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疲れないバイクはある?自分の乗り方次第で変わる最適車両

この記事は約 13 分で読めます。

パニアを付けた大型バイクは重いです。
管理人のヒキです。 
 
今日はバイクでの疲れについて 
お話をしたいと思います。 
 
楽しいツーリングでも 
1日バイクに乗っていればたまる疲労。 
 
日帰りだと家に帰ってきたらグッタリ。 
 
そんなこともあると思います。 
 
疲れないバイクはあるのでしょうか? 

まず結論から言うと 
万能なバイクはありません。

 
疲れと言っても 
肉体的なことだけではありません。 
 
精神的に疲れる。 
 
これも疲労の原因です。 
 
場面ごとに疲れる原因を 
車両特性と合わせて 
お伝えしていきますね。

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疲れないバイクの条件は?

車重の影響

車重の影響が一番出るのは取り回し。 
 
軽ければ楽なのは 
分かりやすいですよね。 
 
時間で言えば短いですから 
疲れることは少ないと 
思うかもしれません。 
 
確かに平地なら 
あまり気にならいでしょう。 
 
 
ですが駐車場は 
意外に傾斜がついています。 
 
水はけの関係もあり敷地の端のほうが 
下がっていることが多いです。 
 
普通に停車させると 
帰りはバックで坂道から 
バイクを出す必要があります。 
 
車重が2~300kgあるような大型だと 
一汗かけるようなときも。 
 
重いバイクに乗るときは 
停車の向きに気をつけないと 
疲れることがありますよ。 
 
 
車重が軽ければ疲れないかと言うと 
重い方が良いときもあります。 
 
風が強いときは 
重い方が流されづらくなります。 
 
特に高速道路。 
 
トンネルから出たらいきなりの横風や 
トラックの横を通過するときなど 
風の影響を強く感じます。 
 
風に流されて思わぬ方向に 
車体が持っていかれる。 
 
そうならないように注意するので 
肉体的な疲れと言うより 
精神的な疲れですね。 
 
高速道路をメインに使いたい人は 
重いバイクにもメリットがあります。

風の影響

風がバイクでの疲労の原因として 
一番影響があるでしょう。 
 
先ほどの車重の話とは別に 
走っていれば走行風を受けます。 
 
風圧に負けないように 
筋力を使いますから疲れますよね。 
 
カウルやスクリーンがあれば 
軽減できますが。 
 
車のように無風にはできません。 
 
風を感じられるのは 
バイクの良さでもありますけど。 
 
 
カウルの影響がどれくらいあるか。 
 
あくまで個人的な感覚ですが 
カウルなしのオフ車だと 
時速100km以上出す気になりません。 
 
風圧が強くて 
全身に力が入ってしまいます。 
 
フルカウルのバイクだと 
全く気にならない速度なのですが。 
 
 
このあたりは風圧に対する慣れも 
関係していると思います。 
 
僕は普段フルカウルに乗っているので 
カウルなしに慣れていません。 
 
時速100km出すのは高速道路。 
 
一般道ならオフ車でも 
風圧はあまり気になりません。

風圧以外の影響

風圧以外でも疲労につながるのが風。 
 
先ほどの続きで 
オフ車とフルカウルで比べれば 
体感温度が違ってきます。 
 
バイクは夏暑く冬寒い乗り物ですが。 
 
暑いと感じる季節のほうが短いです。 
 
風に当たるほうが 
当然体感温度は下がります。 
 
防寒対策を考えるとカウルは効果的。 
 
 
暑さや寒さも疲れに関係してきます。 
 
冬でもバイクに乗るなら 
カウルやスクリーンも 
検討してみる価値がありますよ。 
 
 
温度と風に関係してきますが 
半袖で乗ることも疲労の原因。 
 
肌に直接風が当たれば 
体温だけで無く水分も奪われます。 
 
紫外線が当たって日焼けもしますから 
半袖で長時間バイクに乗ると 
それだけで疲れますよ。 
 
暑いから半袖が涼しいというのは 
日陰での話。 
 
直射日光が当たるときは 
日陰にできる薄手の長袖のほうが 
涼しいです。

ライディングポジション

ライディングポジションも 
