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管理人のヒキです。
今日は高速道路の運転について
お話をしたいと思います。
車だったら教習所で
高速道路の教習もあります。
でもバイクだと一般道すら走りません。
初めて走る時は怖いと思っても
当然ですよね。
運転の初心者ではなくても
高速道路は初めて。
そんな人もいるかもしれません。
安全に走れるような
運転のコツはあるのでしょうか?
本線以外に注意する必要があります。
注意点は3つ。
・分岐
・カーブ
・合流
高速道路を走ればほとんどの場合
3つともあります。
そのうち2つは事前に調べて
準備することができます。
しっかり調べておけばあわてたり
怖い思いをすることもないでしょう。
調べておくべきことを
順番にお伝えしていきますね。
バイクで高速道路を安全に走るコツ
分岐を調べておく
まずは分岐から。
これは高速道路にのったら
最初に出てきます。
どちらの車線に入るか。
これをしっかり調べておきましょう。
例えば東名高速道路。
簡単に言えば東京と名古屋を
つないでいますよね。
道路の始まりから乗る場合を除き
最初に分岐があります。
・東京
・名古屋
どちらの方向に行くのかを
最初の分岐で選びます。
東京と名古屋のように
最初と最後なら分かりやすいですよね。
でも土地勘のない場所で
途中の区間だけ乗る。
そんな場合だってあるでしょう。
近くの主要都市が大きく書いてあり
遠くの都市は小さく書いてある。
そんなときもあります。
例えば東北自動車道。
全長600km以上あります。
古川料金所を
グーグルマップで見てみました。
左が仙台。
右が盛岡。
知らない土地だったら
自分がどちらに行くのか
とっさに分かりづらいです。
仙台の下に少し小さく東京。
盛岡の下に少し小さく青森。
それぞれに書いてありますから
落ちついて見れば分かりますけどね。
料金所を過ぎたらすぐに分岐。
慌てないように
事前に調べておきましょう。
分岐は乗るときだけではありません。
高速道路自体の分岐もあります。
ジャンクションと言って
JCTの表記がされています。
ここは分岐がより複雑です。
特に環状線との交差。
例として中央道と圏央道で
考えてみます。
中央道を東京方面から
走ってきたとします。
二つの道が交差する八王子JCT。
そのまま名古屋方面へ進む道と
圏央道へ行く道に分かれます。
そこで圏央道方面へ行くと
その先でさらに分岐待っています。
・関越道方面
・東名道方面
分岐の先にまた分岐。
よく調べておかないと
パニックになってしまいますよ。
行きたい方向が右だから
右に分岐するとは限りません。
左に分岐した道が
右にカーブしていくことも
珍しくありません。
今はストリートビューで
分岐も調べられます。
事前に調べておけば
慌てないですみますよ。
カーブに気をつける
次はカーブ。
分岐のあとには
カーブが待っています。
分岐を過ぎて加速車線までは
少しきつめのカーブが続きます。
高速道路は一般道より高いので
カーブしながら登っていきます。
行きたい方向によっては
360度以上カーブが続く場合も。
壁に視線をやってしまうと危険です。
バイクは見ているところを
目指してしまいます。
常にコーナーの先を見続けましょう。
高速道路本線に合流前のカーブ。
ここでの自損事故は
SNSや動画サイトでも見かけます。
防音壁やガードレールがあるので
つい視線が行ってしまうのでしょう。
見続けるとそこを目指してしまいます。
慣れれば難しくありません。
対向車の心配がないだけ
一般道の山道より安全です。
運転になれるまでは
無理をしないでくださいね。
カーブがどれくらい続くかも
ネットで調べておくことができます。
分かっていれば
恐怖心も少なくなりますよ。
合流はフル加速
最後は合流。
高速道路に慣れていないと
本線に入るための合流が
難しく感じたりします。
合流のコツはしっかり加速すること。
本線の車より速くできれば
簡単に合流できます。
バイクも車も加速より
減速の方が早いです。
試すまでもなく
感覚的に分かりますよね。
例えば信号待ちからのフル加速。
制限速度に達するまでの時間は
何秒でしょうか?
逆に急ブレーキ。
制限速度から止まるまでは
何秒でしょうか?
止まる方が早いですよね。
減速の方が早いですから
短い時間で速度調整ができます。
本線の流れよりも遅いと
合流が難しくなります。
仮に本線の車が100kmで
自分が80kmだとすると
速度差が20kmにもなります。
80kmからの加速は時間がかかります。
同じ速度差20kmでも
120kmからの減速の方が
短い時間であわせられます。
120kmはほとんどの場合
法定速度外ですが・・・。
速度違反の話はともかく
本線の流れるスピードまで
加速しておくことが重要です。
同じ速度で走っていれば
相手が止まっているのと同じですよ。
バイクは加速が良いので
合流も難しくありません。
最悪の場合は路肩に
逃げることもできますし。
しっかり加速することを意識すれば
怖いことはないですよ。
まとめ
ここまで長文にお付き合い
ありがとうございます。
高速道路の運転のコツについて
お話ししてきました。
簡単にまとめると
・分岐後のカーブに気をつける
・合流はしっかり加速する。
高速道路の危険は
むしろ本線以外にあります。
バイクは止まっているより
走っていれば安定する乗り物。
走り続けられる高速道路は
一般道より安全です。
飛び出してくるような
歩行者もいませんし。
もちろん速度は出ていますから
事故になれば被害は大きいです。
衝突、転倒は命にかかわります。
車間距離をとるなどの基本は
しっかり守りましょう。
慣れるまでは色々と
怖いと感じることもあるでしょう。
それでも事前に分かっていれば
対処できることもあります。
高速道路も上手に使って
楽しくツーリングをしましょう。
管理人の体験談
最後に僕の経験をお話ししますね。
先ほどのまとめで
高速道路は安全だとお伝えしました。
本線に入ってしまえば
流れに乗って走るだけ。
そんな運転をしていると
安全だし楽なのですが・・・。
眠くなるんです。
居眠り運転にも気をつけましょう。
バイクを運転中でも寝られます。
乗らない人には
想像できないことのようですが。
ライダーなら運転中に眠くなった経験も
あると思います。
特に食事の後ですね。
ツーリングで早起きなんてしていると
昼食後に眠くなります。
高速道路で流れに乗っていると
ギアチェンジはもちろんのこと
ブレーキ操作さえ必要ありません。
そんな単調な運転をしていると
眠くなってきますよ。
人の三大欲求に数えられるだけあって
眠気はかなりやっかいです。
基本的には次のPAやSAで
必ず止まるようにしています。
そのまま運転を続けても
眠気は簡単になくなりません。
事故を起こす前に必ず休みましょう。
眠気覚ましのカフェイン入りドリンクも
自販機や売店で売っています。
有効活用して眠気を覚まして下さい。
本線の最大の危険は居眠り運転だと
個人的には思っています。
疲れたら休憩。
眠くなったら休憩。
無理をしなければ
高速道路は安全に走れますよ。