この記事は約 12 分で読めます。
管理人のヒキです。
今日は電動ドライバーについて
お話をしたいと思います。
電動ドライバー
ドライバー。
日本で一番有名な
工具ではないでしょうか?
メンテナンスに興味はなくても
名前を知っている。
一度は使ったことがある。
そんな工具だと思います。
当然ですが僕もドライバーは
すでに持っていました。
新たに買う必要もない
電動ドライバー。
ベッセルというメーカーの製品が
セールで安くなっていたので
便利工具として買ってみたのですが。
思っていた以上に使い勝手が良いです。
通常の整備は電動ドライバーばかり
使うようになりました。
別売りのビットセットも購入。
すっかり気に入りました。
もちろん短所もありますが。
・長所と短所。
・インパクトドライバーとの違い。
これらを順番にお伝えしていきますね。
電動ドライバーの使い勝手
長所は?
まずは長所から。
何といっても手軽さ。
大きさと速さが便利なんです。
今までもドリルドライバーは
持っていました。
有線式のドリル。
先端のビットをつけ替えれば
ドライバーとしても使える。
バイクの整備で
使えないこともないですが
正直言って邪魔。
だから使ってきませんでした。
ベッセルの製品は通常のドライバーと
変わらない大きさ。
別のメーカーのラチェット式よりも
小さいくらいです。
普通に手に持って使えて
回す時は電動。
電動ですから手で回すよりも速い。
この手軽さが良い感じなんです。
使い方も簡単。
動かしたい方向にスイッチを入れるだけ。
前に押せば締まる。
手前に引けば緩める。
考えなくても感覚的に使えます。
重さも気にならないので
普通のドライバーと同じ感覚で使えます。
工具として普通に使える。
これが重要だと思います。
電動ですから
充電が切れることもあるでしょう。
充電が切れたら使えないとしたら
電動でないドライバーも
用意する必要があります。
充電が切れても
普通のドライバーとして使える。
当たり前のようで重要だと思います。
先ほどのドリルドライバー。
電源がなかったらドライバーとしては
まともに使えません。
先端部分を手で回せば
何とかなるかもしれませんが。
ドリル型ですから普通に使うのは
かなり難しいですね。
形状や大きさが普通なことが
最大の長所だと思います。
短所は?
短所はクラッチがないこと。
スイッチを入れれば
同じ力で回り続けます。
締める場合も緩める場合も
ネジが固いときは要注意です。
先端が固くて回らないと
手首が回ってしまいます。
回転系工具のお約束ですが。
最初に使ったときに
危なくやられるところでした。
小型ですからトルク(回転力)は
そこまで強力ではありません。
とは言え電動工具。
ケガには注意しましょう。
安全な使い方
長所と短所を踏まえたうえで
僕の使い方です。
電動工具は基本的に
緩めるときにしか使いません。
締めるときは手で回さないと
曲がっていても気づきづらいです。
曲がっているのを無理やり回して
ネジ山を壊すのが怖いですから。
長いネジなら最初だけ手で回して
まっすぐ入ったことを確認してから
電動で締めたりもしますけどね。
緩めるときの使い方ですが
力のいる最初だけ手で回します。
手首を一回ひねれば十分。
緩んだらスイッチオン。
一気に外すことができます。
最初は普通のドライバーとして使い
緩んだら電動で回す。
こんな使い方です。
これなら手首も痛めません。
めったに使いませんが
締めるときは軽く握っておきます。
固くなるまで締まったら
手の中でドライバーが回るので
手首は安心です。
手の中で回ってしまえば
スイッチも切れます。
クラッチがないという短所は
使い方で気にならなくなりますよ。
インパクトとの違いは?
電動ドライバーとインパクトの違いは
衝撃があるかどうか。
インパクトは叩く力があります。
空で回しているだけだと
分かりませんが。
分かりやすいのはインパクトレンチ。
固く締まったナットを
緩めるときに効果を発揮します。
固くて回らない時はダッダッダッダッと
連続して衝撃が加わります。
叩く力なので瞬間的には大きな力。
これが続いて緩めることができます。
電動ドライバーは回転するだけ。
モーターのトルクだけで
衝撃はありません。
固く締まったネジを緩める作業には
力が不足しています。
使えないどころか
うっかり使うと手首を痛めます。
インパクトとは用途が違う。
そのことを忘れないようにしましょう。
まとめ
ここまで長文にお付き合い
ありがとうございます。
電動ドライバーについて
お話ししてきました。
簡単にまとめると
・短所はクラッチがない。
・インパクトドライバーとは
トルクが違う。
ドライバーはどこの家にもある
工具の一つでしょう。
必要になったので
100均で安い物を買ってきた。
わざわざ買わなくても
組立家具などにも付いてきた。
そんなふうに一本ぐらいは
家にある工具だと思います。
メンテナンスに興味がなければ
新たに買おうとは思わないでしょう。
付属で付いてくるような精度の工具で
バイクの整備はしないほうが
良いですけどね。
付属の工具の中には
車載工具も含まれますよ。
こちらの記事も参考にしてみてください。
手持ちの工具では不安がある。
そう思って新たに買うのなら
電動ドライバーはどうでしょうか?
先端のビットを替えれば
他のサイズとしても使えます。
ビットセットで買えば安いですし
場所も取りません。
ベッセルは日本製で信頼できるメーカー。
安い値段でサイズ違いを揃えられるので
おすすめですよ。