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管理人のヒキです。
今日はバイクのキャリアについて
お話をしたいと思います。
キャンプツーリングで
いつの間にか増えていく荷物。
キャリアがあれば積載量が増やせます。
荷物以外にパニアケースを取り付けたり
衣装ケースを取り付けるような人も。
便利そうなキャリアですが
注意点はあるのでしょうか?
キャリアの耐荷重を確認しましょう。
荷物を積みたくて取り付けるキャリア。
耐荷重を知るとかなり少なくて
驚くかも知れません。
キャリアを使うときの注意点や
重量物の対処法を
順番にお伝えしていきますね。
バイクのリアキャリア
問題点は?
キャリアの問題点は
耐荷重が低いことです。
ほとんどの場合一桁kgです。
5kgとか7kgとか。
有名なメーカーなのに
耐荷重が2kgなんて言う
無茶なキャリアもあります。
積載量を増やせそうな気がしますが
実際はあまり増やせません。
キャリアを有効活用するには
積み方を考える必要があります。
積載量を増やす対策
キャリアには加重の問題で
あまり荷物は積めません。
重い物を積みたいときは
リアシートを活用しましょう。
リアシートとキャリアの
両方にまたがって載せる。
長いものならシートからキャリアへ
縦に積むのも有効です。
リアシートは人間が乗ることを
想定して作られています。
一般的な成人男性なら
体重60kgくらいはありますよね。
それくらいは想定して
強度計算がされているはずです。
人より軽い程度の荷物なら
問題なく使えるでしょう。
重い荷物を積むときは
リアシートが安心ですよ。
パニアケースの取り付けだけ?
キャリアを付けて
パニアケースを取り付けたいだけなら
取り付けステーを探してみましょう。
汎用キャリアに取り付けるだけでなく
車種別取り付けステーが発売されている。
そう言う場合は汎用キャリアより
パニアケースメーカー純正の
取り付けステーがおすすめです。
ケース用の取り付けステーなら
ケースの重さは考えられているはずです。
例えばケースの耐荷重が10kgだとしたら
最大でケースの重さ+10kgが
取り付けステーにかかります。
ケースメーカー純正ステーなら
その重さには耐えられる
強度設計がされているはずです。
そうでなければパニアケースの
耐荷重を守っても
壊れるというクレームがくるでしょう 。
パニアケースの取り付けなら
汎用キャリアより
純正部品を使いましょう。
まとめ
ここまで長文にお付き合い
ありがとうございます。
バイクのキャリアについて
お話ししてきました。
簡単にまとめると
・リアシートなら耐荷重が高い。
・パニアケースの取り付けは
キャリア以外の方法も考える。
キャリアやパニアケースは
あれば便利ですが。
最大の欠点は見た目だと思っています。
純正で標準装備されているならともかく
後付けの社外品はデザインが崩れます。
バイクの設計者は車外品のことまで
考えないでしょう。
見た目は悪くても実用的。
使い勝手と見た目のどちらを選ぶかは
バイクに乗る頻度でも
変わってくると思います。
月に一度のツーリング。
それくらいの頻度なら
見た目優先で大丈夫でしょう。
通勤、通学などで毎日使うなら
見た目より使い勝手でしょうし。
もちろん頻度にかかわらず
どちらを優先したって問題ありません。
自分に合ったスタイルで
バイクを楽しみましょう。
管理人の体験談
最後に僕の経験をお話ししますね。
オフ車のランツァに取り付けた
キャリアの耐荷重は2kg。
商品を買ってから気づきました。
インターネット通販なんて無かった時代。
バイク用品店にも在庫なんて
人気車種以外はありません。
お店で注文して仕入れてもらう。
そんな時代でした。
だから詳しい商品説明なんて
説明書を見るまで分かりません。
取り付けようと思って説明書を見たら
耐荷重が2kgと書いてありました。
さすがに驚きましたよ。
2kgなんて2リットルペットボトルを
置くだけで制限重量。
アルミの角パイプで作られたキャリアの
耐荷重がまさかそんなに低いとは。
結局過積載をしていますが。
パニアケースと台座の重さだけで
2kgなんて超えるでしょう。
それでも20年以上
壊れずに使えています。
パニアケースに荷物を入れて
ダートを走ったこともありました。
だから大丈夫と言うつもりはありません。
金属疲労は見た目で分かりません。
あるとき突然壊れる可能性もあります。
一番弱い場所は
恐らくキャリアの取り付けボルト。
例えばボルト4本で取り付けているなら
重量の1/4の重さがかかります。
破損が心配なら定期的に交換するのも
立派な対策だと思います。
あると便利なキャリア。
特徴を踏まえて使っていきたいですね。