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管理人のヒキです。
今日はバッテリー交換時の
バックアップについて
お話をしたいと思います。
常時電源を必要とする電装品は
電源が供給されないと
設定がリセットされてしまいます。
バッテリー交換のときには
どうしたら良いでしょうか?
特殊な道具が必要なのでしょうか?
交換するバッテリーを使えます。
バッテリー交換でバックアップが必要。
車だとそんな時代になってきました。
バイクの場合はほとんど聞きませんが
電子制御は増えています。
そのうちバックアップが
必要になるかもしれませんね。
走りや性能には関係ないですが
時計が付いているバイクも多いです。
時計くらいなら合せればよいですが
やり方を忘れているなんてことも。
そんなときのためにも
バックアップをしながらの作業を
覚えておいて損はありません。
難しい作業ではありませんから
やり方や注意点をお伝えしていきますね。
バックアップ電源を使いたい
準備する物は?
バックアップ用の電源には
交換する新しいバッテリーを使います。
これを実現するための道具が
ワニグチクリップ付きのコード。
⇒ワニグチクリップ付きコード
ワニ口クリップだけなら
100円ショップでも売っています。
要らないコードを持っているなら
簡単に自作もできますよ。
これを使って作業していきます。
作業開始
まずはワニグチクリップを使って
配線作業から始めます。
と言っても作業は単純。
車体の配線と新しいバッテリー。
それぞれのプラスとプラス
マイナスとマイナスを
ワニグチクリップでつなぐだけ。
これで新旧両方のバッテリーに
通電することになります。
この作業での注意点は
通電していること。
プラスにつなぐワニ口クリップを
車体の金属部分に
触れさせないでください。
古いバッテリーはつながったまま。
と言うことは車体とマイナスは
つながったまま。
そこにプラスを触れさせたら
ショートしてしまいます。
ショートさせるとこうなります。
一瞬なら火花が出るくらいですが
突然だとビックリしますよ。
ワニグチクリップをつないだら
あとはバッテリーを交換するだけ。
普通ならマイナスを先に外しますが
この状態では関係ありません。
どちらからやっても大丈夫ですが
ここでも注意することがあります。
工具を車体に触れさせないで下さい。
理由は先ほどと同じ。
ショートしてしまいます。
・ワニグチクリップを外さないように。
・工具が車体に触れないように。
この二つに細心の注意を払いましょう。
まずはプラスから作業開始。
二つのバッテリーのプラスが
コードでつながっている状態です。
純正以外の配線がある場合
いったん外してしまいましょう。
配線が少ないほうが
ショートの危険も少なくなります。
配線を外したら
車体に触れないように注意。
今回は軍手で保護しておきました。
マイナスの配線は
車体に触れても大丈夫。
両方の配線を外したら
新旧のバッテリーを入れ替えます。
プラスを取り付けるときは
素手がおすすめ。
最後の本締め以外は
工具を使わないほうが安全です。
マイナスをつけてから
純正以外の配線も取り付け。
無事に交換作業終了です。
お疲れ様でした。
まとめ
ここまで長文にお付き合い
ありがとうございます。
バックアップ電源をとりながらの
バッテリー交換について
お話ししてきました。
簡単にまとめると
バックアップ電源に活用する
・車体とプラスを接触させると
ショートするので気をつながら作業する
バックアップをとりながらの作業は
ショートの危険があります。
本来ならやらないほうがいいやり方。
マイナス端子を外してから
プラス端子も外す。
こうすれば安全なんですけどね。
バッテリー交換のやり方は
こちらの記事も参考にしてみてください。
最近の車だとバックアップは
一般的なやり方になってきました。
バイクはバッテリーを上げてしまう人が
車より多いでしょう。
だからバイクもそうなるとは
思えませんが
将来的には分かりません。
簡単にできると言うことだけは
知識として覚えておいて下さい。
管理人の体験談
最後に僕の経験をお話ししますね。
バイクも車も古い車種に乗っているので
バックアップの必要性はありません。
困るのはせいぜい時計が
リセットされてしまうくらい。
バイクだとバッテリー交換の影響は
ほとんどないですね。
趣味で乗っているバイクだと
乗らない期間が長いときもあります。
冬は雪が積もる地域だと
乗りたくても乗れませんよね。
気づいたらバッテリーがあがっていた。
そんなことも珍しくありません。
寒い時期はバッテリーも弱りますしね。
僕のオフ車もバッテリーが弱く
冬は充電器をつないでいます。
買った年の冬。
1週間乗らなかっただけで
バッテリーあがり。
さすがに驚きましたよ。
時計もあるデジタルメーターが
原因だと思うのですが。
春~秋は充電器につながないのですが
そんな時が危なかったりします。
セルを押した直後。
一瞬だけ電圧が下がり
時計がリセットされます。
弱々しくセルが回り
エンジンがかかればよいのですが。
ダメなときはキックか
その日は乗るのをあきらめて充電。
そんな時もあります。
それくらいのことで不調になって
バイク屋のお世話になる。
そんなことになったら
さすがに複数台を維持できないです。
趣味性の強い乗り物だからこそ
バッテリー交換くらいは
自分で気軽にやりたいです。
最新の電子制御デバイス。
コンピューター制御で
自分がヘタでも助けてくれる。
そんな装備は確かにありがたいです。
でも。
レースをするのではなく
ツーリングがメイン。
そんな僕にとっては
雑に維持できることも重要です。
バックアップなんてしなくても
いつでも問題なく動く。
そんなバイクのほうが
趣味としては合っている気がします。