですが。 
 
接触するのに擦れないなんてこと 
ありえませんよね。 
 
擦れないなら摩擦熱で熱くなることも 
起きないわけですから。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
チェーンの注油について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・少なくともローラーには注油が必要。 
 
・メッキも錆びる。 
 
・ゴムも劣化する。

 
インターネットの特性として 
自分の知りたい意見だけが 
目につくようになります。 
 
 
ニュース記事などを一度見ると 
同じようなニュースが 
表示されるようになりますよね。 
 
 
チェーンのメンテナンスをやりたくない。 
 
 
そんな気持ちがあると 
それを正当化する意見が 
目につくようになります。 
 
 
でも冷静に考えれば 
分かることもあります。 
 
金属同士が強力に擦れるのに 
メンテナンスがいらないなんて 
おかしいですよね。 
 
 
とは言え注油したからと言って 
チェーンの寿命が 
どれくらい延びるかは分かりません。 
 
 
汚れて伸びてきたらチェーン交換。 
 
 
その覚悟があるのなら 
メンテナンスフリーでも大丈夫です。 
 
時間をお金で買うと考えれば 
そんな方法も良いのかもしれませんね。 
 
時間も含めた費用対効果。 
 
そこまで含めてメンテナンスを 
考えるのことも大事なことでしょう。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
チェーン注油不要論。 
 
いつ誰が言い出したのかは知りませんが 
気になるところではあります。 
 
某巨大掲示板あたりなら 
誰かの体験談なのかもしれません。 
 
それなら良いのですが。 
 
 
今の世の中にある各種陰謀論。 
 
誰も言っていなかったことを言い出して 
注目を集める。 
 
この手法だとしたら 
なかなかやっかいです。 
 
常識を覆す理論。 
 
インパクトはあります。 
 
 
チェーンメーカーは 
メンテナンス用品を売りたいから 
本当のことは言わない。 
 
それを暴いて真実を言っている。 
 
一見正論のようですが。 
 
 
メンテナンスフリーのチェーンとして 
売り出せば良いだけです。 
 
 
既存品より価格を高くして。 
 
付加価値があれば 
高く売ることもできますよね。 
 
メンテナンスの時間も含めた 
コストを考える人はいるでしょうから。 
 
 
僕は普通の会社員。 
 
世の中の裏側なんて知りません。 
 
でも仕事は製造業なので 
無給油で使えるチェーンが 
存在していることは知っています。 
 
食品や衛生用品などの製造ラインは 
グリスを使えない場所もありますし。 
 
もちろんメーカーも公表しています。 
 
 
バイクのチェーンだって 
本当に無給油ができるなら 
メーカーがそう言うでしょう。 
 
実際BMWは 
 
「Mエンデュランスチェーン」 
 
と言うメンテナンスフリーのチェーンを 
2020年に発表しました。 
 
 
売りになるのならメーカーが発表する。 
 
これが現実でしょう。 
 
 
陰謀論にインパクトがあれば 
少数でも強力な信者ができます。 
 
そこを狙って商売もできる時代。 
 
誰かの体験談としての 
注油不要論なら良いですが。 
 
そうでないならそんなことで 
商売をしないで欲しいです。 
 
費用対効果を考えて 
メンテナンスの方針を 
自分で決めていきましょう。