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バイクの錆びを予防したい。効果的な対策はある?

この記事は約 12 分で読めます。

エキパイは錆びやすいです。
管理人のヒキです。 
 
今日は錆びの予防について 
お話をしたいと思います。 
 
新車の時はピカピカだったバイク。 
 
でも何の対策もしなければ 
そのうちにサビてしまいます。 
 
見た目も機能も劣化するのが錆び。 
 
何か予防方法はあるのでしょうか? 

まず結論から言うと 
完全な予防方法はありません。

 
正確に言うと現実的な方法です。 
 
バイクを油漬けにしておけば 
完全に錆びないですけど 
それでは乗れないですよね。 
 
とは言え実用的な範囲で 
予防することはできます。 
 
錆びる原因と予防方法を 
順番にお伝えしていきますね。

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バイクの錆びを予防したい

錆びる原因は何?

錆びる原因は酸素です。 
 
鉄の酸化が錆びなので。 
 
鉄が水に濡れると錆びるのは 
ご存知ですよね。 
 
 
でも直接水がかからなくても 
鉄はサビます。 
 
 
空気中にも水分はありますし 
そもそも酸素だってあります。 
 
何の加工もしていない鉄を濡らすと 
見ている目の前で錆び始めます。 
 
それくらい酸化しやすいのが鉄。 
 
何の対策もしなければ 
室内に置いておくだけでもさびます。

対策は?

原因が分かれば対策です。 
 
酸素が原因ですから水や空気を 
遮断すれば錆びなくなるわけですね。 
 
 
一番簡単な方法は油を塗ることです。 
 
 
油を塗ると言っても 
ベタベタしたら乗れませんよね。 
 
まず全体としては 
洗車後のワックスが基本です。 
 
固形ワックスるに限らず 
洗うだけで撥水するシャンプーなど 
一般的な洗車用品で車体を洗いましょう。 
 
これだけでガソリンタンクなどの 
塗装面はほとんど錆びなくなります。 
 
もちろん水分が残ってはダメです。 
 
洗車後に車体を軽く動かして 
水を切ってください。 
 
可能なら乗って近所を一周すれば 
細かな所の水分も飛びますよ。 
 
 
洗車で塗装面は大丈夫ですが 
それ以外の細かな所で問題もあります。 
 
 
メッキ部品とエキパイ。 
 
 
僕の経験になりますが 
ここが一番さびやすいと思っています。

メッキ部品

メッキ自体が錆び対策。 
 
錆び対策なのですが 
完璧ではありません。 
 
肉眼では分かりませんが 
細かな穴が開いています。 
 
そこからいわゆる点錆ができて 
広がっていきます。 
 
バックミラーのステーや 
フロンドフォークなどは 
メッキですが錆びやすいですよね。 
 
 
メッキは穴をふさぐ 
ケミカルもありますから 
それらを使うのが効果的。 
 
メッキについては 
こちらの記事も参考にしてみてください。 

メッキを磨きたい時の注意点。サビ取り時の傷に気をつける
メッキを磨きたいと思ったことはありませんか?ピカピカに光っていた部品。バイクに乗っているうちに汚れてきて、いつのまにか失われる輝き。洗車をしただけでは綺麗になりません。原因であるサビを落としてから、傷つけないように注意してメッキを磨きましょう。

点錆びに気づいた時点で 
早めに対処しましょう。

エキパイ

;
エキパイのほうがメッキよりも問題。
エキパイは錆びやすいです。
 
ここを錆びないようにするには 
濡らして放置しないしか 
方法がない気がします。 
 
雨天走行をしたら帰宅後すぐに洗車。 
 
洗車後直ぐにエンジンをかけて 
エキパイを乾かす。 
 
これくらいしないと難しいと思います。 
 
 
高温になり酸化の進行も早い場所。 
 
 
諦めも必要な場所かもしれません。

濡れなければ錆びない?

濡れるから錆びるなら 
濡れないようにするのが予防。 
 
屋根下保管ができないなら 
バイクカバーを使いたいところです。 
 
使いたいところですがカバーがあるから 
錆びる場合もあります。 
 
 
雨上がりは湿気が多いですよね。 
 
特に未舗装の場所だと 
地面がいつまでも濡れています。 
 
そこから立ち上る湿気。 
 
カバーの中にたまって 
サビを誘発します。 
 
 
直接の雨は避けられるけど 
雨上がりは悪いこともするのがカバー。 
 
 
できることなら雨上がりは 
一度バイクカバーを外しましょう。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
サビの予防方法について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・錆びる原因は酸素。 
 
・水や空気を遮断すれば錆びない。 
 
・バイクカバーは雨上がりに外す。

 
空気中に酸素が含まれていますから 
完全な予防は難しいのが現実。 
 
それでも予防方法は色々あります。 
 
その一つとしてシリコンスプレーや 
CRC-556などもよく使われています。 
 
どちらも効果の持続時間が短いですから 
使うならこまめに塗りましょう。 
 
 
錆び対策なら556より 
マリーン用の666のほうが 
効果が高いようです。 
  ↓  ↓ 

KURE(呉工業) 6-66 
 
 
僕は実際に使っていませんが 
友人が使っているとのこと。 
 
水よりも錆びやすい 
海水対策用ですから 
効果があるのでしょうね。 
 
 
予防方法をお伝えしてきましたが 
錆びたからと言ってすぐに機能が 
落ちるわけではありません。 
 
見た目はすぐに劣化しますが。 
 
機能に影響が無いと割り切れるなら 
あまり神経質にならないほうが 
楽しく乗れるのかも知れません。 
 
 
新車の状態を維持するか。 
 
サビは長年乗った勲章だと思うか。 
 
 
見た目だけの問題なら 
あなたの考え方次第ですよ。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
錆びる原因のところで 
あえて書きませんでしたが 
電蝕という現象があります。 
 
詳しく説明できるほどの 
知識はないのですが。 
 
 
簡単に言えば異種金属をくっつけると 
錆びると言う現象です。 
 
 
正確には腐蝕ですが 
酸化との違いも説明はできません。 
 
ここはバイクサイトなので 
科学的な専門知識はご容赦ください。 
 
 
電蝕を知らなかった頃は 
鉄のボルトをステンレスに交換すれば 
錆び対策になると思っていました。 
 
バイクではなく車ですが 
やっていたこともあります。 
 
無知は罪ですね。 
 
 
僕の場合は結果的に 
サビを誘発させる使い方でした。 
 
でも電蝕は予防にも使える現象。 
 
電蝕で錆びる場所を作って 
他の場所を錆びさせない。 
 
そんな使い方もできるようです。 
 
例えばどこかのボルトを 
電蝕で錆びるようにします。 
 
そのボルトは定期的に交換。 
 
全体のサビを1カ所に集めて 
他の場所を予防するという使い方。 
 
頭の良い人は 
そんなこともできるようです。 
 
 
詳しく調べたことがないので 
条件などは分かっていませんが。 
 
どうしても錆びさせたくない。 
 
そう考える人には 
そんな方法もあるようですよ。