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管理人のヒキです。
今日はヘッドライトの交換について
お話をしたいと思います。
交換するときは球切れや
明るくしたいときなどですよね。
そんなときに考えるのが
・車用は使えるのか?
・LEDバルブに交換したい
と言ったことではないでしょうか?
安全性も考えておきましょう。
ヘッドライトには規格があり
規格によって形状が違います。
規格さえ同じなら
交換して取り付けることはできます。
でも、ヘッドライトは
取り付けさえできれば
良いというわけではありません。
車検があるバイクなら
ヘッドライトにも
検査項目はありますし。
今のバイクは常時点灯ですが
本当に必要なのは暗いとき。
何かあったら命にもかかわります。
安全性も含めて
注意点をお話ししていきますね。
ヘッドライトを交換したい
車用は使えるのか?
まずは車用が使えるかについて。
車用でもバルブの規格が一緒なら
使えます。
買う前に必ず規格を確認して
間違えないようにしましょう。
規格が違えば付けられませんから
ムダになってしまいますよ。
現物を確認すれば
普通はどこかに書いてあります。
分からない場合は外したバルブを持って
お店に行き、確認しましょう。
でも、寿命は分かりません。
バイク用として発売しているメーカーの
宣伝広告を信じれば
耐震性などを強化しているとあります。
車より振動が大きい
バイクの特性に合わせてあると。
どの程度の違いがあるのかは
僕には分かりませんけど。
僕は両方使ったことがあります。
車用を使っても気になるほど
寿命は短くなかったです。
このあたりは使用環境にもよりますし
個体差もあるので
正確な比較は難しいです。
本当に比べようと思ったら
全く同じ条件にしなければ
正確ではないですから。
車用を使う最大のメリットは
やはり価格の安さでしょう。
フィリップス 自動車用バルブ
車にもバイクにも
多く使われている規格のH4型。
車のヘッドライトは
左右二つありますから
二個入も珍しくありません。
それで価格は千円以下。
そんな商品もあります。
これなら寿命が多少短くても
許せそうではないですか?
夜には乗らない人なら
安心して交換できますよ。
逆に夜に乗る機会が多い人は
寿命のことも考えて選んでくださいね。
バルブをLEDに交換したい
次はLEDについてです。
ヘッドライトもだんだん進化して
明るい物が増えています。
最近はHIDからLEDへ。
見ためはかなり明るいです。
対向車がLEDだと明るいを通り越して
まぶしいくらいです。
それでもメーカー純正なら
まだ良いのですが・・・。
今は社外品のLEDバルブも
数が増えてきました。
海外製なら価格もかなり
値下がりしています。
LEDヘッドライト h4
数が増えると
問題がある商品も増えます。
まず先ほどのまぶしいという話。
ヘッドライトのロービームは
上に光がいかないようになっています。
対向車がまぶしくないように。
壁に近づけて照らしてみると
線を引いたようにきれいに分かれます。
カットラインと言って
純正状態だと上部がきれいに
カットされています。
LEDバルブに交換するとカットラインが
うまくでない場合も多いです。
純正のバルブとLEDだと
光の拡散方向が違います。
ヘッドライト内の反射板は
純正状態を基準に作られているので
カットラインがでなくなるんです。
そのせいで対向車がまぶしい状態に。
車検では光軸も見ます。
調整できていないと
通らないかもしれませんから
注意していくださいね。
熱にも注意です。
LEDバルブは熱くなります。
冷却するために
ファンがついている商品も多いです。
僕はこれが気になります。
常時点灯のライトなら
ファンも常時稼働。
安い海外製品だと
耐久性はどうなのでしょうか?
ファンが壊れたら熱で回路が壊れ
ライトが点かなくなってしまいます。
これが夜だったらその場所から
動けなくなるかもしれません。
ヘッドライトが点かなくなった状態にも
問題があります。
ロービームとハイビームが
一緒になったH4型。
純正のハロゲンバルブなら
ローかハイのどちらかが切れても
もう片方は無事な場合がほとんどです。
例えばロービームが切れても
ハイビームにすれば使えます。
さすがにそのままでは
対向車や前車に迷惑をかけますが。
テープでも貼って上にいく光を隠せば
迷惑をかけずに走れます。
でも、LEDバルブで回路が壊れたら
両方点かなくなる可能性があります。
昼間に点かなくなって
そのことに気づけば問題ないです。
でも、夜道でいきなり壊れたら
まともに走ることもできません。
2灯式でハイとローが分かれているなら
こういう心配はないのですけどね。
まとめ
ここまで長文にお付き合い
ありがとうございます。
バイクのヘッドライト交換について
お話ししてきました。
簡単にまとめると
・LEDバルブは明るいが問題もある。
・社外品は安全のことも考えておく。
ネット通販が普及して
社外品のバルブも
簡単に買えるようになりました。
価格競争も激しいですから
安い商品も多いです。
だからこそ問題がある商品でも
売られるようになってしまいました。
安くても良い製品はありますし
高くても問題がある物もあります。
選ぶのが難しくなりましたよね。
安いからと買っても使えなければ
買い直して高くなりますし。
純正採用されている部品は
価格も含めて悪くない物です。
メーカーも安くて良いバイクを
作ろうとしていますからね。
それを交換するからには
よく調べる必要があります。
球切れで純正同等品と
交換するなら簡単ですが
それ以外は注意してください。
HIDもLEDも明るいですが
商品レビューなども参考に
よく調べて買いましょう。
管理人の体験談
最後に僕の経験をお話ししますね。
規格が同じなら取り付けられると
最初に書きました。
確かに取り付けられますが
問題がある場合もあります。
バルブの長さや配線。
これらのせいで純正状態には
できない場合もあります。
・バルブが長くて
取り付けスペースがない。
・配線のせいで
ゴムカバーが付けられない。
よく調べて買わないと
こんなこともおきてしまいます。
僕のスクーターですが
防水ゴムカバーから
バルブの金具だけでています。
これを確認せずに
こんなバルブを買ってしまいました。
取り付け部のコードが伸びているのが
分かるでしょうか?
取り付けはできますが
防水カバーをすることはできません。
カウルもあるから純正部品でなくても
防水くらいはできますけど。
色々考えましたが
結局オフ車で使うことにしました。
一番乗るのがスクーターなので
明るいライトにしたかったのですが。
H4型なのでつくだろうと
確認しなかったのが失敗です。
付けられると使える。
これは違います。
ヘッドライト交換をする場合は
よく確認してから買いましょう。