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電熱ウェアの選び方は?電源をどこからとるか考える。

この記事は約 16 分で読めます。

安い製品でも暖かいのが電熱ウェア。
管理人のヒキです。 
 
今日は電熱ウェアの選び方について 
お話をしたいと思います。 
 
バイク用としては昔からある電熱ウェア。 
 
最近では一般化して 
ワークマンなどでも売っています。 
 
安く売っているからと 
値段だけで決めて良いのでしょうか? 

まず結論から言うと電源をどうするかを 
最初に決めておきましょう。

 
電熱ウェアの温かさは 
基本的に電源で決まります。 
 
簡単に言えば電気をたくさん使えること。 
 
家のエアコンだって 
広い部屋を温めようと思ったら 
電気を使いますよね。 
 
それと同じ事です。 
 
 
電源は大きく分けて二つ。 
 
・バイクから。 
 
・充電池式。 
 
それぞれメリットデメリットがあります。 
順番にお伝えしていきますね。

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電熱ウェアの選び方

電源はどこからとる?

まずはバイクから取る場合。 
 
メリットは 
 
・電圧が12Vなので暖かい。 
 
・時間制限がない。 
 
デメリットは 
 
・コードの抜き差しがある。 
 
・バイクから降りたら暖かくなくなる。 
 
 
次は充電池式の場合。 
 
メリットは 
 
・バイクの電装系に影響がない。 
 
・バイクから降りても暖かい。 
 
デメリットは 
 
・電圧が低いので暖かさが劣る。 
 
・電池切れがある。 
 
・バッテリーの重さがある。

電源から決める理由は?

それぞれの長所と短所を 
お伝えしてきました。 
 
それを踏まえてなぜ電源から決めるかを 
お伝えしていきます。 
 
 
時間を気にせず使えて暖かい。 
 
この状態を目指すなら 
バイクから電源を取るのが一番です。 
 
エンジンをかけている間は 
発電していますから 
使い続けることができます。 
 
 
発電量より使用量が少なければですが。 
 
 
ここが一番の問題点。 
 
防寒対策だけを考えれば 
全身電熱装備が暖かいです。 
 
ジャケット、パンツ 
グローブ、インソール。 
 
頭以外は電熱装備。 
 
更にグリップヒーターもつけておけば 
全く寒くないでしょう。 
 
でも、これをやるのは 
バイクの発電量だとおそらく無理。 
 
使う電気のほうが多くなって 
バッテリーがあがってしまいます。 
 
大型バイクと言えど 
そこまで発電量に余裕はありません。 
 
 
今はスマホやドライブレコーダーを 
つけているバイクも多いですよね。 
 
それらにも電気を使っています。 
 
僕の隼を例にとると 
 
・ナビ 
 
・ドラレコ 
 
・取り締まり探知機 
 
・ナビの音声用のブルートゥース送信機 
 
これらを配線してあり 
運転中は常時電気を使っています。 
 
更にグリップヒーターも使うと 
アイドリング時は12V程度の電圧。 
 
電圧から見るとこのあたりが限界。 
 
バッテリーの電圧が12V(ボルト) 
ですからね。 
 
純正状態のアイドリング時なら 
13~14V台が普通です。 
 
電圧から見ているだけなので 
あくまで目安ですが。 
 
 
しっかりと調べたいなら 
計算してみてください。 
 
自分のバイクの発電量。 
 
使う電装品の消費電力。 
 
これが分かれば計算できますよね。 
 
作るより使うほうが多ければ 
いつかはなくなってしまいます。 
 
 
対策は電源を別にすること。 
 
 
そのためにも 
充電式のバッテリーを使いましょう。 
 
これならいくつでも増やせます。 
 
 
問題はバッテリーの種類。 
 
大きく分けて二種類あります。 
 
・専用品 
 
・汎用のUSBモバイルバッテリー 
 
専用品のほうは電圧が 
高め場合が多いです。 
 
モバイルバッテリーは5V。 
 
専用品は7V台あたりが多いです。 
 
 
専用品のほうが電圧が高いので 
小さく暖かくできます。 
 
小さく暖かくできますが価格は高め。 
 
モバイルバッテリーは汎用品ですから 
各社が発売しています。 
 
大きく重く大容量もあれば 
小さく軽く容量少なめも。 
 
容量も価格も好きな物を 
自分で選べますよね。

おすすめの組み合わせは?

