この記事は約 12 分で読めます。
管理人のヒキです。
今日はバイクで
夜道を走る時のことについて
お話したいと思います。
「暗くて見えづらい」
「ヘッドライトが暗い」
「お化けが怖い」
このあたりことで悩んでいるライダーは
思っている以上に多いのでは?
キャンプの夜などに
ライダー同士で話してみると
共通の悩みだったりします。
特にオバケ。
いい大人でもそうなんですよね。
それも踏まえてお伝えしていきます。
まず結論から言うと
夜道は走らないのが一番です。
当たり前のことですけどね。
でも、これに勝る解決方法はないです。
それができないから
皆さん悩むわけですが
できることなら夜道は走らない。
これは覚えておきましょう。
そもそも何故危険なのかを考えれば
走らないという結論になりますけどね。
当然ですが夜道は暗くて
周りが見えない、見えづらい。
だから危ないわけです。
ヘッドライトが照らす範囲しか
よく見えませんよね。
街灯があればまだ良いですが
山道のように無いところだってあります。
道に落下物があれば
暗闇から突然現れます。
とっさに避けられれば良いですけど
よほど速度が遅くないと無理でしょう。
乗り上げて越えられる物なら
まだましです。
固い物や大きな物だと
転倒するかもしれませんよね。
アスファルトが壊れて
道に穴があいている場合だってあります。
そんなところに突っ込めば
転倒しなくても
パンクをするかもしれません。
暗いと危ないですよね。
そうな危険を避けたいですから
「ヘッドライトが暗いから見えない」
「ヘッドライトを明るくしたい」
と言うことを
考えるようになりませんか?
明るければ見えそうですからね。
でも、本当に見えますか?
明るいと確かに見やすくなります。
見やすくなりますが
見えるのは照射範囲だけなんです。
視界としては狭いままで見える範囲が
明るく見やすくなるだけなんです。
照射範囲が見やすくなるのは確かです。
だから明るくすることも
無駄ではありません。
でも、走っていて見えづらいのは
視界が狭いからです。
ヘッドライトを明るくするよりも
遠目、ハイビームに切り替えるほうが
効果的ですよ。
純正のままでもハイビームを活用すれば
運転しやすくなります。
前方に車がいない時にしか
使えませんけどね。
ヘッドライトを明るくする方法は
いくつかあります。
明るくする方法については
こちらの記事も参考にしてみてください。
⇒バイクのヘッドライトが暗い。明るくする方法はある?
ヘッドライトを明るくしても
残る問題があります。
「お化けが怖い」
重大な問題です・・・。
ふざけたように書いていますが
僕も怖いです。
大人の男でも怖いんですって。
夜の山道を一人で運転している時は
バックミラーなんて見られません。
映ってはいけない物や人が
映りそうで・・・。
ヘッドライトを明るくしようが
ハイビームにしようが
後ろに関しては役に立ちません。
ミラーの中は真っ暗です。
これの対策は最初に書いたとおり
夜道を走らないという方法が一番です。
昼間だったら怖くないですよね。
もう一つ解決方法があるとすれば
集団で走ることです。
マスツーリングで
先頭と最後尾を避ければ
前も後ろも人がいます。
その状態だとある程度の視界も
確保できます。
なんと言っても一人ではないので
安心です。
これを応用した方法で
他の車やバイクの後を着いていく
ということもできます。
これでも後ろは気になります。
でも、前だけでも
見やすい方が良くないですか?。
ピッタリ着いていくのではなく
車間を少し空けておきます。
その状態で前車のヘッドライトの
照射範囲も見ながら走る。
こうすると道の曲がり具合なども含めて
道路の状況が見やすいです。
遅い車は抜きたくなりますけど
この状態ではむしろ遅い車の方が
ありがたいですよ。
ついて行きやすいですからね。
大人になると
「お化けが怖い」
と言うのが
恥ずかしい人もいるでしょう。
でも大丈夫です。
怖い人は多いですよ。
ソロでキャンプツーリングをしていても
僕を含めて夜の闇が怖い人も多いです。
本能的なこともあるのでしょうから
これを克服することは難しいと思います。
それなら素直に怖いことを認めて
その上でどうすれば良いかを考える。
解決法はこれしかないでしょう。
・一人で怖いなら誰かを誘う。
・一人が良いなら夜は走らない。
・怖くても頑張る。
どれだって本人が納得できれば
正解なんです。
ここまで長文におつきあい
ありがとうございます。
バイクで夜道を走る場合の危険性を
物理的な面と精神的な面で
考えてみました。
簡単にまとめると
・物理的な危険はヘッドライトで
ある程度改善できる。
・精神的な方は夜道を一人で走らない。
精神的な方がやっかいです。
根本的な解決方法がないですからね。
どちらにしても乗らなければ
心配はありません。
できる範囲で明るい時間帯に
走りたいところです。
ナイトランも夜景を楽しめたりして
それはそれで楽しいですけどね。
安全を第一に考えて
無理のない範囲で楽しみましょう。
最後に僕の経験をお話ししますね。
物理的と精神的の
複合的な事例がありました。
夜の山道を走っていて
視界に突然入ってきた道路上の物体に
乗り上げたことがあります。
前輪は避けられたのですが
後輪で踏みました。
動物の死骸でした・・・。
幸い転倒はしませんでしたが
精神的な恐怖とダメージが
大きかったです。
もし自分が轢いたとしたら
もっと怖くなったでしょうね・・・。
自分が危険だと感じるのは
物理的か精神的か。
そこを判断してから対策を立てましょう。
夜道は無理せず
楽しいツーリングにしましょう。