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バイクのブレーキは難しい?前後の役割の違いを意識する

この記事は約 8 分で読めます。

管理人のヒキです。

今日はバイクのブレーキについて
お話をしたいと思います。

教習中や免許取得直後だと
ブレーキが難しいと感じていませんか?

前輪は効き過ぎるのに
後輪は効かない。

そんなことを感じていませんか?

 

まず結論から言うと
ブレーキは習うより慣れろです。

 

ほとんどの人はバイクに乗る前に
自転車に乗ったことがあると思います。

早ければ補助輪をつけて
幼少期から乗っているでしょう。

その経験が邪魔をするんです。

自転車のブレーキは前後とも
手で握るレバーですからね。

バイクのブレーキは足を使うので
操作の仕方が違います。

だから余計に
難しいと感じるのでしょう。

 

最終的には慣れですが
知識もあった方が早く慣れます。

前輪と後輪では
ブレーキの役目が違います。

難しいと感じる理由や
前後のブレーキの違いを
順番に考えていきましょう。

極端な例ですがレースでは
リアブレーキを使わない人もいます。

レースでやる人がいるということは
制動距離は短いのかもしれません。

僕にはそんな技術も経験もないので
体験したことはありませんけど。

だからこれから書くことは
一般道を安全に走るレベルです。

レースでタイムを縮めたいと言う人には
役に立たない話です。

 

それでは順番に考えていきましょう。

まずは難しいと感じる理由から。

先ほども書きましたが
自転車のブレーキを経験していることが
一番の原因だと思います。

自転車のくせで両手とも
レバーを握ってしまうんですよね。

その操作方法自体は
バイクでも間違いではないです。

止まるときはクラッチレバーも
握りますから。

だからなかなか慣れないんです。

教習所内のスピードだと
両方のレバーを握るだけで
止まれますからね。

右足の操作をしなくても。

 

後輪のブレーキは
使わなくても止まれます。

でも、バイクのブレーキが
難しいと感じる原因にもなります。

減速する時に前のめりになるんです。

だから前輪ブレーキが効き過ぎると
感じることにつながります。

後輪ブレーキをしっかり使えば
安定して止まれますよ。

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次は前輪と後輪のブレーキの
役割の違いです。

まずは前輪について。

 

止まるためには前輪ブレーキが
かなりの役目をはたします。

前輪ブレーキをかけると
前に重心がかかりますよね。

タイヤをロックさせるくらい強く握れば
後輪は浮くこともあるくらいです。

ジャックナイフと言うバイクの技を
ご存じでしょうか?

「ジャックナイフ バイク」と
画像検索してもらえば
一発で分ります。

おもちゃでよければこんな状態です。
ジャックナイフ

前輪だけが接地した状態です。

検索結果の画像にあるような人達は
体重移動も含めてやる「技」ですけど。

でも、バイクに慣れない時期に
前輪ブレーキだけで前のめりになるのは
ジャックナイフに近い状態なんです。

だから難しいとか怖いと思っても
あたりまえなんです。

 

そんな状態を緩和するために
後輪ブレーキがあります。

後輪ブレーキをかけると
リアサスが沈んで
車体が安定するんです。

イメージとしては
車体を後ろから引っ張る感じです。

 

理論上はリアブレーキを先にかけて
フロントブレーキをかければ安定します。

コンマ数秒の話ですから
実際は同時で大丈夫です。

ヘタに意識してずらすと
ブレーキをかけるのが遅くなりますから。

前後連動ブレーキが装備されたバイクも
発売されていた時期があったんですよ

どちらかだけ使うことができずに
不評でしたが。

リアブレーキをしっかり使う。

これで車体が安定するので
難しいと感じなくなるかもしれません。

 

リアブレーキで車体を安定させるのは
教習所でも一般道でも使える
簡単で便利な方法です。

リアブレーキで減速したまま
アクセルを開けると
低速でも安定して進めます。

アクセルとブレーキを同時なんて
矛盾していますよね。

でも、アクセルを開けると
エンジンの回転数が上がります。

回転数が多くなるほど
ジャイロ効果で安定するんです。

回っているコマは倒れませんよね。

なるべくエンジンの回転数はあげたまま
スピードは落とす。

これをやりたいので
アクセルとブレーキが同時なんです。

 

教習所では一本橋。
一般道ではすり抜け。

 

こんな場面で扱いやすくなる操作です。

一本橋でこれをやり続けて良いかは
教官に確認して下さいね。

すり抜けはスクーターで特に有効です。

左手のレバーがブレーキなので
両足を接地させれば
ふらつくことはありません。

 

この方法はUターンにも使えます。

右足でブレーキをかけたまま
アクセルを開けて右旋回。

バランスを崩したら
自然に右足をだしますよね。

そうするとブレーキが解除されて
車体が起き上がります。

結果として小回りはできなくても
倒しづらくなるんです。

やはり自分のバイクは
倒したくないですよね。

 

バイクのブレーキが
難しいと感じる理由や
役割の違いをお話ししてきました。

結局は操作に慣れるしかありませんが
仕組みを知っておいた方が
慣れるのも早くなると思います。

右足を使うリアブレーキ。

自転車と違うところですから
この操作に慣れましょう。

 

それでも車種によって
ブレーキの強さは違います。

効きすぎるのも怖いですが
効かないのはもっと怖いです。

前のめりになっても
止まってくれれば事故にはなりません。

止まれなければ衝突です。

僕はオフ車も持っているのですが
ブレーキが効きません。

滑りやすいオフロードにあわせて
効きが弱いのか。

ブロックタイヤだから接地面が小さく
抵抗が少ないから効かないのか。

どちらなのかは分りませんが
とにかく効きません。

だから他のバイクより
車間距離を空けて乗っています。

ブレーキは効くほうが良いです。

 

すり抜けはともかく
Uターンはツーリングでも
やることが多いです。

リアブレーキに慣れることが
上達の近道ですよ。