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管理人のヒキです。
今日はグリップヒーターの
暖かさについて
お話をしたいと思います。
指先の寒さはバイク乗り共通の悩み。
グリップヒーターを使ってみたいけど
暖かいのか不安な人もいるでしょう。
まず結論から言うと
条件を整えれば暖かいです。
グリップヒーターや
ホットグリップと言われる商品。
各社から発売されていますよね。
せっかく買って使っても
効果がないという人もいます。
これからあげる3点に気をつければ
暖かく使えますよ。
順番にお話ししていきますね。
自分で取り付けてみようと思う人は
こちらの記事も参考にしてみてください。
⇒グリップヒーターの取り付け方。自分でやれば工賃の節約
少なくとも使ったら余計に寒くなる
なんてことはありません。
ネット通販なら安い物もありますよ。
グリップヒーターを暖かく使う方法
風を防ぐ
まず一つ目は風が手に
直接あたらないようにすること。
よく一番暖かいと言われるのが
ハンドルカバーと
グリップヒーターの組み合わせ。
ハンドルカバーで風をさえぎり
その中でグリップヒーターを使って
手を暖める。
仕事で使われるスーパーカブなどは
ハンドルカバーをつけていることが
かなり多いです。
実用性を優先する
仕事で使われているのですから
それだけ効果がある証明ですよね。
効果がある証明なんですけど
だからこそ抵抗がある人もいるでしょう。
見ためが悪いと。
仕事で使われるイメージがあるから
格好悪く見えてしまいます。
そんな場合はナックルガードなら
どうでしょうか?
オフ車なら全く違和感ないですよね。
僕も使っています。
効果はハンドルカバーより落ちますが
それでも全然違います。
どちらかをバイクにつければ
指先が冷えるのも
かなり改善されますよ。
長時間使う
次は時間です。
短時間乗るだけだと
グリップヒーターは暖かくありません。
暖かくなるまで時間がかかります。
まずグリップヒーター。
次にグローブ。
最後に人の手。
この順番で熱が伝わります。
冬の朝だと走り出して5分くらいで
一番指先が冷たくなります。
外気温がマイナスだと痛いくらいに。
それを過ぎるとだんだんと
熱が伝わるようになってきます。
風が指に当たらない状態だと
20分くらいしたら
全く寒くなくなります。
通勤や通学で15分乗る。
こういう乗り方だとグリップヒーターは
残念ながら暖かくないです。
もちろん何もないよりはましですけどね。
短時間の利用なら
電熱グローブのほうが効果的ですよ。
製品を選ぶ
最後に製品自体の能力。
グリップヒーターは
各社から発売されています。
価格も安いものから高いものまで色々。
当然ですが能力も違います。
根本的に暖かくならない製品も
残念ながらあります。
なるべく高温になる製品を
選びましょう。
正確なことは使ってみるまで
分かりませんが
選び方の目安はあります。
消費電力や温度調節の幅。
ここを調べましょう。
電気を使って暖めますから
基本的には消費電力が多いほうが
暖かい製品です。
温度も固定式より
5段階くらい調節できるほうが
暖かい可能性が高いです。
暖かい可能性が高くても
バイクの発電能力もありますから
そのあたりは注意しましょう。
発電する以上に使ってしまうと
バッテリーがあがってしまいます。
原付スクーターだと
あまり余裕がないかもしれません。
正確に調べるにはバイク自体の
発電量や消費量を
調べる必要があります。
そこまでやるのは
現実的ではないですけどね。
だからこそ温度調節の幅があるほうが
安心して使えます。
例えば最強で使っていたら
セルの回りが弱くなった。
こんな状態になったら
一つ温度を下げてみる。
そういうことができますから。
原付スクーターで
発電能力に余裕がない。
でも、通勤、通学で使うので
最強で使いたい。
こう言う場合は割り切って
充電器を買うという方法もあります。
家に帰ったらバッテリーを充電。
最強で使っても家まで帰れるなら
これで冬は乗り切れますよ。
まとめ
ここまで長文にお付き合い
ありがとうございます。
グリップヒーターを
暖かく使う方法について
お話ししてきました。
簡単にまとめると
・風をさえぎる。
・長時間使う。
・暖かくなる商品を買う。
暖かくなる商品を買うなんて
あたりまえのことですよね。
でも、一つしか使ったことがないと
それに気づけません。
初めて買った商品が暖かくなかったら
グリップヒーターは効果がないと
思ってしまいます。
長時間使うということも
経験しないと分かりませんよね。
同じような条件で時間だけを変えて
初めて気づきますから。
購入を考えている人も
使っているけど暖かくないという人も
自分の使い方を考えてみて下さいね。
条件次第ですがグリップヒーターは
十分に暖かいですよ。
管理人の経験談
最後に僕の経験をお話ししますね。
僕が初めて買ったグリップヒーターは
微妙な商品でした。
二段階切替だったんです。
最初に強いほうで暖めたら
弱いほうにして使い続けるという設計。
説明書の使い方にも
そう書いてありました。
強いほうだと暖かいのですが
弱いほうだと指先が冷えるんです。
だから説明書の使い方を無視して
強いほうで使っていました。
その後そのグリップヒーターを
通勤用の原二スクーターに移植。
90ccのスクーターでした。
片道15分弱の通勤だと
強にしてもあまり暖かくありません。
暖かくなる前に
職場に着いていました。
冬は常に強の状態で乗っていたら
仕事から帰るときに
セルが回らなくなりました。
キックはあったので
無事に帰宅はできましたが。
帰宅後にバッテリーを
一晩充電してみたら
翌朝は元気にセルが回ります。
発電能力以上に電気を
消費していたことに気づきました。
その後異動になり
勤務地が遠くへ。
片道45分ほどかかるようになりました。
同じスクーターでしたが
途中から指先が温まってくるんです。
時間が短かったことにも気づきました。
防寒のために風をさえぎることは
バイク乗りなら経験で分かると思います。
商品自体の問題と使う時間。
この二つも経験して分かりました。
今は5段階切替の商品を使っています。
キジマの製品ですが
暖かくなるのでお気に入り。
性能が分かっているので
買い増すときも
同じ商品にしたくらいです。
一年中バイクにつけておける
グリップヒーターは
春や秋でも便利です。
ツーリングで山に行くと気温が下がって
夏用グローブだと寒いときも。
そんなときにも役に立つのが
グリップヒーター
スイッチを入れれば快適です。
指先はレバー操作にも関係してきます。
寒さで指がよく動かなかったら
危ないですよね。
指先を温めるのは
快適なのはもちろんですが
安全でもあります。
迷っているならつけたほうが良いですよ。
自分でやってみたい人は
こちらの記事も参考にしてみてください。
⇒グリップヒーターの取り付け方。自分でやれば工賃の節約
僕は全車に付けていますよ。