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管理人のヒキです。
今日はバイクで日本一周することについて
お話をしたいと思います。
バイクツーリングが好きな人なら
一度は夢見るプランですよね。
実現するには時間も費用もかかりますから
なかなか難しいのが現実です。
時間がある学生時代はお金がない。
働き出せばお金はできても
自由な時間が無くなる。
普通に生きてきたサラリーマンなので
そのことは良く分かります。
でも、サラリーマンにも
日本一周ができる方法はあるんです。
まず結論から言うと
分割して日本一周すればできます。
厳密に言えば「全国制覇」
なのかもしれません。
一周というと一度に回る
イメージがありますからね。
一回で行きたい人には
この先のお話は参考になりません。
でも、「仕事をしながら
全国各地に行ってみたい」
そんな人の参考にはなるかもしれません。
僕はバイクで全県制覇をしました。
その方法をお伝えしていきます。
仕事をしながら日本一周は
時間がないから難しいわけです。
やめてしまえば楽に行けそうですが
仕事をしているメリットもあります。
費用の心配がないことです。
無いと言い切ると大げさですが
趣味としてお金を出せる金額です。
年に数回ですから働いて収入があれば
日々の節約で大丈夫でしょう。
分割で日本一周するメリットは
いくつかありますがその一つです。
一度の出費は小さくなります。
日々の暮らしは節約して
ツーリングがご褒美。
こんなイメージでしょうか。
一気に日本一周しようと思えば
必要なお金が何十万
もしくは百万の単位になります。
夢のためとは言え
それだけのお金を貯めるのは
なかなか 大変ですよね。
「分割と言ってもどう分けるの?」
と思われるでしょうから
日程の話をしますね。
とは言っても特別なことではないです。
3連休
ゴールデンウィーク
お盆休み
年末年始
これらの休みを利用するだけです。
普通の会社員ですからね。
長くても年末年始の
一週間程度でしょうか。
でも、そこにもメリットがあるんです。
ツーリング途中での
バイクメンテナンスに
気をつかう必要がありません。
日本一周を一回でするとしたら
チェーンの給油やオイル交換。
場合によってはタイヤだって
交換が必要です。
一回の期間が短ければ
出発前にしておけば大丈夫です。
3連休だけでも
かなり遠くに行けますよ。
初日と最終日の二日間は
移動に使うと割り切ります。
高速道路を一日走れば
数百km移動できますよね。
仮に時速100kmで8時間。
800km移動できます。
8時間と聞くと
長く感じるかもしれませんね。
でも、普段の仕事の時間です。
いつもと同じ時間に起きて
走りだすだけです。
お昼休みの時間は計算済み。
それ以外の休憩時間分が
残業時間ですね(笑)
3連休ごとに一つの県を楽しんでくる。
これだけでかなり遠くまで行けます。
例えば東京からなら
自走で青森まで行って
フェリーで北海道に上陸できる距離です。
楽しんでこられるのは一日だけですが
3連休でもかなりの所に行けますよ。
夢を叶えるためとは言え
そこまで行くなら
もっと色々行きたいですよね。
交通費もかかりますし。
ある程度遠いところは
それ以上の連休を使います。
夏は北。
冬は南。
ゴールデンウィークは北海道以外。
こんな予定で動いていました。
季節的に一番良いのは
やはりゴールデンウィーク。
桜前線を追いかけるように
東北に行くことが多かったです。
北海道以外と書いたのは
場所によっては雪が残っている
可能性があるからです。
東北でさえ雪は普通に
見られましたから。
これはこれで楽しいですけどね。
まぁ道路が通れないと言うことは
ほとんど無いでしょう。
でも、寒いのは間違いないです。
バイクで北海道に行くなら
夏がイイです。
冬に行った南の方は
九州、四国、紀伊半島あたりです。
四国も紀伊半島も
海岸沿いは暖かったです。
でも、内陸に入ると山もあります。
山間部は雪もあるので
そのあたりは注意が必要ですよ。
年末に四国カルストを
目指したことがあります。
路面に雪がでてきたので
おとなしく引き返しました。
九州も南のイメージですが
福岡などの日本海側は雪も降ります。
宮崎や鹿児島の方の海岸線は
晴れていれば暖かかったですけど。
中国地方は一度で行くなら
冬以外が良いですね。
山陰と山陽で違いがあります。
日本海側の山陰地方は
雪が降る危険性があります。
山陽地方の瀬戸内海に面しているあたりは
温暖な気候でした。
冬に行くなら
山陽地方だけの方が無難です。
雪のことを中心に書きましたが
サラリーマンだと
休みを延長できないからです。
雪が降ったら溶けるまで連泊。
そう言ったのんびりしたツーリングを
本当はしたいのですけどね。
仕事始めまでに帰宅。
これを絶対条件に考えると
雪で足止めは避けなければなりません。
長期の休みの場合は
自走にこだわらないのも有効です。
フェリーを使うと
寝ている時間を有効に使えます。
大阪や神戸からは
九州へのフェリーがでています。
夜に出発すると朝に着く。
そんな航路がいくつかあります。
新門司、別府、大分、志布志などに
寝ている間に運んでくれます。
もちろん逆の航路もあります。
一日走ってそれらの港に行ければ
関西と九州は近くなりますよ。
昔は宮崎も行けたんですけどね。
僕が使った航路はなくなりました。
東京から釧路の航路もなくなりましたし
カーフェリーの経営も厳しいのですね。
あとはレンタルバイクです。
沖縄だけはレンタルでした。
二泊三日のツアーで行って
自由行動の1日で縦断してきました。
本島だけですけど。
他の島もいつかは行きたいです。
最近は本土でもレンタルバイクの扱いが
増えてきました。
バイク用品店などでもやっていますから
使える範囲はかなり広いです。
飛行機や電車などと組み合わせて
睡眠時間を確保することもできますよ。
分割で日本一周する場合の
費用と日程について書いてきました。
費用は何度も往復するので
トータルでは多くなります。
そのかわり一度の出費は少ないです。
時間的にも無駄は多くなります。
高速道路の同じ区間を
何度も走ったりしますから。
そのかわり長期の休みがない社会人でも
日本一周することができます。
夢を叶える方法は一つではありません。
分割していくのが嫌なら
仕事を辞めて行くのもありです。
定年退職してからと言う
考え方もあります。
人それぞれの人生。
抱えているものは違います。
自分にあった方法で
夢の日本一周をしてみましょう。