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管理人のヒキです。
今日はバイク擬人化菌書について
お話をしたいと思います。
⇒バイク擬人化菌書
自分のバイクに名前をつけている。
そんな人も多いのではないでしょうか?
しっかり考えた名前でなくても
車名を縮めた愛称や
最後に「子」をつけたり。
それだってある意味擬人化ですよね。
それをもっと極端にして
本当に擬人化したマンガ。
と言っても擬人化ではなく女性化。
だから女性ライダーには
あまり楽しめないかもしれません。
バイク乗りは男のほうが多いから
このあたりは仕方ないのでしょう。
露出も少し多めですし。
とは言えそこが売りではないはず。
作者ではないので
本当のところは分かりませんが。
基本的にバイク愛があふれています。
バイクを恋人として描いて
イチャイチャする話も多いですが。
それだけではありません。
レストアについての考察。
優しくて残酷なウソ。
バイクが人だったら
こんな感情を持つのかもしれない。
そんなことも考えさせられます。
バイクはオーナーを選べない。
だからどんな扱いを受けるかは
買われてみるまで分からない。
雑に扱われる。
放置される。
捨てられる。
こう書くと酷いですよね。
でもそうなるバイクも
実際にあるわけで。
複数台持ちの僕だったら
浮気性なのかもしれませんし・・・。
そんなバイク側からの視点も
愛があるからこそな気がします。
作者がどんな人なのかは知りません。
元々はネット上で公開している
マンガのようですが。
僕は本でしか読んでいないので
作者の経歴は知りません。
それでもバイクが好きでなければ
こんなマンガは書けないのではないか。
そんな気がします。
特にスズキ車。
二巻以降は他のメーカーも登場しますが
それでもスズキ車がメイン。
一巻はスズキ車だけですし。
カタナや隼のような人気車種だけでなく
知る人のほうが少ないマイナー車種まで。
それだけ好きなのだろうなと思います。
別の有名マンガでは「鈴菌」として
いじられています。
だからあえてスズキに
こだわっているのかもしれませんが。
一番メインの話は「刀」ですからね。
カタナは一番ネタにされていましたから
こちらでは大切にしたのかもしれません。
カタナは好き嫌いが分かれるデザイン。
ネタにする人もいれば
最高だと思う人もいる。
両極端の扱いは
実車と同じなのかもしれません。
基本的には4コマ漫画なのですが
普通のストーリー漫画もあります。
4コマは楽しい話なのですが。
ストーリーのほうは色々と
考えさせられる内容だったりします。
レストアは罪。
そう言い切る登場人物の一人。
僕にも思い当たることがあるわけで。
旧車と呼べるほど古くはありませんが
20世紀のバイクも持っています。
新車、中古車それぞれで買って
今でも持っています。
どのバイクもすぐに乗れる状態。
それは維持しています。
維持するためには
当然メンテナンスが必要。
いじる時間も楽しいですが
その分乗る時間が減るのは確かです。
1台だったら乗る時間が
今よりもっとあるでしょう。
乗らないから調子が悪くなる。
これは当然あります。
古いバイクをいじっているから
新たにジャンクバイクができてしまう。
そんなことにならないように
気をつけないとダメですね。
バイク擬人化菌書はバイクが好きなら
楽しめる漫画だと思います。
とくにスズキのバイクに乗っていれば
自分の愛車も出てくるでしょう。
バイクの特徴をとらえて
それにあったストーリーを作る。
難しい作業だと思います。
これだけの車種ですから作者が
全てを熟知してはいないでしょう。
だから車種によってはオーナーなら
浅いと感じるかもあるかもしれません。
それでも読んだあとは
自分のバイクが愛おしくなると思います。
同時に手放したバイクに対する
少しの罪悪感も。
「ずーと大事にする。」
その優しく残酷なウソを
ついたことを・・・。
せめて我が家にいる間は
精一杯大事にしようと思います。
1巻から出てくる「はぁや」。
我が家にも居ますがコロナ禍で
この1年まともに乗っていません。
調子を維持するために
近所に買物にいくだけ。
ハイ祭されても嫌なので
今年は連れ出したいところです。
バイクに乗って好きな場所に行き
美味しいものも食べてくる。
そんな当たり前だった生活に
早く戻りたいですね。