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バイクのハンドルがぶれる!原因と対処法は?

この記事は約 13 分で読めます。

ハンドルは両手で持ちましょう。
管理人のヒキです。 
 
今日はハンドルのブレについて 
お話をしたいと思います。 
 
バイクの運転中にハンドルを離すことは 
あまりありませんが。 
 
ツーリング中にすれ違うバイクと 
挨拶を交わすこともあります。 
 
SNSを見ていると 
「ヤエー」好きの人もいますよね。 
 
 
右手でアクセルを維持してれば 
左手を離しても 
通常は問題ないのですが。 
 
片手を離したらハンドルがぶれた。 
 
そんな経験がある人もいると思います。 
 
初めてブレたときは驚きますし 
危険を伴いますから不安ですよね。 
 
対処法はあるのでしょうか? 

まず結論から言うと 
前輪の点検をしてみましょう。

 
ハンドルがブレる原因は複数あります。 
 
 
簡単にできるところから 
確認するという意味で 
まずは前輪をあげました。 
 
当然それ以外が原因のこともあります。 
 
考えられる原因やその対処法を 
順番にお伝えしていきますね。

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バイクのハンドルがぶれる

考えられる原因は?

ハンドルがぶれる原因は 
大きく分けて二つ。 
 
・前輪の異常 
 
・車体の荷重変化 
 
それ以外の複合的な要因も 
あるかもしれません。 
 
その場合はバイク屋に相談するとして 
個人で簡単に点検できるのが 
この二つです。 
 
それぞれ調べていきましょう。

前輪の異常

前輪の異常も大きく分けて 
二つの原因があります。 
 
・空気圧の低下 
 
・タイヤの摩耗 
 
どちらも普通に乗っているだけで 
起こる現象ですよね。 
 
だからこそ気づきづらいかもしれません。 
 
何もしていないのに 
ハンドルがぶれるようになった。 
 
そういう場合は前輪を 
点検してみましょう。 
 
 
空気圧が低ければ適正に調整。 
 
摩耗しているなら交換。 
 
 
基本的な点検整備ですよね。 
 
タイヤの摩耗は 
偏摩耗にも注意しましょう。
左右で減り方が違います。
 
前輪は普通に使っていても 
均一には減りません。 
 
減速しながらコーナーリングをするなど 
様々な方向から力がかかります。 
 
後輪と比べると分かりやすいですが 
角張った減り方をします。 
 
さらにキャンプツーリングなどで 
荷物を積んでいると 
左右の減り方も違うなんてことも。
こちらは溝が消えています。
 
これがハンドルのブレの 
原因かもしれません。
こちらは溝が残っています。
 
 
空気圧も正常で摩耗もしていない。 
 
これなら問題なさそうですが 
可能性としてもう一つ。 
 
ホイールバランスがズレている 
可能性もあります。 
 
このあたりは個人だと 
なかなか調整できませんが。 
 
ハンドルがぶれることも含めて 
バイク屋に相談してみましょう。 
 
 
車体を何もいじっていないのに 
ハンドルがぶれるようになった。 
 
そんなときにまずできるのは 
フロントタイヤの点検です。

荷重の変化

荷重の変化は分かりやすい 
原因になります。 
 
時々聞くのがパニアケースをつけたら 
ハンドルがぶれるようになった事例。 
 
単純な重さもありますが 
風圧の影響もあるようです。 
 
 
例えばサイドパニアなら 
車体の横で走行風を受けます。 
 
今まで無かった防風壁のような物が 
追加されたわけですから 
車体への影響も考えられます。 
 
 
車体に何かを取り付けたら 
ハンドリングに変化が出た。 
 
 
この場合は取り付けた物が原因と 
ほぼ断定できます。 
 
問題は対処法。 
 
取り付けたいから買ったのですから 
外すという選択肢は 
難しいかもしれません。 
 
サスの設定がいじれるなら 
変更してみるのも一つの方法です。 
 
リアの荷重増加が原因なら 
フロントを下げる方向で 
サスの調整をしてみましょう。 
 
フロントは柔らかく。 
 
リアは硬く。 
 
この設定ならケースによる荷重変化を 
多少は吸収できます。 
 
風圧が原因だったら 
効きませんけどね。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
ハンドルがぶれることについて 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・フロントタイヤを点検してみる。 
 
・リアケースの取り付けも原因の一つ。

 
ハンドルがぶれるのは 
通常状態ではありません。 
 
メーカー純正状態の新車なら 
ぶれることはないでしょう。 
 
その状態でぶれるなら 
設計に問題があることになりますからね。 
 
開発段階で試乗もしているでしょうから 
ハンドルのブレは気づくでしょう。 
 
 
設計段階とは何かが変わったことにより 
起こる現象のはずですから 
対処法は元に戻すこと。 
 
基本的にはこれだけです。 
 
 
後は何が変わったかを突き止めるだけ。 
 
パニアケースなどなら 
分かりやすいですよね。 
 
取り付けたらブレるのなら 
とりあえず外してみる。 
 
こういう明確な変化なら 
原因も対処法も分かりやすいですよね。 
 
 
いつの間にかぶれるようになったのなら 
考えられるところを探るしかありません。 
 
自然に抜けるタイヤの空気。 
 
摩耗していくタイヤやベアリング。 
 
簡単に分かるところから 
確認していきましょう。 
 
 
偏摩耗は見れば分かります。 
 
タイヤの空気圧も 
すぐに点検できますよね。 
 
 
センタースタンドがあれば 
ステムベアリングのガタつきも 
点検できますが。 
 
サイドスタンドだけだと 
ちょっと厳しいですね。 
 
そんな場合は無理せず 
バイク屋に依頼しましょう。 
 
 
最終手段は放置も有りです。 
 
ハンドルがぶれるのは 
片手運転の場合がほとんど。 
 
両手で持っていれば 
ぶれることは無いのでは? 
 
それならハンドルから 
手を離さなければ良いだけです。 
 
危険が無いならそのまま乗っていても 
問題ありませんよ。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
記事の中で使った 
タイヤの偏摩耗の画像は 
通勤用のスクーターです。
左右で減り方が違います。
 
この状態だとよくぶれるのですが 
速度としては極低速。 
 
止まる直前が一番ひどいです。 
 
わざと握る力を弱めて 
ぶれるのを楽しむくらい暴れます。 
 
セルフステアはどうなのだろうと 
体重移動を試してみると 
ぶれないときもあります。 
 
偏摩耗だけでなく 
荷重の影響もあるのでしょうね。 
 
 
荷物を積むせいでタイヤの偏摩耗が 
おこることもあります。 
 
キャンプツーリングに行っていた頃は 
タイヤの左が減っていました。 
 
サイドスタンドの状態で 
リアシートに荷物を固定。 
 
左に傾いたバイクに荷物を積むので 
乗車姿勢だと右に寄るのでしょう。 
 
無意識にバランスをとるために 
左に傾ける。 
 
その結果左が減っていたのだと思います。 
 
でもハンドルのブレは 
発生しませんでしたけどね。 
 
 
ネットで検索すると 
「シミー現象」なんて名前も 
ついているようです。 
 
僕は通勤用のスクーター以外に 
なったことはありませんが 
意外に多い事例なのかも知れません。 
 
とは言え手を離さなければ 
ぶれないならば 
あまり心配はないでしょう。 
 
運転中に手を離す必要なんて 
普通は無いですから。 
 
 
両手でハンドルを持っていてもぶれる。 
 
 
それだと危険ですが。 
 
片手の時だけなら無理に直さなくても 
実害は無いですよ。