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バイクのバッテリーは夏でも上がる?寿命は季節に影響する?

この記事は約 11 分で読めます。

管理人のヒキです。 
 
今日はバイクのバッテリーについて 
お話をしたいと思います。 
 
バッテリーは寒いときに上がると 
思っていませんか? 
 
 
まず結論から言うとバッテリーは 
季節に関係なく上がります。 
 
 
寒い時期はたしかに 
バッテリーが弱くなります。 
 
本来の力が発揮できません。 
 
だからと言って暑くても 
化学反応が過剰になり 
劣化が進んでしまいます。 
 
 
冬に弱いイメージですが 
夏でもバッテリーが上がる原因を 
お話ししていきますね。 
 
バイクは車と違って 
エアコンがありませんから 
夏も冬も消費電力の差は少ないです。 
 
でも、主に夏に使う電気があります。 
 
ラジエーターのファンです。 
 
電圧計をつけていると分かるのですが 
これが意外に電力を消費します。 
 
 
ラジエーターファンが回るのは 
水温が上昇するからです。 
 
水温が上昇するのは風を受けないとき。 
簡単に言えば停車したときですね。 
 
停車中のアイドリング状態だと 
発電量も少ないです。 
 
久しぶりにバイクを動かして 
すぐに渋滞にでもはまると 
危険な状態です。 
 
炎天下の渋滞に疲れて一休み。 
 
再出発しようとセルを回したら 
エンジンがかからなかった。 
 
そんなこともありえます。 
 
 
理由としては 
 
 
放置で自然放電。 
 
渋滞でアイドリング状態が続き 
ファンも回って充電不足。 
 
セルを回すだけの電力が足りなくなる。 
 
 
こんな流れです。 
 
セルモーターは 
かなりの電力を消費しますから。 
 
バッテリーの状態によっては 
十分ありえます。

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そもそもバッテリーは 
経年劣化します。 
 
2~3年で買い替えたほうが良いと 
言われています。 
 
使用期間が長期になるほど 
劣化は進んでいきます。 
 
 
一例として僕のバイク。 
 
5年目の車検を受けて 
一週間たったところです。 
 
車検の時に充電してくれました。 
 
キースイッチをオンにしたときの 
電圧です。
電圧計の表示
 
11.2ボルト。 
 
バイクや車の電圧は 
12ボルトと言われています。 
 
実際、新品のバッテリーなら 
12ボルト以上あります。 
 
10ボルト台の時もありますから 
交換が必要な時期ですね。 
 
5年も使うとこれだけ劣化しています。 
 
僕は時々自分でも充電していますが 
さすがに怖い時期になりました。 
 
大型バイクを押しがけできる 
自信はありません。 
 
ジャンプスタートにも使える 
モバイルバッテリーを持って 
出かけています。 
 
夏はあまり乗らないので 
秋になったら交換しようかと思ってます。 
 
 
キースイッチオンと同時に 
ヘッドライトが点くので 
余計バッテリーに負担がかかるんです。 
 
ヘッドライトとセルモーターは 
どちらも消費電力が大きいですから。 
 
常時点灯式ライトの 
やっかいなところです。 
 
バッテリーのことを考えれば 
エンジンがかかってから 
ライトが点けばよいのですが。 
 
さらにナビやGPS探知機も起動します。
ナビとGPS探知機
 
これらでさらに電気を使ってます。 
 
純正状態なら 
もう少しだけマシなのでしょう。 
 
 
ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
バッテリーのことについて 
お話ししてきました。 
 
 
簡単にまとめると 
 
バッテリーは夏でも冬でも上がる 
 
自然放電や経年劣化で弱くなるので 
久しぶりに乗るときは注意する 
 
 
アイドリングストップは 
環境には優しくても 
バッテリーには厳しいです。 
 
久しぶりに乗るときは 
十分充電されてから 
エンジンを切りましょう。 
 
 
最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
先ほどの11.2ボルトだった画像。 
あれは隼です。 
 
大型バイクなので 
エンジンの熱がスゴイです。 
 
夏は信号待ちで止まれば 
すぐにファンが回り出します。 
 
足に熱風が来るのもツライですが 
バッテリーにも優しくないんです。 
 
劣化したバッテリーなので 
停車中にファンが回ると 
12ボルト以下になってしまいます。 
 
ファンだけの問題でもないですが。 
 
ナビとその音声を聞くための 
ブルートゥーストランスミッター。 
 
さらにGPS探知機やETC。 
これらもつけています。 
 
一つならたいして電気を使わなくても 
複数が合わされば 
それなりの消費電力になります。 
 
そういう時の目安のためにも 
電圧計はつけておくと便利ですよ。 
 
キックでエンジンが 
始動できるならよいですが 
最近はそんなバイクも少ないです。 
 
数値自体がどこまで正確かは 
分かりません。 
 
そこでの誤差はともかく 
去年よりどれくらい電圧が下がったか。 
 
そんな見方をしておけば 
劣化が分かります。 
 
年単位だけでなく普段の乗車時の 
変化でも分かりますよ。 
 
先ほども書いた 
ラジエーターファンのお話。 
 
あれだって普段から 
電圧計を見ているので気づいたことです。 
 
そうでなければ乗車中の電圧変化まで 
知りようがないですし。 
 
 
ネット通販で探せば価格も安いです。 
 
最初の画像の電圧計は 
送料込みでも200円でおつりが来ました。 
 
雨に濡れない場所に取り付けられるなら 
車用の電波時計、電圧計、温度計が 
一つになった商品も便利です。 
 
お値段は10倍くらいになりますが 
通勤用のスクーターには 
これをつかっています。
カー用品の電波時計
 
40度にいってうんざりした 
記念写真です・・・。 
 
フロントカウルの中で 
温度を測っているので 
ほぼ外気温ですよ。 
 
 
普段あまり意識することがない 
バッテリーですが 
一年中お世話になります。 
 
ツーリング先でのバッテリー上がりは 
なかなかやっかいです。 
 
夏でも冬でも 
充電状態には気をつけましょう。