バイクでプロテクターは必要か？安全にはお金も時間もかかる

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管理人のヒキです。 
 
今日はプロテクターについて 
お話をしたいと思います。 
 
万が一の事故の時に 
体を守る物がないのがバイク。 
 
プロテクターは絶対に必要でしょうか？ 

 
安全と安心は別ですけどね。 
 
 
バイクに乗るときは 
プロテクターが必須という人もいます。 
 
事故のことを考えれば 
有ったほうが良いのは間違いありません。 
 
でも、どんなことにも 
メリットがあればデメリットもあります。 
 
プロテクターの長所と短所。 
 
順番にお伝えしていきますね。

プロテクターは本当に必要か？

プロテクターの長所

まずはプロテクターのメリットから。 
 
これはもう考えるまでもなく 
体を守ってくれることですね。 
 
事故などで転倒したとき。 
 
道路に投げ出されたり 
物にぶつかったり。 
 
そんな時のケガを軽減してくれます。

プロテクターの短所と対策

次にデメリット。 
いくつかありますが 
 
・付けるのに手間がかかる。 
 
・重い、暑い。 
 
プロテクターの装着を迷う人は 
このあたりが理由だと思います。 
 
ジャケットに入っていれば 
付ける手間はありません。 
 
着るだけで上半身は大丈夫。 
 
ライディングパンツも持っていれば 
下半身もはくだけですみますね。 
 
付ける手間だけなら 
こんな対処方法もありますよ。 
 
 
問題は重さと暑さ。 
 
こちらは対処法がありません。 
 
 
プロテクター1個で考えれば 
たいした重さではありません。 
 
でも、数が増えると 
無視できない重量になってきます。 
 
肩、ヒジ、胸、背中。 
 
これらの分ジャケットだけより 
重くなります。 
 
バイクに乗るだけなら 
それほど気になりませんけどね。 
 
出先でバイクを降りて歩く。 
 
特に山を歩く場合は 
無視できない重さですよ。 
 
 
僕が一番感じるデメリットは暑さ。 
 
もちろん冬は暖かいので 
気になりません。 
 
 
問題は夏。 
 
表面が樹脂製のプロテクターは 
風を通しません。 
 
それだけでも暑いのに 
内側の素材はやわらかく 
保温性があったりします。 
 
付けているだけで汗をかく。 
 
そんな季節は付けたくなくなります。 
 
 
夏用のメッシュジャケットなどは 
プロテクターも工夫されています。 
 
風を通す素材だったり 
樹脂に穴があけてあったり。 
 
快適にはなりますが 
防御力は悪くなります。 
 
付けていないよりマシと考えるか。 
 
我慢して防御力をとるか。 
 
どちらを選ぶかは考え方次第ですね。 
 
 
金銭的なこともあります。 
 
体を守る物ですからしっかりした作り。 
 
上半身で肩、ヒジ、胸、背中。 
 
下半身で腰まわりとヒザ。 
 
全身そろえたら 
それなりの値段になります。 
 
もちろんそれで体が守れるなら 
安い買物でしょう。 
 
でも、実際に使うかは分かりません。 
 
あくまで保険。 
 
事故や転倒がなければ 
ムダな出費になってしまいます。 
 
バイクの任意保険も 
補償を手厚くしたら 
保険料が高額になりますよね。 
 
どこまで備えるかは人それぞれ。 
 
プロテクターの必要性も 
よく考えて決めましょう。

まとめ

ここまで長文にお付き合い 
ありがとうございます。 
 
プロテクターの長所と短所を 
お話ししてきました。 
 
簡単にまとめると 

 
数だけで見れば 
デメリットの方が多いです。 
 
でも、メリットは自分の体。 
 
時間もお金も使う価値があります。 
 
とは言え現実的には 
どちらも無限に使えません。 
 
どこかで妥協も必要です。 
 
 
プロテクターは保険と一緒。 
イザと言うときにあれば助かる。 
 
そういう物だと思っています。 
 
バイクの任意保険や生命保険も 
可能性を考えたらきりがありません。 
 
「命にかかわることだから。」 
 
「ケガや病気で入院するかもしれない。」 
 
「医療費や生活費が費用になるかもしれない。」 
 
 
実際にそうなったら保険に入っていて 
良かったと思うでしょう。 
 
そのかわり保険料は高額に。 
 
全てのことを想定していたら 
保険料を払いきれないでしょう。 
 
 
プロテクターも同じです。 
 
時間、お金、快適性。 
 
これらを犠牲にしても 
守りたいと考える場所。 
 
そう言うところには 
プロテクターが必要です。 
 
どこを守って 
どこをあきらめるか。 
 
自分でしっかり決めてください。

管理人の経験談

最後に僕の経験をお話ししますね。 
 
プロテクターは無理のない範囲で 
使っています。 
 
ライディングジャケットを着る季節なら 
上半身はそれなりに。 
 
特に冬用はオプションの 
胸も入れています。 
 
 
でも、真夏はほぼノーガード。 
 
ジャケットを着ないで乗る時期も 
短いながらあります。 
 
そんな時期は長袖Ｔシャツ一枚で 
乗っていたりします。 
 
プロテクターが必要だと思う人なら 
 
「そんな薄着でバイクに乗るなんて 
ありえない。」 
 
そう思ってもおかしくないですよね。 
 
 
万が一の備えも大事ですが 
快適に乗ることも重要だと思っています。 
 
真夏で気温が40度近く。 
 
エンジンの熱がスゴイ大型バイクだと 
乗る気も失せる暑さです。 
 
黒いヘルメットに黒いバイク。 
 
触るだけでヤケドしそうな暑さ。 
 
薄着でも汗が止まりません。 
 
 
そんな時にプロテクターを付けていたら 
どうなるでしょうか？ 
 
 
暑さで集中力もなくなるし 
熱中症や脱水症状の危険も。 
 
事故の備えも大事ですが 
事故にあわないことも重要です。 
 
不快な状況で乗り続けるより 
結果的には安全だと思っています。 
 
このあたりは考え方次第ですけどね。 
 
そもそもケガを軽くしたいなら 
車に乗るべきです。 
 
金属に囲まれていますから。 
 
弱いと言われる軽自動車だって 
バイクに比べたら安全です。 
 
 
どちらにせよ結果論でしか語れません。 
 
僕は今まで大きなケガをしていないから 
こんなことを言っているだけ。 
 
事故で大怪我をしていたら 
プロテクターは必須だと言うでしょうね。 
 
 
ケガは自分持ち。 
 
バイクに乗るときに 
どこまでの装備をするか。 
 
自分で納得のいく結論を出しましょう。