一つだけバイクから電源を取る。 
 
そう考えたときに何を選ぶか。 
 
もちろん人によって 
考え方は違うでしょう。 
 
 
参考までに僕が選ぶとしたら 
グリップヒーターをおすすめします。
 
 
 
それ以外の電熱装備は 
モバイルバッテリーを使う。 
 
これが多くの人にお勧めできる方法です。 
 
なぜグリップヒーターかと言えば 
バイクに常時付けていられるから。 
 
 
普通は一度取り付けたら外しませんから 
夏でもついていますよね。 
 
真夏はともかく九月にもなれば 
山の上だと寒い場合もあります。 
 
雨に降られれば 
指先が冷たくなることも。 
 
 
バイクに乗っていて一番冷えるのは 
手の指ではないでしょうか? 
 
 
だからこそ最強の防寒装備 
ハンドルカバーもあるのでしょう。 
 
 
でも、それを一年中つけていますか? 
 
 
電熱グローブも 
持っていないと使えませんよね。 
 
いつでもある安心感。 
 
これがグリップヒーターの利点です。 
 
 
9月くらいの寒さなら 
耐えられない寒さではないでしょう。 
 
それでもスイッチを入れるだけで 
指先が暖かくなる。 
 
そんな状態なら使いませんか? 
 
もっとも冷えるところを 
いつでも温められる。 
 
それがグリップヒーターを 
おすすめする理由です。 
 
 
指先の防寒は 
グローブだけではできません。 
 
それ以外の場所は 
防寒装備でも対処できます。 
 
電気の力を借りなくても 
耐えられる寒さ。 
 
だからモバイルバッテリー式で 
対応できます。 
 
 
バイクから降りても使えることも 
モバイルバッテリー式の利点。 
 
キャンプツーリングの夜などに 
威力を発揮しますよ。 
 
専用品に比べれば価格は安め。 
 
複数持っていけば 
持続時間も問題ありません。 
 
発電量に余裕があるなら 
バイクのUSB電源にもつなげます。 
 
使い分けられるのも魅力ですね。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
電熱ウェアの選び方について 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・電源をどこからとるかを決める。 
 
・発電量に余裕がないなら 
グリップヒーターがおすすめ。 
 
・モバイルバッテリー式は 
バイクと有線接続もできる。

 
防寒対策の究極が電熱ウェア。 
 
どんなに高級なウェアでも 
熱源がなければ体温を逃がさないだけ。 
 
自分の体温以上に暖かくはなりません。 
 
「寒くない」はできても 
「暖かい」は難しいでしょう。 
 
 
外部から熱を加えれば現在の装備でも 
より暖かくできます。 
 
電熱ウェアもバイク用に限定しなければ 
数千円から買えるようになりました。 
 
プロテクターなどはありませんから 
防御力はありませんが。 
 
バイク用と一般用。 
 
それぞれの長所を活かして 
上手に組み合わせましょう。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
初めて買った電熱装備は 
インナーグローブでした。 
 
スイッチすらないバッテリー直結。 
 
壊れるところもないので 
今でも持っています。 
 
高速道路以外では使わないですけどね。 
 
これがあるおかげで 
冬の高速道路も走れました。 
 
 
「只今の気温0度」 
 
 
そんな表示があるような場所は 
グローブだけでは耐えられません。 
 
風が当たる手の甲側。 
 
そこに電熱線があるので選びました。 
 
 
暖かさは問題ないのですが。 
普段使いにはやはり手間がかかります。 
 
グリップヒーターを試してみたら 
こちらのほうが便利でした。 
 
当時は学生。 
 
日常の足として 
通学にも使っていました。 
 
 
そういう使い方だと 
バッ直グローブは面倒。 
 
ツーリング専用装備になりました。 
 
その後買ったバイクには 
全てグリップヒーターをつけています。 
 
フルカウルやナックルガード付きなら 
下道程度なら十分な効果。 
 
高速道路になると 
さすがに冷えてきますけどね。 
 
 
それでも風が直接手に当たらないなら 
かなりの効果がありますよ。 
 
電熱装備の暖かさは 
値段を考えれば驚異的です。 
 
数千円のジャケットやベストで 
十分暖かくなれます。 
 
数万円するバイク用ジャケットよりも 
暖かさだけなら上ですから。 
 
冬眠しないライダーには 
ありがたい装備です。 
 
 
もちろん欠点もあります。 
 
その一つが電源問題。 
 
上手に付き合って冬でも快適な 
ツーリングに行きましょう。