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バイクは雨ざらしでも大丈夫?車体に与える影響は?

この記事は約 12 分で読めます。

出先でも屋根下が良いですね。
管理人のヒキです。 
 
今日はバイクの保管と雨について 
お話をしたいと思います。 
 
車体がむき出しのバイク。 
 
雨が降れば当然濡れてしまいます。 
 
電装系のスイッチもありますから 
心配になりますよね。 
 
水に濡れたらショートなどで 
壊れることはないのでしょうか? 

まず結論から言うと 
すぐに壊れることはありません。

 
長期間放置すれば 
劣化は進行しますけどね。 
 
車体を濡らさないほうが良くても 
現実には難しいです。 
 
雨の影響と対処法を 
順番にお伝えしていきますね。

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バイクが雨ざらしになっている

雨の影響は?

雨の影響は 
短期間ならほぼありません。 
 
今のバイクは電子制御なども 
増えてきたので心配になりますが。 
 
走っていれば雨に降られるのは 
メーカーも分かっていること。 
 
通常の使用で問題が起こらないように 
考えられて設計されています。 
 
 
実際に雨の高速道路を走っても 
問題なく走行できますし。 
 
時速100kmも出せば 
かなりの勢いで水がかかります。 
 
それでも壊れないのですから 
雨ざらし保管でかかる程度の雨なら 
短期で問題は起こりません。 
 
短期で問題は起こりませんが 
長期、通常以外の状態なら 
問題も出てきます。

通常以外の状態

通常以外の状態とは 
故意に後ろなどから水をかけること。 
 
具体的に言えば高圧洗浄機で 
弱そうなところを狙って 
水をかけるなどです。 
 
通常の雨で強いと言っても 
せいぜい台風で横殴りの雨くらい。 
 
高圧洗浄機ほどの威力はありません。 
 
 
高速道路での走行は 
かなりの勢いになりますが。 
 
勢いよく当たるのは 
前からに限定されます。 
 
前と言っても雨は水平に 
降ってきませんよね。 
 
後ろからマフラーを狙ったり 
前からでも水平に吸気口を狙ったり。 
 
こういうことをすれば 
壊れる可能性も高くなります。 
 
鍵穴などもそうですが 
中まで水が入りそうな場所は 
故意にかけないようにしましょう。 
 
自分のバイクを壊したいと 
思う人で無ければ 
やらないと思いますけどね。

長期の影響

長期間雨ざらしだと劣化は進行します。 
 
バイクの車体はサビづらいように 
作られていますが。 
 
防錆処理も完璧ではありません。 
 
 
塗装は長持ちしますが 
メッキはサビてきます。 
 
チェーンなどオイルが塗布された金属も 
長期間だと油分が雨で流されます。 
 
ワックスも同じ。 
 
雨ざらし期間が長期になれば 
車体を守る油膜がなくなり 
劣化は進行します。

対処法

劣化への対処法は 
雨に濡らさないのが一番です。 
 
屋根下保管が無理ならカバーを掛ける。 
 
これが一番簡単で効果的な方法です。 
 
 
カバーは雨対策以外にも効果があります。 
 
紫外線と防犯。 
 
この二つに効果的です。 
 
 
バイクの劣化は紫外線の影響も 
かなり大きいです。 
 
車体全体で考えれば 
雨より影響があるかもしれません。 
 
ゴムや樹脂パーツは紫外線で劣化します。 
 
タイヤはひび割れてきますし 
配線やホース類も劣化対象です。 
 
金属パーツ自体は大丈夫でも 
塗装は色あせてきます。 
 
紫外線の影響は 
かなり広範囲に及びます。 
 
カバーをするだけで紫外線は 
かなり軽減できますよ。 
 
 
カバーで車種を分からせないことは 
防犯対策になるとも言われています。 
 
盗むほうだって 
効率よくしたいでしょうからね。 
 
屋根付き駐輪場でも屋外なら 
カバーはおすすめです。 
 
 
カバーを使えない理由があるなら 
メンテナンスの頻度を 
上げるしかありません。 
 
車体各所の油分が無くならないように 
給油、注油をしましょう。 
 
ワックスも油分ですし 
樹脂やゴムも専用ケミカルがあります。 
 
メンテナンス用品は 
UVカット効果もあったりするので 
頻度を上げで対処しましょう。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
バイクの保管と雨について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・雨ざらしでも短期間なら問題なし。 
 
・車体の油分がなくなれば劣化する。 
 
・紫外線対策にもなるカバーがおすすめ。

 
雨ざらしは良くないと思っても 
屋根下保管はできないことも多いです。 
 
住まいが賃貸だったら 
自分で屋根を作ることもできません。 
 
学生でアパート暮らし。 
 
こう言う場合は引っ越しすら 
難しかったりしますよね。 
 
 
カバーを使えれば 
かなりの劣化対策になります。 
 
それも難しいなら 
メンテナンスしかありません。 
 
車はほとんどの場合 
屋内保管ではありませんが 
長期間使用できます。 
 
カーポートで屋根があっても 
紫外線は浴びてしまいます。 
 
それでも長期間使えているのは 
洗車しているからでしょう。 
 
完全にノーメンテナンスの車は 
屋根やボンネットの塗装が 
劣化しているので見て分かります。 
 
しっかりワックスがけや 
コーティング剤を使えば 
効果も持続しますが。 
 
手軽に撥水シャンプーで洗うだけでも 
車体を守ってくれます。 
 
きちんとメンテナンスをすれば 
雨ざらしでも大丈夫ですよ。 
 
カバーを掛けるか 
メンテナンスの頻度をあげるか。 
 
自分の状況にあった方法で 
バイクの調子を維持しましょう。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
雨ざらしでなければ 
劣化しないかと言えば 
そんなこともありません。 
 
水分は空気中にもありますから 
錆びを完全に防ぐのは難しいです。 
エキパイは錆びやすいです。
 
特にメッキ部分。 
 
ガレージ保管だからと言って 
油断していると 
サビが発生してしまいます。 
軽度のサビが出ています。
 
錆びないと思っている人も多い 
ステンレスやアルミ。 
 
実際は錆びます。 
汚れてくすんでいたアルミ部分
 
特にアルミは白サビなので 
目立たないだけでくすんできます。 
輝きが復活です。
 
ガレージ保管でも 
完全に放置はできません。 
 
 
ガレージの利点は雨よりも 
紫外線のほうが大きいかもしれません。 
 
外に出ている車と比べると 
タイヤの劣化が明らかに違います。 
 
通勤はスクーター。 
 
車に乗る頻度が少ないので 
タイヤはあまり減りません。 
 
溝が残っているのに 
ヒビ割れるから交換しています。 
 
バイクのタイヤがヒビ割れたことは 
一度も無いのですが。 
 
経年劣化はしているでしょうから 
性能は落ちていると思いますけどね。 
 
それでも街乗りレベルなら 
10年経過したタイヤでも 
問題なく乗れています。 
 
故障や劣化が気になるなら 
雨ざらしを心配するよりも 
紫外線対策のほうが重要ですよ。