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バイクにも過積載の違反はある?基準はしっかり知っておく

この記事は約 12 分で読めます。

過積載にならない量の荷物
管理人のヒキです。 
 
今日はバイクでの過積載について 
お話をしたいと思います。
 
キャンプツーリングなどで 
荷物が満載のバイク。 
 
過積載にはならないの? 
と思ったことはありませんか。 
 

まず結論から言うと 
法律的な決まりはあります。

 
 
そこは絶対ですから 覚えておくとして。 
 
現実的に取り締まりは 
ほとんどないと思います。 
 
ツーリング先で目を疑うような量の 
荷物を積んだ人にも会いました。 
 
でも、捕まったという話は 
聞いたことがありません。
 
 
積むかどうかは自己責任として 
法律の話と過去に会った過積載の人の 
話を順番にしていきますね。

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バイクの過積載の基準

法律はどうなっている?

まずは法律的なことから。 
 
道路交通法を調べてみました。 
以下の部分が該当します。 
 
第三章 車両及び路面電車の交通方法 
 
第二二条 
自動車の乗車又は積載の制限 
 
第二三条 
原動機付自転車の乗車又は積載の制限 
 
 
原付とそれ以外に分かれますので 
簡単にまとめてみます。 

原付の基準

原付 
 
積載装置に 
 
重さ:30kg以内 
高さ:地上から2m以内 
幅:積載装置の幅+30cm以内 
長さ:積載装置の長さ+30cm以下 
制動灯・指示灯を隠さないこと 

自動二輪の基準

自動二輪 
 
積載装置に 
 
重さ:60k以内 
その他は原付と同じ 

法律のまとめ

法律上はこのようになっています。 
積載装置とはキャリアのことですね。 
 
こうしてみると実はかなり厳しいです。 
 

キャリアからはみ出してよいのは 
左右は均等なら15cmまで。 
 
後ろには30cmまで。

 
キャリアの大きさにもよりますが 
大きめのトップケースも 
違反かもしれません。 
 
抜け道を探すなら 
大きなキャリアをつける方法があります。 
 
そうはいってもキャリアの大きさも 
車幅以上にするのはダメですが。 
 
車輌の大きさが変ってしまいますからね。 
 
法律をしっかり守る人は 
この基準を覚えておきましょう。

過去に出会った旅人たち

ここまでは法律的な話をしてきました。 
当然守らなければいけない事です。 
 
そういう意味でここから先は 
法律違反なことを書いていきます。 
 
僕がやったわけではないですけどね。 
 
過去に会った人たちなので 
すでに時効でしょう。 
 
参考にするかどうかは 
自己責任でお願いします。 
 
 
量と言うより大きさで 
インパクトがあったのは 
ギターを積んでいる人でした。 
 
アフリカツインに 
おそらく自作のキャリア。 
 
横ではなくて縦に長かった 
そんな記憶があります。 
 
アコースティックギターを積んで 
ツーリングをしていました。 
 
アフリカツイン自体が 
大きなバイクなのに 
ギターを立てて積んでありました。 
 
見た目がすごいことに。 
 
普通に考えれば前後方向に 
寝かせて積むと思うのですが 
上に伸びた荷物。 
 
横や後ろに飛び出していると 
周りにも気を使いますが 
上なら大丈夫ですよね。 
 
2mまではないと思うので 
法律的にも違反でないかもしれません。 
 
そういう意味では良い積み方ですが 
取り回しは大変そうです。 
 
重心が高くなりますから 
倒す危険性が高まります。
 
 
ましてやアフリカツインなんて 
もともと重くて重心も高めです。 
 
体格がよい人でしたから 
扱えていたのでしょう。 
 
荷物を積むときは自分の筋力も考えて 
積んでみてください。 
 
 
逆の意味でインパクトがあったのは 
モンキーの過積載です。 
 
量としては普通なのかもしれませんが 
バイク自体が小さいですから。 
 
相対的に多く見えます。 
 
見えるというか先ほどお話しした 
法律的な基準では完全に違反です。 
 
キャリアからのはみ出しが 
15cmではおさまりませんから。 
 
 
駐車しているのを見かけただけなので 
話はできませんでした。 
 
そのため詳しいことはわかりませんが 
ノーマルなら走るだけでもつらそうな量。 
 
モンキーのエンジン自体は 
スーパーカブと一緒ですから 
問題ないのかもしれませんが。 
 
白ナンバーでしたけど 
実はボアアップしている・・・ 
なんて可能性も。 
 
過積載の違反はしても 
スピード違反をしないのなら 
30キロ出れば問題ないですけどね。 
 
道の駅で見かけただけなので 
話す機会がなく残念でした。 
 
 
例を挙げていくときりがありませんから 
このあたりでやめておきます。 
 
画像検索すると 
とんでもない画像もたくさんありますよ。 
 
特に東南アジアはスゴイです。 
 
著作権がありますから 
無断転載はしませんが 
ツーリングライダーなんて 
可愛いレベルです。 
 
どうやって積んだのか 
その過程を見てみたいものですよ。 
 
そんな写真集もあります。 
 
それ行け!! 珍バイク
 
 
中身が少しだけ見られるのですが 
それだけでも面白いですよ。 

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
バイクの荷物は過積載になるのか 
ということについてお話してきました。 
 
簡単にまとめると 
 

・バイクにも過積載はある 
 
・それを踏まえたうえで 
過去に見た過積載の事例

 
僕はキレイ事だけを言う気はないので 
過積載の事例もお話してきました。 
 
どうするかは自己責任でお願いします。 

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話しますね。 
 
と言っても過積載と言えるほどの 
荷物を積んではいません。 
 
基本的にそこまで荷物を 
増やしませんでしたから。 
 
ツーリングバッグを土台にして 
その上にイス。 
 
イスの上に寝袋とテント。 
 
これが僕の基本スタイルです。
バイク荷物の積載方法
 
市販のツーリングバッグですから 
そこまで極端に大きくないです。 
 
ツーリングバッグの中には 
着替えやキャンプ道具が入れてあります。 
 
これで一週間前後のツーリングは 
問題なく行けました。
 
 
普通にツーリングするだけなら 
極端な過積載にはなりません。 
 
上でお話ししたように 
ギターなどの変わったものを持てば 
荷物も大きくなりますけど。 
 
 
といってもモンキーの事例のように 
相対的な大きさもあります。 
 
同じ荷物でも大型バイクなら平気でも 
モンキーに積めば過積載。
 
 
横幅が違いますから 
そんなこともありえます。 
 
そこをどう考えるかは 
自分で決めましょう。 
 
どれだけの荷物を積むにしろ 
落とさないことが絶対です。 
 
後続車の事故の元ですからね。 
 
参考までに僕の積み方を 
こちらの記事にまとめてみました。 
 
ツーリングの荷物を固定したい。ネットとロープを併用 
 
 
他人に迷惑をかけないようにして 
楽しくツーリングに行きましょう。