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管理人のヒキです。
今日はキャンプツーリングの時に
テントを張る場所について
お話をしたいと思います。
テントがあれば野宿で
自由に動けるような気もします。
費用を安くするためにも無料のところを
選びたいと思いますよね。
どこが良いか気になりませんか?
まず結論から言うと
テントを張る場所はできるだけ
キャンプ場を利用しましょう。
厳密にいえば土地には必ず
所有者がいます。
山奥だろうが河川敷だろうが
国か個人かはわかりませんが
誰かの土地になっています。
そんな理由からキャンプ場以外は
あまりおすすめできません。
とはいえ正論だけを書いている
サイトではありません。
ごみを捨てたままにするとか
火の不始末で火事になるなどの
問題行動がなければ
訴えられるようなこともないでしょう。
実際にどうするかは自己責任で。
キャンプ場を使う場合と
それ以外に分けて書いていきますね。
まずはキャンプ場から。
テントを張る場所としては
問題のないところです。
設備や料金によって
いろいろと違いはありますが。
少なくとも最初に書いた
法律的な問題はありません。
法的な問題は別にしても
やはりキャンプ場がおすすめです。
無料でどんなにひどい状況だとしても
水場とトイレはあります。
この二つがあるだけで
かなり助かります。
野宿とキャンプ場の決定的な違いです。
この二つがいらないという人は
寝るだけの人が多いでしょう。
水道がないところで調理するなら
自分で水を用意する必要があります。
調理以外でも水は使いたいですよね。
手を洗ったり、歯を磨いたり。
そんなちょっとした水でも
水道がなければめんどうです。
男性だったらトイレがなくても
あまり困りませんが
女性だと勇気がいりますよね。
男でも大は勇気が必要です。
僕は経験ないですよ。
無料だと男でもためらうような
汚れたトイレもありますが。
それでもないよりはマシです。
我慢できるならきれいなトイレまで
我慢すればよいだけですから。
水とトイレ。
この二つがあるだけで
快適なキャンプができますよ。
ここからはキャンプ場以外で
テントを張れる場所についてです。
法的な問題は自己責任で。
グレーゾーンとして
高速道路のSA、PA。
夏はたまに見かけます。
ずいぶん昔になりますが
電話で問い合わたことがあります。
「禁止はしていない」
という回答でした。
だからと言って自由にテントを張ったら
そのうち禁止になるでしょうね。
現在どうなのかは知りませんが。
テントを張るなら人目につきにくい
奥の方でひっそり張りましょう。
僕は一度だけやったことがあります。
移動日にしていたので
夜の10時ごろ。
朝の5時過ぎには起きて
テントを片付けました。
寝るだけの時間です。
テントを張らずにバイクの横で
寝ている人も見たことがあります。
それができるなら
無理に張ることもないでしょう。
同じような施設で道の駅。
ここは場所によって違いがあります。
駐車場での車中泊でさえ
禁止にしているところもあります。
そう言う場所にテントは無理ですよね。
看板などで注意書きがありますから
よく確認しましょう。
最後はある意味で定番の
山や川など。
どちらの場合も
人目につかないところが基本です。
川の場合は中州などで
増水の危険がある場所は
絶対にやめましょう。
今居る場所の天気が良くても
川の上流は分かりません。
逆に人が多いところもあります。
立地がよくて
キャンプ場のように
なっている場所もあるんです。
道の駅と川の間の土手が
テントだらけの場所もありました。
トイレも水場も道の駅にありますから
ほとんどキャンプ場ですね。
ここまで長文にお付き合い
ありがとうございます。
キャンプツーリングで
テントを張れる場所について
お話ししてきました。
簡単にまとめると
基本はキャンプ場。
それ以外の場所は
法律的な問題もあるので
自己責任で決める。
どこにテントを張るにしても
常識的なマナーは守りましょう。
来たときよりも美しく。
ゴミのポイ捨てなんかはダメですよ。
最後に僕の経験をお話ししますね。
独身時代のことなので
すでに時効になっているお話です。
年末年始のツーリングの時に
キャンプ場を使っていました。
冬期で閉鎖中の場所でも。
厳密にはキャンプ場の
駐車場が多かったですが。
さすがに無断で中に設営するのは
気が引けましたから。
公営のキャンプ場が多かったです。
民間だと通年営業も多いです。
閉鎖中だと水場の水道も
蛇口が縛ってあったりして
使えないようになっていたり。
でも、ほとんどの場合
トイレは使えるんです。
手洗いの水道も含めて。
日本なら飲用不可と書いていなければ
トイレの手洗いでも安全な水道水です。
最初のほうでも書きましたが
水とトイレがあれば
快適なキャンプはできます。
その他の必要なものは
自分で持っていますから。
通年やっているキャンプ場でも
山のほうだと冬は人も
ほとんど来ません。
一人きりのキャンプだと
屋根下で快適に
静かな夜を過ごせました。
静かすぎて
不安になったりもしましたが。
朝起きたら雪がうっすら積もっていて
途方に暮れたこともあります。
日が昇ったら溶けたので
海沿いの暖かいほうへ逃げました。
画像の日付で分かりますが
大晦日の朝だったんです。
移動できなかったら一人で年越し。
寂しいなぁなんて考えていました。
無事に移動できたので
その晩は人のいるキャンプ場に
泊まりましたよ。
この手のキャンプをしていたころは
宿泊地のそばで買物をしていました。
タダで使う以上は
少しでもその地域に還元しようと
思っていましたから。
無料のキャンプ場も同じですね。
色々書いてきましたが
基本はキャンプ場を利用しましょう。
リスクを承知で行動するぶんには
自己責任ですよ。