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高速道路でトラブルが起きた場合の対処法を知っていますか?

この記事は約 8 分で読めます。

管理人のヒキです。

今日は高速道路でのトラブル時の
対処法についてお話をしたいと思います。

初心者の方はもちろん
ベテランライダーでも意外と
知らなかったりする事だと思います。

走る機会が少ないうえに
更に重大なトラブルとなると
滅多に起きませんからね。

それも踏まえて
万が一の事態が起こったときのことが
書いてあるサイトだと
覚えておいて貰えれば良いので
お伝えしていきたいと思います。

手順は忘れても
手順が書いてあるサイトが
あることだけは覚えておいて下さいね。

 

まず結論から言うと
自分の命を守る事を最優先に考えて下さい。

 

「そんなのあたりまえでしょ」
と思われるかもしれませんが
その当たり前の事が
知識がないと出来ないんです。

 

僕もバイクでのトラブルは
経験がありません。

でも、車に乗っているときに
タイヤがバーストした経験はあります。

バーストの痕

ホイールの丸で囲ったところに
傷があるのが分かるでしょうか?

その後タイヤ交換しても
空気が漏れてしまいました。

バーストしたその時は焦りましたが
無難に対処できました。

 

・・・と言いたい所ですが
後から調べてみると出来ていませんでした。

 

しかもわりと文字通り
致命的な事になりかねないミス。

知識さえあれば防げたミスでした。

そんな事もこれからお話ししていきますね。

 

大前提として
高速道路に乗る前に日常点検はして下さい。

特にタイヤの空気圧は必須ですよ。

 

「バーストさせたお前が言うな!!」
と思われる事は百も承知です・・・。

 

一応言い訳しておくと
確認してから高速道路に行ったんですよ。

近所のガソリンスタンドで燃料を満タンにして
空気圧もチェックしました。

その時にバーストしたタイヤだけは
低めの空気圧だったんです。

今思えばパンクしていたのでしょうね。

 

タイヤの空気圧が低下していても
特に四輪の場合はなかなか気づきません。

一般道のスピードだと尚更です。

 

バーストさせた時も
一般道だと違和感は全くありませんでした。

 

ところが高速道路にのって
100キロくらいまでスピードを
上げはじめたとき。

車体がふらつくようになりました。

なんかハンドルをとられて
真っ直ぐ走れないんです。

何かおかしいので次のSAに寄って
ガソリンスタンドで見てもらおうと
80キロくらいまでスピードを落としました。

遅いですから当然一番左の車線です。

 

その判断だけは正解でした。

 

しばらく走っていたら突然
もの凄いロードノイズ。

 

運転中は何が起きたか分かりませんでしたが
タイヤがバーストして脱落。

ホイールで走っている状態でした。

 

もの凄い音でしたから
すぐにハザードをつけて
路肩に車線変更。

ゆっくり減速しながら
非常電話を目指しました。

非常電話は通常だと
1kmごとに設置してあります。

これは後から調べました。

そこからバーストした事を伝えました。

 

非常電話だと場所を伝えなくても
分かってもらえる利点があります。

 

高速道路なんて普段通らないですから
自分の現在位置なんて
正確に伝えられないですよね。

非常電話まで行けずに
携帯電話で連絡する場合は
路肩にあるキロポストの数字を伝えましょう。

 

さて、問題はここからです。

 

と言うか、この時点で
既に手順が間違っていました。

NEXCO東日本のホームページによれば
後続車に合図を送って
自分の安全確保をしてから連絡です。

 

この後続車に合図がバイクだとやっかいです。

 

車の場合は発煙筒がありますよね。
それをつけて停止表示機材を設置します。

赤い三角形のやつです。

高速道路上でやむを得ず停止した場合は
停止表示器材の表示が
義務付けられているんです。

バイクでこれを持っている人は
ほとんどいないでしょうね。

 

バイクだったらハザードをつけて
なるべくガードレールよりに止めるのが
現実的な方法でしょう。

違法だと言われればそれまでですが。

 

この後が重要です。

 

ガードレールの外に避難して下さい。
自分はこれができていませんでした。

 

ガードレールの外で
故障車より後方に避難する事が重要です。

前方ではなく後方です。

 

前方にいると後続車に追突された時に
車が飛ばされてくる可能性があるから
非常に危険なんです。

 

「路肩に止まっている故障車に追突なんかしないよ」
と思いますよね。

自分もそう思っていましたから。

 

ところが意外にこの事故が起こるそうです。

 

高速道路だと前の車を目印に
走ってしまう事が原因だそうです。

こう言われるとちょっと納得しませんか?

前の車を目印にして走るので
止まっている車を目印にしてしまう。

結果として追突してしまう。

 

だから故障車から離れて
ガードレールの外。

なおかつ後方に逃げる事が重要なんです。

追突された車は前に飛ばされますからね。

 

・追突を防ぐためにまず後方に合図。
・安全な場所に避難してから連絡。

この順番が正解です。

非常電話を使う場合は
少し過ぎた所に停車すれば良いわけです。

 

連絡すれば高速隊や
交通管理隊が来てくれます。

JAFを呼んでもらう事もできます。

 

交通管理隊が来てくれても
復旧作業はしてくれません。

停止板を置いてくれたりして
安全確保はしてくれましたが。

バーストした時はスペアタイヤに
自分で交換しました。

自分で作業できない人は
ロードサービスを呼びましょう。

 

そう言えばタイヤ交換後も
次のインターまでは路肩を走ったんです。

厳密には違法ですから交通管理隊の人が
警察に連絡していました。

その後は後ろを走ってくれて
インターまで無事に走行できました。

後方の安全確保をして貰えたので
非常に安心できました。

ありがたいことです。

 

バイクだと発煙筒も停止表示機材も
ない人が多いですよね。

ハザードや、ウインカーを点けて
ガードレールのそばに止めたら
直ぐ外に逃げる。

バイクも大事ですが命の方が大事ですから
自分の身を守る事を最優先にしましょう。

自分が無事なら又バイクに乗れますからね。