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管理人のヒキです。
今日は排気量について
お話をしたいと思います。
バイクを購入しようと思ったら
気になる一つが排気量。
免許の問題もありますし
維持費も気になるところ。
排気量を基準にして
買うバイクを決めるべきでしょうか?
「欲しい!!」
と思ったバイクを買いましょう。
ただし一つだけ問題があります。
排気量が影響する一番の問題点。
高速道路を走れるか。
これだけは
排気量で選ぶ理由になります。
原付では法律的に
高速道路を走れませんから。
高速道路を走りたい人は
例え原付が欲しくても
126CC以上を選ぶ必要があります。
排気量が気になる人は
維持費を考えての場合も多いでしょう。
排気量によってどれくらい違うのか。
順番に考えていきますね。
維持費はどう違うのか?
車検はお金がかかる?
維持費で一番気になるのは
車検ではないでしょうか?
車検があるから250CCまでの
バイクを選ぶ。
そういう人も多いです。
でも、本当に車検で必要な費用は
それほど高くありません。
車検の費用は大きく分けて
・重量税
・自賠責保険
・検査料
・代行手数料
・整備料
お店に頼む場合ならこの5つ。
自賠責は車検に関係なく必要です。
原付だって必要ですからね。
車検が無くても定期点検をすれば
整備料はかかります。
本来は排気量に関係なく必要な定期点検。
やらない人が多いだけですね。
「自分で整備するから必要ない」
という人なら
車検も自分でできるでしょう。
ユーザー車検なら
代行手数料は必要ありません。
そうなると違いは
重量税と検査料だけ。
検査料は印紙代などで
1750円。
重量税は新車登録からの
年数で変ります。
一番高い場合でも年2500円。
安ければ1900円です。
車検は2年分を払いますから
検査料と合せて5550~6750円。
一年あたりで考えれば
3500円も変りません。
ユーザー車検を使うなら車検の有無で
それほどの違いはないですよね。
他に必要な維持費は?
維持費で違うのは
ガソリン代や部品代。
こちらのほうが大きいでしょう。
タイヤ一本交換するだけでも
原付と大型だと一桁違ったりします。
これらは年間の走行距離で
大きく変ってきます。
走るほどに使う消耗品ですから。
社会人で週末に乗るだけ。
そういう人なら
あまり気にならないかもしれません。
タイヤ一本使い切るには
それなりの距離を
走る必要がありますから。
排気量が大きくなれば燃費も悪いし
タイヤなどの消耗も早いです。
そのかわり長距離走るのは楽になります。
翌日に疲れを残さない。
人によっては重要なことだと思います。
距離を乗らないなら
維持費に差はあまりでないですよ。
まとめ
ここまで長文にお付き合い
ありがとうございます。
排気量について
お話ししてきました。
簡単にまとめると
・車検代の差は小さい。
・維持費は消耗品代が大きいので
距離を乗らないなら差は小さい。
趣味で乗る範囲なら
排気量による維持費の差は
少ないと思います。
一年あたりの差なら学生だとしても
数日のバイトでまかなえる。
その程度ではないでしょうか?
維持費が安いから買う。
排気量が大きいから買う。
それが選ぶ一番の理由なら
問題ありません。
欲しいバイクがあるけど
排気量が気になる。
そういう選び方をするよりは
欲しいという気持ちを優先しましょう。
そもそも維持費を気にするなら
レンタルだってあります。
車輌の購入代まで考えれば
ほとんどの人にとって安いはず。
それでも自分のバイクが欲しい。
その気持ちを最優先しましょう!!
でも、欲しいと思ったバイクを
現実的に買えない場合もあります。
単純に予算の問題もありますし
免許だってありえます。
16歳だったら
大型免許は取れませんからね。
その場合は「待つ」のも
選択肢の一つです。
今は買えなくても数年後。
ほとんどの車種は
中古で安くなっているでしょう。
本当に欲しいバイクだったら
そんな買い方もありますよ。
特に2台目以降として買い増しするなら
有効な方法です。
その頃には別のバイクが
欲しくなっていたりしますけどね。
人間の欲望なんてそんなものです。
管理人の経験談
最後に僕の経験をお話ししますね。
排気量と言えばよくでるのが
大型バイクの必要性。
大型バイクに対する特別な意識は
多くのライダーに
正直いってあると思います。
でも、それももう少しすれば
なくなるのかな?
と個人的には思っています。
大型二輪免許が「限定解除」と
言われていた時代がありました。
昔の二輪免許は「中型に限る」と
条件がついていたんです。
メガネの使用などと同じですね。
その限定を解除するわけです。
教習所では取れずに
免許センターでの一発試験。
本当に上手に乗れなければ
試験には受かりません。
だからこそ「限定解除」している人には
あこがれや尊敬がありました。
今は教習所でとれる時代。
僕も大型は持っていますが
教習所でとりました。
一発試験では受からない技量なのは
自分でも分かっています。
だから「限定解除」だったころは
取りに行きませんでした。
教習所でとるのが当たり前になれば
大型に対する特別な意識は
なくなるでしょう。
自動車の大型免許を持っている人を
特別視はしないですよね?
必要な人が取得すれば良いんです。
「大型のパワーなんて必要ない。」
そんなことはみんな承知でしょう。
僕だって分かっていました。
それでも隼が欲しかったんです。
あのデザインに惚れました。
欲しくなったバイクが大型だった。
ただそれだけなんです。
これから大型を買うことは
おそらくないと思います。
扱いきれないのも痛感しましたし。
アクセルなんて怖くて
ほとんど開けられませんから。
とは言え隼の調子が悪くなるころに
もっと惹かれるバイクがでたら
分かりませんけどね。
僕はモンキーも持っています。
排気量も車体も大きさが全然違います。
でも、どちらも楽しいですよ。
大型には大型の。
原付には原付の。
それぞれ楽しさがあります。
自分が欲しいバイクかどうか。
それが一番の決め手です。
排気量にこだわらず
好きなバイクに乗りましょう。
それが一番楽しいですよ。