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バッ直の電源取り出しのヒューズ。容量やホルダーはある?

この記事は約 11 分で読めます。

ヒューズホルダーを使うと簡単
管理人のヒキです。 
 
今日はバッ直電源のヒューズについて 
お話をしたいと思います。 
 
バッテリーから直接電源を取り出す 
バッ直電源。 
 
作業自体は簡単なのですが 
忘れてはいけないのがヒューズ。 
 
めったにお世話にはなりませんが 
まさに万が一の時の備え。 
 
何かトラブルがあったときに 
バッテリーを守ってくれます。 
 
小さいけれど重要な部品。 
 
そんなヒューズの容量や 
簡単な取り付け方を 
順番にお伝えしていきますね。

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バッ直電源のヒューズ

ヒューズの必要性

ヒューズはそもそも必要なのでしょうか? 
 
もちろん一つは必要なのですが。 
 
取り付ける電装品に 
付いている場合もあります。 
 
その場合はバッテリーからの配線を 
新たに作らなくても大丈夫。 
 
電装品を直接繋げられます。 
 
 
ただし長く乗るつもりなら 
電源線を作っておくほうが 
役に立つかもしれません。 
 
先端をギボシ端子にでもしておけば 
他の電装品に付け替えられますから。 
 
取り付けた電装品がいらなくなったり 
壊れて付け替えたい。 
 
そんなときでも 
バッ直配線を再利用できます。

ヒューズの取り付け

ヒューズホルダーを使うと 
取付は簡単です。 

平型ヒューズホルダー
 
バッテリーのプラスに取り付ければ 
それだけでヒューズが取り付けられます。 
 
簡単ですがホルダーに 
カバーが付いているタイプは要注意。 

ヒューズホルダー
 
中にヒューズが入っているか 
確認してくださいね。 
 
空だったら通電しません。 
 
取付は間違っていなくても 
電源が入りませんよ。

容量は?

ヒューズの容量はほとんどの場合 
10Aで大丈夫です。 
 
確実なのは計算することですが。 
 
計算と言っても式は簡単。 
 
 
電力÷電圧=電流 
 
 
計算式だと分かりづらいですから 
具体的に書きますね。 
 
 
取り付ける電装品の 
消費電力を見てみましょう。 
 
箱や説明書に 
W(ワット)で書いてあります。 
 
その数を12で割ります。 
 
12はバッテリーの電圧。 
 
 
例えば純正状態で消費電力が大きい 
ヘッドライト。 

ヘッドライト H4 12V 60/55W
 
60/55Wの表記がありますよね。 
 
ハイビームで60W。 
ロービームで55W。 
 
 
消費電力の多いハイビームで計算すると 
 
60÷12=5 
 
5Aの電流が流れます。 
 
スイッチを入れた瞬間など 
一瞬だけ多く電気が流れたりしますが 
それでも2倍の10Aあれば大丈夫です。 
 
仮に7Aくらい電気が流れるなら 
15Aのほうが無難かもしれません。 
 
ヒューズの容量が分からない人は 
消費電力から計算してみましょう。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
バッ直電源のヒューズについて 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

・取り付ける電装品にヒューズがあれば 
配線にはつけなくても大丈夫。 
 
・取り付けにはヒューズホルダーを 
使うと簡単。 
 
・容量は簡単な計算で分かる。

 
ヒューズが切れるときは 
そこより下の部分で異常が起きています。 
 
バッテリーを守ることを考えれば 
プラス端子のすぐ近くに 
ヒューズがあるほうが安全です。 
 
プラス端子からの距離が長くなれば 
その間の配線に 
問題が起きるかもしれませんから。 
 
もちろんただの配線に問題なんて 
普通は起きません。 
 
でも、振動で配線がこすれて 
皮膜が破れた。 
 
破れた部分がフレームの 
金属部分に触れてショート。 
 
そんなことが起こるかもしれません。 
 
そんなときでもヒューズがあれば 
そこで回路が切断。 
 
電気が流れなくなります。 
 
 
純正配線をいじる時点で自己責任。 
 
何かトラブルが発生しても 
全部自分の責任です。 
 
メーカーが想定していない配線に 
変更するのですからね。 
 
 
だからこそ安全第一。 
 
 
最低限の安全装置であるヒューズを 
有効活用しましょう。 
 
バッテリープラス端子のすぐそばに 
取り付けるだけです。 
 
もちろん適切な容量で。 
 
容量が分からないなら 
小さくしておけば安全です。 
 
電装品に異常がないのに 
ヒューズが切れる。 
 
そうなったら大きな容量に 
変更すれば良いのですから。 
 
 
バッ直電源は一番簡単な方法。 
 
だからこそ安全装置は 
確実に取り付けましょう。

管理人の体験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
バッ直の配線は別の使い方もあります。 
 
配線の延長。 
 
これがメリットになる場合もあるんです。 
 
車種によってはバッテリーの位置が 
奥まった場所のことも。
シートだけを外しても・・・
 
ストリートマジックなんて 
バッテリー交換でキャリアや 
カウルまで外す必要があります。
バッテリーは外せません。
 
そんな奥まった場所ですから 
そのままだと充電器も繋げません。
キャリアとカウルも外しました。
 
ヒューズホルダーを繋いで 
先端をギボシ端子にしておくと 
そこに充電器を繋げます。
ギボシ端子で付け替えています。
 
マイナスはボティアースを利用。 
 
このボルトはバッテリーのマイナスと 
電気的につながっています。 
 
冬場はこうやって時々充電。 
 
寒さでバッテリーが弱りますからね。 
 
 
キックもついているので 
最悪エンジンはかけられますが。 
 
1週間も乗らないと 
簡単にはかかりません。 
 
 
発売から年数が経過した車両。 
 
オートチョークがよく効かないので 
エアクリーナーを手でふさぎながら 
セルを回しています。 
 
空気の量を減らして 
燃料を濃くするためです。 
 
手動のチョーク。 
 
キックだとそんなことできませんから 
簡単にはエンジンがかかりません。 
 
充電器用の延長配線として 
バッ直のヒューズホルダーが 
役に立っています。 
 
 
普段はリレーにつなげて 
キースイッチ連動の電源。 
 
ギボシ端子を外せば 
プラスからの延長線。 
 
こんな使い方をする車種は 
限られるでしょう。 
 
とはいえ長く乗るなら 
思いもしない使い方が 
必要になるかもしれません。 
 
電源取り出しは今後のことも考えて 
使い勝手を良くしておきましょう。