疲労に関係してきます。 
 
前傾のきついスポーツ系は 
疲れそうですよね。 
 
確かに長時間の高速道路などは 
向かないバイクですが。 
 
一般道ならそうとも言えません。 
 
 
アメリカンでカスタムしている 
車体の例ですが。 
 
車体を倒しすぎると 
マフラーが接地してしまいます。 
 
だから峠、山道は嫌だと言う人も 
実際にいました。 
 
通常の交差点でも十分減速しないと 
マフラーを擦る状況。 
 
そういうバイクだと曲がるたびに 
気を遣うので精神的に疲れますよね。 
 
スポーツ系のバイクなら 
バンク角は深くできます。 
 
一般道で車体を擦るようなことは 
まず無いでしょう。 
 
直線を走るか曲線を走るかで 
得意なバイクも変わってきますよ。 
 
 
ポジションは体が起きていれば楽。 
 
それほど単純な話でもありません。 
 
セパハンをアップハンドルにしたり 
上げるためのアダプターもありますが 
シートやステップの位置は変わりません。 
 
仮にスポーツ系で 
ハンドルだけ高くしたら 
姿勢がエビ反りになっていきます。 
 
それなら手前に持ってくるという 
選択肢もあります。 
 
ポジションについては 
こちらの記事も参考にしてみてください。 

バイクでポジションが楽なのは?姿勢以外の問題も考える
バイクでポジションが楽なのはどんな状態でしょうか?前傾姿勢だと疲れそうと思われるかもしれません。体勢だけならそうかもしれませんが、長距離用ツアラーでも使われています。長時間のツーリングでも楽しめるように、バイクでポジションが楽な条件を考えてみます。

ポジションを変えたいなら 
シートやステップの位置も考えて 
トータルで決めましょう。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
バイクでの疲労について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・車重は軽重それぞれメリットがある。 
 
・風の影響は風圧以外もある。 
 
・同じ乗車姿勢でも走る場所によって 
疲れが変わる。

 
長所と短所は表裏一体。 
 
見方を変えるだけで 
長所にも短所にもなります。 
 
一般的に軽い方が良いと言われる車重。 
 
それだって重ければ安定性に繋がります。 
 
 
疲れないバイクが欲しいと思っても 
使う場所が変われば条件も変わります。 
 
原二スクーターなら街乗りは快適です。 
 
でも同じ車体で排気量150ccにして 
高速道路を走ったら疲れるでしょう。 
 
タイヤも小さくホイールベースも短い。 
 
直進安定性が悪い上に 
パワーも無いので加速力も悪い。 
 
大型バイクと比べたら 
肉体的にも精神的にも疲れますよね。 
 
全ての場所で快適な 
万能なバイクなんてありません。 
 
自分がどんな乗り方をするか。 
 
それをよく考えて 
最適な車両を選びましょう。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
先ほど原二スクーターを 
例として出しましたが。 
 
疲れないバイクという意味では 
かなり優秀な車両です。 
 
高速は乗れない車両と割り切れば 
万能な1台かもしれません。 
 
ギアチェンジする楽しさは 
ありませんけどね。 
 
 
原二スクーターは 
日常の足として使っています。 
 
通勤に使っているので 
1年中乗りますが。 
 
季節に関係なく 
大型バイクより快適です。 
 
 
もちろん長距離を走るとなれば 
大型のほうが良いですが。 
 
日帰りツーリングなら 
問題なくこなせます。 
 
 
沖縄で原二スクーターをレンタルして 
ツーリングをしたことがあります。 
辺戸岬まで行きました。

那覇市で借りましたが 
1日で最北端と最南端に行く 
本島縦断はできました。 
沖縄本島最南端です。

大きな山もなく平坦な道だから 
スクーターでも楽しめましたよ。 
 
 
バイクの優先事項は人それぞれ。 
 
見た目、経済性、スペックなど 
基準は色々とあります。 
 
疲れないことを最優先にするなら 
スクーターは悪くない選択肢ですよ。 
 
どんな車両でも 
自分が楽しく乗れることが大事ですね。